Re:シルの日々の戯言。

折れた心が少しだけくっついたから何かを綴ってみるテスト。

アパホテルの公衆無線LAN環境が酷かったのでトラベルルーターのWMR-433W2を買ってた(過去形)

先に愚痴った通り、緊急事態宣言下でも絶対働かせるマン計画によりアパホテル暮らしをしていました。週末を迎えて帰宅中+カレンダー通りの休暇予定ですが、うまくお休みを頂き出社日数を抑えたのでGW明けまでは再び電車通勤の予定です・・・。*1
sylve.hatenablog.jp

一応ビジネスホテルなので各個室に無線LAN・有線LANが完備され、有線LANの速度も(コロナ影響で需要減により宿泊客の絶対数が少ないこともあり)上り・下り双方とも90Mbpsくらいは出てくれますが、無線LANに関しては非常に酷いものです。
提供される無線LAN環境は2.4GHz帯*2なのは良いのですが、各個室にアクセスポイントが存在するようで(Wi-Fi Analyzerで見ると)1つのチャンネルに5つ~6つほど重なっている有様です。自分の滞在するフロア+上下階の個室からダダ漏れで、電波干渉が半端ない有様です。その結果、無線LAN経由で通信速度測定アプリを動かすと下りが1Mbps〜3Mbps前後、瞬間最大値で30Mbpsですが状況次第では1Mbps以下と速度が安定しません。

ネット中毒者ではありませんが、今のご時世には厳しい速度で不安定なのは流石に辛いものがあります。どのくらい不安定かと言うと、Twitterで表示される画像がなかなか表示されず、下手をするとMVNO回線の低速モードよりも酷い有様です。

有線LANは安定しているのに無線LANが不安定、それなら有線LANを無線LANに変換するコンバーターを買えば(上限実測90Mbpsだが)安定して高速な通信が可能になる!・・・と言うことでコンバーターをネットで探すこととしました。

呼び名は色々あるが目的の商品は「コンバーター」と言う呼び名では無いらしい

有線LANを無線LANに変換するので「コンバーター」の類の名称かと思いきや、どうやら「コンバーター」と言う名称で家電量販店では売っていないようです。
ではどんな名称で探すべきかと言うと、「無線LANルーター」のカテゴリで探すのが手取り早いようです。・・・いや、別に「ルーター」である必要は無いんですが、店頭で探す場合は無線LANルーターのコーナーになるのか・・・。*3

とは言え、単に「無線LANルーター」だと据え置き型のモデルばかりでもう少し絞り込みが必要です。私の求めるホテルなどの室内で利用する前提の製品について、BUFFALOでは「トラベルルーター」、I-O DATAだと「ポケットルーター」、TP-Linkだと「ナノルーター」、PLANEXでは「ホテル用」とそのままの名前が付けられているようです。・・・各社で共通の名称が無いようなのでリストアップの時点で割と難航しましたが、概ね「小型」「旅行用」のようなキーワードがついたモデルをチョイスすれば良さそうです。

最終的にBUFFALO WMR-433W2にした

結果から言うと、今回はBUFFALO WMR-433W2を購入しました。

購入理由としては以下の通り。

  • 実売価格が安かった。
    • ヨドバシカメラの通販価格で2,080円と非常にお手頃価格。
    • 納期まで余裕があるならAmazon.co.jpが最安値の1,827円(2020年4月中旬確認時点)
  • 価格の割に11ac(Wi-Fi5)対応
    • 他のモデルだと11ac非対応で2.4GHz帯のみ対応。
    • 2.4GHz帯が非常に混雑・混信して通信速度が異常低下しているのに2.4GHz帯のみ対応のモデルを買う意味は無い。
  • 運良く手に入った
    • ヨドバシカメラ通販で店頭在庫無し・数日後の入荷表示だったが、次の日に見たら店頭受け取り可となってたので飛び付いた次第です。
  • 非常に小型で持ち運びの邪魔にならない。
    • 45mm*45mm*15mmと非常に小型、イメージしづらいかも知れないが面積はApple Watch5の大きいモデルと同等レベル。

価格重視なのはいつも通りですが、他社の同等品・類似品は2.4GHz帯限定でWi-Fi4相当品が多い中、低価格帯商品でありながら11ac(Wi-Fi5)対応・5GHz帯対応と言う点が心に突き刺さりました。

今回は(宿泊先の)2.4GHz帯が異常なレベルで混信して実際問題速度・安定性に問題が出ているため、とりあえず5GHz帯が使えれば良いと言うレベルなので機能面でアレコレ文句を言う気はありません。それなりに安定して使えりゃ良い、それだけです。

WMR-433W2について

入手したWMR-433W2について調べてみたものの情報は少なく、ニュースメディアでは辛うじてINTERNET Watchで発売時の情報が掲載されているくらいです。
internet.watch.impress.co.jp

もう少し幅を広げて、(この戯言日記のような)個人の日記帳・・・もとい個人ブログを見てみると2015年に発売されたWMR-433Wのマイナーチェンジモデルのようで、スペック面では2015年発売モデルから変わっていないようです。
internet.watch.impress.co.jp

更に見ていくと2014年発売のWMR-433なるモデルが存在するようで、このモデルも11ac対応、早い話が6年前のモデルを型番だけ変えて「新しくでた新商品です!!!11」と売り続けているっぽい感じです。

仕様面を見てみると、アンテナ数は1x1の最大433Mbpsの11ac規格+150Mbpsの11n/g/b規格*4と2020年時点としてはかなり見劣りし、更に有線側が100MBASE-Tなので有線-無線のコンバーターとして利用する場合の上限速度は100Mbpsまで落ちます。*5
5GHz帯(11ac)と2.4GHz帯(11n/g/b)は物理的なスイッチで物理的に切り替える必要があり、他の一般的な無線LANルーターでは両方の電波が出ますが、本機器では物理スイッチで設定した電波帯しか出力されません。

管理画面も5GHz帯と2.4GHz帯は別々で存在しているようで、5GHz帯を利用中に2.4GHz帯の設定(SSIDやパスワード)は変更できないようです。
更に管理画面も設定できる部分は極端に少なく、(物理スイッチで指定している方の)SSIDと動作モードの設定ぐらいで、ルーターIPアドレスの指定も行えず、本ルーター配下で配布されるIPアドレスは「192.168.13.xxx」に限定されます。

ルーターの動作モードは以下の4種類からの選択式です。

  • ルーターモード
    • 恐らく一番利用頻度の高いモード、ホテルなどの有線LANを無線LANに変換するモード。
    • ルーターモードを謳いつつ、PPPoE(自宅でネット接続するときに利用する一般的な接続方法)には非対応なので、普通のルーター代替にはなりません。
  • ワイヤレスワンモード
  • ブリッジモード
  • ローカルモード
    • ネットに接続せず、有線LAN機器と無線LAN機器の間だけで通信するモード。
    • チョット個人的には用途が浮かばないと言うか、掌サイズに収まる大きさの旅行時に利用する無線LANルーターで必要なモード?と疑問に思うモード。*7

私の求める機能はルーターモードかブリッジモードのいずれかですが、説明文に「ホテルの有線LANの時に使う設定だよ!」とあるのでルーターモードを利用しています。*8

機能面としては無線LAN設定時にパスワードの代わりにボタン押下で設定可能なWPS対応ですが、最近の無線LANルーターなら標準搭載の様々な機能*9は何一つ搭載されていません。本当に最低最小限レベルで11acの電波出してくれるくらいです。

実際の使用感

完全に小型可搬性重視のモデルですが、ホテル内で5GHz帯を利用すると効果絶大です。有線LANと同等の90Mbpsで実測値としては上限いっぱいの速度が出ます。

同時接続台数も出先で1人にしては過剰な5台(スマホ都合3台、iPad Pro、社用PC)ですが、レスポンスが低下するようなこともなく安定して5台の機器*10を繋げてくれます。一般的な人ならスマホ1台+タブレットPC1台くらいの台数だと思われるので旅行時の一時的な利用ならば十分すぎる性能です。

給電が時代遅れ甚だしいmicroUSB(一昔前のAndroidスマートフォンの規格)なのが難点ですが、そんなことは些細な問題で気にする必要はありません。付属品に給電ケーブルがあるので買ったはいいがケーブルが無い!と言う惨事は避けれます。ついでにLANケーブルも短いケーブルが付属しているので恐れるものはありません。但し電源供給用にUSB充電器を持っているか、パソコンのUSB端子から電源供給するか、ホテル客室内にスマホ充電用のUSBポートが備え付けられている必要があります。*11

耐久性は良く分かりませんが、そこそこ発熱するので滞在中ずーっと電源入れっぱなしは避けた方が良いのかもしれません。
就寝時に電源切れ(電源ケーブル抜け)とまでは言いませんが、それなりに熱を持つので(ビジネス・個人旅行に限らず)日中帯ホテル客室から離れる時は電源ケーブルを抜いておくべきでしょう。珍獣動物園同然の通販サイトレビュー項目で「自宅で24時間365日動かすつもりで使ってたら壊れたファーック!」とか「(どんな使い方をしたのかは一言も書かずに)10日程度で壊れた、レシート捨てたから返品も出来ねえ糞商品!」と嘘捏造9割くらいに考えた方が良さそうなレビューで、トラベル用と言う趣旨をガン無視して使ってたら残念な結果に終わったと言う話があるので、用法を守って使いましょう。

これが必要になるとはなぁ・・・

コロナ騒ぎで外出制限が課せられる前に家電量販店で無線LANルーターを見ているとトラベルルーターの類いを見かける機会はあり、少し(面白ガジェット扱いで)興味を持ってた時期がありましたが出張する機会が少なく買っても役立たないと思いスルーしてきました・・・が、まさかそんなスルーしてたものが必要になるとは予想外な状況です。
勿論ホテルの無線LAN環境が良好なら不要なガジェットですし、2泊程度ならギガが減ってしまいますがスマホテザリングで凌ぐのも1つの手だと思います。しかし今回は平日全部の(4泊)5日滞在だったので比較的長期の滞在*12に加え、アパホテル無線LAN環境が著しく酷いため、致し方無い出費だったと諦めています。

*1:テレワーク応援プランで日中帯の滞在プランが4,500円/日、4泊5日の滞在プランが15,000円と凄まじい価格で提供されています。・・・そんなテレワーク応援プランですが、私の場合は職場近くのアパホテルに宿泊して電車通勤抑制計画に使われてます。

*2:障害物に強いので壁を挟んだとしても減衰しにくい帯域ですが、Bluetoothやら電子レンジやらも似たような帯域なので電波障害が発生しやすい帯域です。

*3:店頭受け取りが可能なヨドバシカメラAmazonで必死になって「無線LAN コンバーター」みたいなキーワードで探しても目的のものが出てこない訳だけだ・・・。

*4:厳密には11nも5GHz/2.4GHzそれぞれ使えますが、説明が煩雑なので・・・。

*5:後述のワイヤレスワンモードだと公衆無線LANを一旦WMR-433W2で受信し、(簡易的なファイヤーウォールとして)ルーターを噛ませて接続するモードが備わっていいるので、無線to無線時には理論値の433Mbpsまで出てくれると思われます。

*6:細かいことは長くなるので省略、多分私の求める用途だとこっちでも良いのかも。

*7:いえ、クローズドな環境が欲しい時はありますが、商品名でトラベルルーターを謳う機器でこのモード必要?業務用途なら分からなくはないですが、無線LANベースでクローズドな環境って少なくともトラベルしてる間には使わない気がする。

*8:多分、ブリッジモードだとIPアドレスの管理はホテル側のルーターに丸投げして純粋に有線を無線に変換するだけだと思います。

*9:それなりのモデルだと電波干渉時にチャンネル変更したり、通信しているマシンに電波リソースを集中させるビームフォーミングなんてものがありますが・・・

*10:普通の人は旅行出張にスマホ3台も持ち歩きませんし、タブレットとパソコンの2台は持ち歩きません。多分。

*11:流石にUSBテスターを持ち歩くほど狂ってないので細かい仕様は分かりませんが、アパホテルにはベッドサイドに電源コンセントと並んでUSBポートが付いてました。

*12:長期滞在と言うのは1ヶ月くらいのことを指し、4泊5日は短期滞在と表現するのが正しいのかもしれませんが、そこは私が世間知らずってことにしておいて頂けると・・・。いやまぁ、GW明けたら週末以外はアパホテルのテレワークプランを酷使するかも知れませんが;