Re:シルの日々の戯言。

散財が生き甲斐になりかけている、デジタルガジェット大好き自称黄色いネズミの戯言。

調べてたらTurbolinux Client 12.5を発掘した

仕事中、調べ物をしていると何やらTurbolinuxが未だに生き延びている模様と言う事を知り、興味津々でコネコネしてみた。・・・いやぁ、調べ物でWikipedia見ると何故か時間が無くなるんですよねぇ(仕事しろw)*1
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Turbolinuxってなんぞ?新興Linuxか?

Turbolinux - ターボリナックス
一応、由緒と呼べるかしらんが歴史はそこそこある有償ディストリビューションです。
Turbolinuxの歴史などはWikipediaさん参照plz

一応、オイラは過去に右も左も分からないままTurbolinux 4.0を購入し無事挫折*2、その後Turbolinux 10をLibretto L2にねじ込み常用してたので、*3「あぁ、まだ生き残ってたのか・・・」と妙に懐かしくなりましたの。そう言えばTurbolinux10のコードネームがsuzukaだったので割と極めて一部の界隈で擬人化され、Turbolinux10のとある参考書籍ではSuzukaなるアンドロイドなおにゃのこになってましたねぇ・・・

Turbolinux 10 Desktopマニアックス―コードネームSuzukaを攻略せよ!

Turbolinux 10 Desktopマニアックス―コードネームSuzukaを攻略せよ!

閑話休題、どちらかと言えば日本語*4に強いディストリビューションで、製品版だとリコーフォント+ATOKが入っている素敵ディストリビューションです。
但し、今はCentOSやらUbuntuやらがデフォルトで素敵な状況になってるため、積極的に利用しようというディストリビューションでは無いですね。・・・Wikipediaさんにも同じこと書いてあるw*5
そんな影響で、Amazonさんでも現行のTurbolinux Clientは取り扱いが無く、直販でライセンスコード販売のみの惨状となっている模様です。www2.turbolinux.co.jp

ちなみに、現在公開されているTurbolinux Client 12.5は2012年頃リリースの模様。・・・2015年8月までは無償で面倒見るよ!って断りで公開されたのですが、この記事を書いているのが2015年6月中旬・・・。

\(^o^)/*6

いや、EOEL(銭取る特殊サポート)はまだ先ですが、どうやら一般人が利用するにゃ期限切れのOSのようです。・・・まぁ、興味本位で入れてみますけど(・ω<)

ん?有償版?

現行のTurbolinuxは、リコーフォントやATOKを利用したい場合はライセンスコードの購入、単にお試しで使ったり、そもそもフォントもATOKイラネってユーザー向けに基本無料になってます。最近のソーシャルゲーム見たいにフォントやATOKが課金アイテム見たいだね(・ω<)

Turbolinux Client 12.5ダウンロード - Turbolinux Client 12.5:Client Linux OS

そんなこんなで無償で使わせて頂けるので、チョット試しにコネコネしてみましょう。上記のページから落としておきませう。

Parallels Desktopに突っ込むよ!

例の如くParallels Desktopさんカモーン!

Parallels Desktop 10 for Mac Retail Box JP

Parallels Desktop 10 for Mac Retail Box JP

動作環境については、一応資料があるので参照。ただ、Pentium4 1GHz以上/RAM 512MB以上/ディスク5GB以上推奨と2015年6月時点ではよっぽどのジャンク品で無ければ安心な要求スペックとなっております。

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ISOを落として仮想PCに突っ込んだ最初の画面、自動で勝手に動きますが、デフォルトのTurbolinuxを選択すればおk

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若干カッコイイ画面が続きます。見た目が綺麗でイイね!

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前言撤回、デスクトップが表示されるとアンチエイリアスが効いたり効いてなかったり、でも使用許諾はまるでWindowsデフォルトフォントで表示させたかのような残念フォント。
話が脱線したwとりあえず読んだことにして「同意する」を押しましょう*7

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なんか情報送信してもおk?と効いてきますが、ご自由に。この画面は「キャンセル」押下でもインストールするのに支障はありません。

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turbolinuxさんのホームページが表示されるので閉じましょ。

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Live DVDになってるので、こんな感じになってます。・・・タイムゾーンが適当になってるので時刻が変ですが気にしない方向で・・・。
インストールする場合はデスクトップ上の「ハードドライブにインストール」をダブルクリックします。

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基本的にダイアログに従い進めていきます。次ボタンをクリック。

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キーボード選択。・・・106とかじゃ無くて実質的に言語選択ですねこれ・・・。次ボタンをクリック。

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ネットワーク周りの設定。基本的にDHCPでIPを取得するのでデフォルトの設定のママ。個人の環境だけどIPアドレスは全部手動管理って人は編集ボタンを押すと行けると思います。ホスト名も適当に決めれるみたいですが、今回はデフォルトのlocalhost.localdomainのまま。次ボタンをクリック。

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タイムゾーンの設定。デフォルトのままで大丈夫。次ボタンをクリック。

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管理者IDであるrootのパスワード入力。適当に入力して次ボタンをクリック。

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なんか出た場合は問答無用で「はい」をクリック。*8

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パーティションの設定画面、Windows共存させたりする場合は面倒臭いことになるけれど、とりあえず試しに突っ込む場合は、そのまま次ボタンをクリック。

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ハードディスク初期化の最終確認、「変更をディスクに書き込む」ボタンをクリック。

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勝手になんか始まります。処理が終わるまで放置。

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通常使うユーザーの作成をします。必要事項を記入の上(ちょw)次ボタンをクリック。一般家庭の環境では「ネットワーク(ry」のボタンは押さないので気にしない!*9

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コングラッチュレーション!「閉じる」ボタンクリック。

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まだDVDからLinuxが動いてるので再起動。Windowsチックに左下のSTART→ログアウトをクリック。
メニューが出るので「コンピュータを再起動」ボタンをクリックする。

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実機だと「Press Enter to continue:」と表示されたタイミングでDVDが排出されると思われます。

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再起動されると今度はHDD/SSDから起動します。基本放置で勝手に動き出します。

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歓迎画面が表示されます。先ほど作成した通常使うユーザーを指定し、パスワードを入力したら地獄のミサワレベルでEnterキーを「ッターンッ!」します。

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サウンド関連が自動認識されてればなんか若干カッコイイ音が鳴り響きます。インストール成功、おめでとうございますw

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しばらくするとなんか「パッチ出てるから充てろ!」って言われるので「Install all updates」ボタンをクリック。

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管理者権限が必要になるので、インストール時に設定したrootユーザーのパスワードを入力し「認証する」ボタンをクリック。

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バックグラウンドで勝手に実行されます。・・・今回は検証メインなのでこのまま放置。

雑感

  • デスクトップはKDEかな。Windowsチックな使い勝手なので、Windows XPからの乗り換えには良いのかも知れない。・・・コレ書いてる1.5ヶ月後にはサポート打ち切りになるけどw
  • フォントのアンチエイリアス、統一しようぜ。全部効かすか、全部無効。中途半端で個人的に嫌い。*10
  • デフォルトのブラウザはFirefox互換のWebnavi、知らん子だなぁ・・・(Firefox派生ですし、漏れChrome派ですし)

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  • 仮想環境で動かしてるので、サクサク動いてくれます。
  • ただ、2015年6月の時点では全体的にパッケージ類が陳腐化している雰囲気。
    • シルベさん大好きなChromeを入れようとするとすごく手間が掛かりそうな気がする。
  • 地味にデフォルトでAdobe Reader9が入ってる。
    • Linux版は既に提供終了となってるので、デフォルトでPDFビュアーが入ってるのは若干有り難いかな。

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電源を切るまでが検証です。

一応電源の切り方。さっきの再起動とほぼ同じだけど。

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左下のSTART→ログアウトをクリック。

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「”ユーザー名”のセッションを終了」と若干怪しげな日本語のメニューが出てくるので、「コンピュータを停止」ボタンをクリック。

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カッコイイ画面がシャットダウンをお知らせしてくれます。

*1:いや、チャンと仕事やってますよ!

*2:DECのUNIX環境触れてて、勉学の為にC言語コンパイル環境が欲しく、Unixの親戚ってレベルでしか無い知恵でLinuxに手を出して一度Linuxで爆散してる歴史があったりするのですw

*3:当時はUSB起動なんて無かった時代、純正のCD-ROMドライブで起動させ、PCカードの11bな無線LANカードをねじ込んでTOSHIBAファーック!と言いながらWindowsデバイスドライバを強引にRapper噛ませて充てて使ってたような記憶が微かにw

*4:厳密には2バイト文字を利用する国々がターゲットのようでした

*5:企業だとRHEL、お金がないトコはCentOS、最近のイケイケ系でLive配信系はUbuntu系を利用しているって話を小耳に挟んでて、TurbolinuxのTの字さえ見かけませんね;

*6:どう見てもEOL直前です、本当にありがt(ry

*7:本来は読まなきゃ駄目なんだろうけどな;

*8:多分1つもパーティションが無い新品HDDにturbolinux突っ込もうとすると出るんじゃ無いかな。

*9:不備があれば教えてくれると思うw

*10:オイラはMacに慣れた関係上、アンチエイリアス効かせて滑らかフォントの方が好みだけど、コンピュータ関連ではよくある宗教戦争の一つに関連するのであまり大きな声で言わないほうが良い懸案かと思われる・・・