ここ最近、なんだかんだで格安SIMと言うか、格安スマホと言うか、とにかく安価に使えると世間一般を賑わせている今日この頃です。
しかし、格安SIM+スマホを実際に導入しようとした際、何が必要となり、最終的にどのくらいのコストが発生するのかは、格安SIM(MVNO回線)を利用している私も考えてみればあまり意識していませんでした・・・。*1
じゃあ、実際にどのくらいの費用が発生するのか調べましょう。両親にスマホを持たせようと思い立ったので、とりあえず色々と買ってみましょう。*2
格安スマホ導入時に必要となるもの
基本的な部分ですが、まず格安スマホを導入しようと言う場合に何が必要になるのか?
最初に必須となるモノについて綴っていきましょう。
- スマートフォン
- 格安SIMカード
とりあえずは、スマートフォン本体と格安SIMカードの2つがあれば良いのですが・・・、・・・以下の2点も購入しておいたほうが良いかも知れません。
- 液晶保護フィルム
- スマートフォンの画面保護フィルムです。わずか数百円で液晶へのキズを防げるので、購入する価値はあります。
- 本体保護ケース
- スマートフォンを包み込むように、落下時のダメージを防いでくれる大切なオプションです。是非買いましょう。
- 但し、ケースがあるからと行って必ずしも液晶の破壊を防いでくれる訳では無いので要注意。
個人的に格安スマホを使おうとする場合は「スマートフォン」「格安SIMカード」「液晶フィルム」「本体保護ケース」の4点が一般的には必須事項となるのでは無いかなぁ・・・と考えています。*4
今回の選定と実際に発生した費用のお話
早速今回選定した機種と、購入したモノ、最終的に発生した初期費用について綴ってみましょう。
スマートフォン
今回選定した機種は、先日Androidタブレット騒動の時に後釜として気になっていた機種の1台であるFREETEL SAMURAI REIと呼ばれる機種です。
【ジャイロセンサー搭載】FREETEL REI 麗 (メタルシルバー)
- 出版社/メーカー: FREETEL(フリーテル)
- メディア: エレクトロニクス
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一応、新興国産メーカー(但し中身は中華のOEM)で、非常に軽量(130gチョット)、Android 7.0へのアップデートが約束*5されているにも関わらず、新品で約2.5万円、中古だと約1.8万円と非常にコスパの良い機種です。
juggly.cn
本音を言うと、予算面でHUAWEI P8Liteが大変気になっていましたが(秋葉原イオシスで展示品12,800円、未開封品でも14,800円と正真正銘文字通りの格安スマホ)、Android 7.0アップデートの提供予定が全くの不明の未定状態なので手を出すことが出来ませんでした・・・。
格安SIMカード
今回はスマートフォンをFREETELにしたので、格安SIMカードもFREETELにしてみました。*6
今回はガラケーに加えてスマートフォンを持たせようと言う魂胆なので、データ通信専用プランを選択します。人によっては電話も格安スマホにまとめてしまおうと考えている方もいるかと思いますが、その場合は通話対応プランを選択しましょう。
月々の維持費を抑えるために、最安で299円で利用出来る「使った文だけ安心プラン」を選択し、更に節約モード*7を常にON、これでワンコイン以下で運用出来ます。
なお、データ通信専用プランの格安SIMカードを購入する際はSMS対応*8と書かれたモノを手に取るようにした方が良いと思います。
理由は色々とありますが、SMS非対応の場合は電波強度(一昔前で言うところのアンテナ3本線マーク)が表示されなかったり、スマートフォンのバッテリーが極端に持たなかったり、何かと問題が発生します。SMS利用に月額140円ほど維持費が上がってしまいますが、無用なトラブルを避ける為にもケチってはいけない部分です。*9
液晶保護フィルム
スマートフォンに合わせて購入しますが、今回は予算を抑えるために店員に選定して頂きました。・・・「一番安いヤツで!」と条件を付けて。
レイ・アウト FREETEL SAMURAI REI 液晶保護フィルム 指紋防止 反射防止 RT-FREF/B1
- 出版社/メーカー: レイ・アウト
- 発売日: 2016/06/10
- メディア: エレクトロニクス
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普通のフィルムに加えて、最近流行りの液晶周辺部が湾曲しているラウンド液晶なので予想以上に液晶周辺部分が保護されていないので、注意してスマートフォンを扱いましょう。
本体保護ケース
同じくスマートフォンに合わせて購入しますが、店員チョイスです。・・・同じく「一番安いヤツで!」と言う条件付きで。
レイ・アウト FREETEL SAMURAI REI ハイブリッドケース/ブルー RT-FRECC2/A
- 出版社/メーカー: レイ・アウト
- 発売日: 2016/06/24
- メディア: エレクトロニクス
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単なるTPU樹脂ケースです。フレームや背面からの落下にはある程度耐えてくれそうですが、液晶面から落とすと悲しい結末になります(経験者は語る)
格安スマホ導入時コストについて
長らく綴ってきましたが、格安スマホを導入しようとした場合のコストについて晒していきましょう。なお、全て税込み金額です。
合計金額は23,240円です。
スマートフォン本体を中古購入したため、ある程度費用は抑えられました。ちなみに今回購入したFREETEL SAMURAI REIはメーカーサイトから購入したとしても税込み22,161円なので、スマートフォンは直販で購入しても良いかと思います。*10
なお、格安SIMカードの購入費はFREETEL以外を選択したとしても対して大体3,000円くらいの金額になるので変化はありません。
この金額に加えて、購入した格安SIMカードの契約プラン次第ですが月額維持費がいくらか発生します。ただ、コストを突き詰めなければ大体大手通信キャリア(docomo/au/softbank)よりも月額維持費は安くなります。・・・この話を持ち出すと安かろう悪かろうな部分まで綴らないとイケナイ気がしますが、今回の戯言日記は初期導入コストについて綴っているので、格安スマホに手を出した場合の問題点などは他の猛者に任せるか、別の機会があればその時に戯言として残そうかと思います。*11
*1:私の場合、回線はMVNOだけど、実質的にハイエンド機種ばかりに手を出しているので全然格安感が無い・・・。いえ、1ヶ月コミコミ1,000円チョットで回線保持出来ているので十分安いのですが・・・。
*2:結局散財する理由付けじゃないか!
*3:猛者の方々からすると何が原因かは容易に分かるかと思いますが、早い話がGPS測位に大変時間が掛かります。
*4:よく見るとmicroSDが含まれていなかったりするので異論は認めますが、最低でもこの4点は個人的には欲しいところです・・・
*5:購入に踏み切った理由はこの一点に尽きます。アップデートが提供される=ある程度のメンテナンスはなされるので、自分の手が届かない場所で運用するにはありがたい話です。・・・もっとも実家側ではスマホのアップデートを放置することが多いので結局帰省したタイミングで手を入れてるんですけど・・・。
*6:普段はOCNモバイルONEを利用していますが、流石に110MB/日を2回線でシェアするのは無理があるのに、もう1回線はデータ通信量的に無理・・・。
*7:他の格安SIMで言うターボモードとか、高速通信モードの類です。但し、FREETELさんの場合は標準が高速通信モード、節約モードを設定することで高速通信すること無く、データ通信を浪費せずに済むので支払料金のランクが上がらず安価に維持することが出来ます。
*8:大雑把に言うなら電話番号を用いたショートメッセージサービス、LINEとか利用する際の認証で使われたりします。
*9:その為、私の場合は税別439円の維持費になる予定・・・ですが、何やら総合満足度No.1受賞記念キャンペーンの実施中らしく、299円引きらしいので1年間は140円で運用出来そうです。
*10:仮に新品で買った場合は合計金額が27,257円となります。・・・どちらかと言うと、こっちの金額の方が格安スマホ導入時の必要コストとしては適切な金額かも?
*11:軽く触れると、携帯メアドが格安スマホと言うか格安SIMでは存在しない・LINE初期登録時の年齢認証が通らないなど。