Re:シルの日々の戯言。

散財が生き甲斐になりかけている、デジタルガジェット大好き自称黄色いネズミの戯言。

サンデーうぇぶりの「魔王城でおやすみ」が愛おしすぎてツラい

2年振りくらいに「アニメ・漫画・書籍」タグを付けた上、通算5度目の付与*1ですが・・・、・・・まぁそのくらい気に入った漫画です。

最近はコンビニで(少々マナーが悪いですが)立ち読みしても気に入った漫画を見つけられず、ヲタ的な感性落ちちゃったのかねぇ・・・と思っていると、まさかWebコミックで興味津々な漫画が出てくるとは・・・。

ひょんな拍子からサンデーうぇぶりなるコンテンツにたどり着き、その中から「魔王城でおやすみ」なるコミックを知り、気付けば本日Kindle配信の第2巻を本日(2017/2/3のKindle版配信開始日)0時に発注して夜更かしして読み耽る自体と相成りました。

魔王城でおやすみ(1) (少年サンデーコミックス)

魔王城でおやすみ(1) (少年サンデーコミックス)

魔王城でおやすみ(2) (少年サンデーコミックス)

魔王城でおやすみ(2) (少年サンデーコミックス)

↑のサムネを見る限り萌え豚向け作品か?

詳しくは買って欲しいですし、Webで最新2話+第1話〜第3話が公開されてるので見て頂きたいのですが・・・
www.sunday-webry.com
王国の姫さんが魔王に拐われて勇者が助けに行くお話・・・の姫さん視点のお話です。*2

もうチョット具体的に言うと、囚われの身になった姫様(スヤリス姫)ですが、人質なので(一国の姫様と言うこともあり)大変丁重な扱いを受けてるものの、寝る以外にすることがないので睡眠を追求する・・・と言うお話です。
あぁ、ここまで綴っておいて今更ですが、ギャグ漫画です。姫様は可愛くて、一部のモンスターはなかなか愛嬌があるどころか愛らしいキャラクターばかりですが、ギャグ漫画です。

快眠を求める姫様がなかなかゲスい

この姫様(スヤリス姫)*3は安眠の為には容赦無く魔物に手を出し、蘇生可能*4と分かれば結構な無茶をするトンデモナイ姫様です。
ある時は愛嬌のある魔物を手懐け、ある時は魔物を切り裂く、貴方は本当に囚われの姫ですか!?と突っ込みたくなるような、そんな姫様です。*5

最新話の段階では、魔王城を単独脱走可能*6までに装備や能力をなんだかんだで身に着けているにも関わらず、魔王城での安眠に多くの魔物に手を出し、あろうことかゲームバランスを最重要視している魔王の宝物庫でやりたい放題し、勇者の行動を間接的に妨害*7すると言う、可愛い見た目とは裏腹にトンデモねえ姫様です。

そんな姫様の被害者が下級魔物から魔王まで様々

綿を求めてヌイグルミのようなモンスターを手懐け、シーツを求めて一反木綿のような魔物を『狩り』*8、(色々至る経緯はあるものの)ア●パ●マンシステムチックな僕の顔をお食べ的モンスター(毒)の顔を食べ尽し、空きあらば宝物庫や書物庫から物を拝借する。
挙句の果てに言葉が足りずに妙な誤解を生み魔王さんさえも尋常では無い精神ダメージ*9を与える始末。

普通の作品であれば人質であろうと流石にブチ切れて処刑されそうなもんですが、*10それでも「人質だから仕方ない、我慢我慢」と流されてるようで、結果的に魔王城の住民ほぼ全てが姫様からの何らかの被害を受けているような状況です。

第3巻はよぅ!または毎週水曜日はよぅ!

姫様の傍若無人っぷりが非常に面白く、週刊連載なので更新される毎週水曜日が非常に楽しみです。
また、まだ第2巻が出た直後ですが、続きの第3巻が一日も早く読みたいと思っています。

しかし、なんというか、久し振りに漫画で個人的なツボにハマる作品に出会えてなかなか幸せです。最近マンガはコウノトリか数年に1度発行される棺担ぎのクロの2作品*11しか購入していないので、新たなラインナップが加わりチョットだけ心がピョンピョンしています。

コウノドリ(16) (モーニング KC)

コウノドリ(16) (モーニング KC)

もし可愛い絵柄のギャグ漫画を読みたいと言う方は、是非とも「魔王城でおやすみ」を買って読んで見て下さい。私がステマどころかダイマで1本戯言日記を書いちゃうレベルなので、きっと楽しめる作品だと思います。

*1:秋葉原に毎週どころか(仕事終わりに)毎日のように行っちゃってる身分ですが、デジタルガジェット派なので案外漫画は見てません。アニメはリアルタイムで見るのがツラいので基本的に見てないです。・・・まぁ、ある程度の情報はWeb経由の情報で何とかなっちゃうんで追えなくは無いんですよねぇ・・・。

*2:一般的には勇者側をクローズアップして、勇者カッコイイ!仲間の魔法使いの女の子可愛い!・・・的な話にすると思うのですが、この作品では拐われてしまった姫様の監禁先での日常生活(!?)を描いた作品です。

*3:年齢は明記されていませんし、若干幼く「ぺったんこ」なように描かれてますが、第1巻のページ間で書かれたオマケ絵の踊り子衣装を見る限りそれなりにおっぱいはあr(ry

*4:RPGでよくある「おぉ勇者よ、死んでしまうとは情けない」と言う意味合いでの蘇生です。

*5:そして何故かキワドイ発言をする。なんで顔に付いたシーツの後を「木ノ葉(の忍者)」とか、白いアザラシ型モンスターに「ごまch(ry」とか、他の出版社のネタに触れちゃうのかと。

*6:牢からの脱出には既に第1話の段階で成功している模様。後に魔物も「まーた姫様が脱出してるよw」と慌てること無く日常茶飯事な出来事として受け入れてしまうレベル。

*7:ゲームバランスに配慮し、適度なタイミングで勇者のレベルアップや冒険の手助けアイテムを宝箱に忍ばせようとする、ゲームクリエイターとしては大変優秀な魔王って時点でツッコミどころ満載なんですが、まぁそんなアイテムを尽く安眠グッツに利用してしまい、ゲーム難易度がベリーハードとなっている模様。さすがの魔王軍もこれには(ストーリが進まないと)苦笑するばかり。

*8:文字通り、一応蘇生可能なレベルには生かしてくれる模様。但し生存可能なレベルと言うのは本人の意図では無い模様。

*9:超ダメージは最新の第2巻に掲載されてますが、それ以前にこの魔王さんは姫様を拐ってきた割には異性に対してチョットウブ過ぎませんかね・・・。

*10:一応、蘇生してくれる人(魔物)はいるので姫様が誤って死んでしまった場合は蘇生してくれます。あまりに酷いと(蘇生させてくれることを当てにして軽々しく死の危険を伴う行動を取ると)DQ4のAIに対する命令のオマージュで超叱責されます。

*11:ちなみに、実際の「書籍」としては棺担ぎのクロしか購入していません。これらの他には湾岸ミッドナイトを第1巻からチマチマ月に2〜3冊のペースでKindleで購入しているくらいですね。いや、C1の方は書籍で購入してますが、悪魔のZがメインの方は手が出なくて・・・