Re:シルの日々の戯言。

散財が生き甲斐になりかけている、デジタルガジェット大好き自称黄色いネズミの戯言。

サイクルコンピュータを買う前提で調べてみた

2020年のGWは自転車乗り回し週間と化してしまい、前半に自転車(クロスバイク)購入からの乗り回し・硬めのサドルが災いしてお尻開発が行われ、後半は筋肉痛と天候不良でふて寝を決め込みました。
そしてゴールデンウィークが明けて気怠い平日を過ごしてきました・・・が、仕事しつつ気になるガジェットが1点、サイクルコンピュータと呼ばれるものを買うか否かと言う問題です。

サイクルコンピュータとは、早い話が走行速度を測定したり、走行距離を表示させたりすることの出来るガジェットです。但し高性能なモデルになると別売センサーでケイデンス*1や心拍数の測定・GPSや気圧センサーで位置情報や標高を取得することが可能で、細かな情報解析が可能・・・なのですが、その辺の機能は恐らくハイアマチュアで無い限りは使い込んせないと思うので、(自転車を趣味対象とする人以外からすると)自転車向けの速度計程度の認識で大丈夫かと思います。

ここ数日どうするか悩み続けていますが、未だに心が決まらず。どのくらい悩んでいるかと言うと、先日購入した自転車のカゴ(バスケット)取り付け時に迂闊にもボルトとナットを落として無くしてしまうレベルです・・・。・・・あぁ、そんな訳でカゴ(バスケット)は仮止めでボルトとナットを別途追加注文してますorz

閑話休題、今の時代、速度・走行距離くらいならスマートフォンの適当なアプリでなんとでもなると思っていましたが、探しても私の感性に合うアプリが見つからず(見つけられず)、Google先生にお伺いしても検索汚染により*2実際のユーザーの声を調べるにも四苦八苦する有様です。
また、スマートフォンのアプリで済ませた場合はバッテリー消耗との戦いになり、手持ちで余らせてる初代iPhone SEに適当なアプリを入れて試した結果、満充電では無い状況だったとは言え1時間程度でバッテリーが枯渇したためスマートフォンサイクルコンピュータ替わりにするのは少々厳しいものがあります。*3

そのため、サイクルコンピュータを購入する前提でアレコレ調べてみたので、自分専用メモに近いですが戯言日記として残しておくこととします。

どのグレードを求めるか

サイクルコンピュータと一言に言っても、私の主軸としているデジタルガジェットと同じくハイエンドからローエンドまで幅広く存在しています。
先に記載した通り速度や距離の測定くらいしか出来ないモデルから、様々なセンサーを接続して多くの数値を取得可能なモデル、Bluetooth搭載でスマートフォンとの連携が可能なモデルも存在します。

また、コミコミ2万以下の自転車(クロスバイク)に取り付けることを考えるとあまり高価なモデルは心情的に取り付けたくありません。・・・いえ、お金注ぎ込むところ間違ってるだろと言うか、デジタルガジェット主軸のオタクが自転車にそこまでお金費やせないと言うのが本音なだけですが・・・。*4

とりあえず、自分自身がどのような機能を欲しているかを整理して、どのぐらいのグレードのモデルを狙うか考えていきます。

  • 最重要視するのは価格
    • 私は自転車を十数年振りに購入した身に加え、ママチャリよりは走れる3段変速くらいのシティサイクルを考えていたが同じような価格帯でホームセンターのクロスバイクを買っちゃった身なので、興味はあるけどサイクルコンピュータに大金を注ぎ込む気はありません。
  • なんかー速度がーみたいー?
    • ボンヤリしていますが、走行速度が分かるのは厨二病疾患の身としては(!?)何やら面白そうじゃないですか。

あれこれ調べていますが、現段階だと安けりゃ良いの一言で終了です。・・・えぇ、「速度がーみてみたいなー感じー?」と言う非常に頭の悪い要件はサイクルコンピュータが備えている最低限度の機能なので要件の意味を成していません。

そんなこんなで安けりゃ良い=ローエンドで十分と一応の結論は出ていますが、困ったことにローエンドでも膨大な商品が存在するのでもう少し考えを煮詰める必要がありそうです。

とりあえず3種類に分類できそう

夜な夜なAmazonを覗き見ていると、サイクルコンピュータは大きく3つの種類に分けられるようです。

  • センサー有線方式
    • サイクルコンピュータとセンサーが有線で接続されているタイプです。
    • 自転車趣味の界隈では有名ブランドも安価なモデルは有線式のようです。
  • センサー無線方式
    • サイクルコンピュータとセンサーが無線方式で接続されているタイプです。
      • 無線方式と言っても専用方式だったり、汎用のBluetoothだったり、ANT+と呼ばれる方式*5だったり種類は色々とありそうです。
      • 今回はアウトオブ眼中ですが、追加センサーを登録することで更に多くの情報の取得も可能なようです。
    • 有線方式に比べれば絶対的な価格は割高となりますが、5,000円以下でもかなりの種類が見受けられます。
  • GPS測定方式
    • GPS測位で距離や速度を測定するため、センサーレスで利用可能なタイプです。
      • 上位モデルは追加センサーでより正確な速度測定・複数の情報取得が可能になるようです。
    • センサー無線方式と同じく5,000円以下でもいくつか対応モデルが見受けられます。

夜な夜なAmazonを見ている限り、センサー無線式のサイクルコンピュータが主流のようで5,000円以下でも結構な種類が出てきます。そのため、いくら安くともセンサー有線式をあえて選択する意味はあまり無さそうな気がしなくは無いです。*6

ただ、センサー有線式比較で割高でも、センサーレスで利用可能なGPS測位方式のモデルも気になるところ・・・。センサーレスと言うことは、車輪(スポーク)やフロントフォークにセンサーを取り付ける必要が無いので、余計なことを行わずともポン付けで利用可能です。*7

安価なモデルで目星は付けたものの

目標予算5,000円以下を目処にいくつかモデルを選定した結果、いくつか候補が出てきました。

1つ目はCATEYE CC-VT235Wと呼ばれるモデル、私は初めて知ったのですがCATEYE自体は昭和29年から続く会社なので、老舗メーカーと読んでも差し支えない・・・と思います。*8
センサー無線式のローエンドモデル、現在速度の表示が主軸で、ボタンを1回押下するごとに画面下部の表示が切り替わるようです。シンプルながらも私が求める機能は備わっている素敵なモデルです。

2つ目はGPS搭載サイクルコンピュータにしては激安で(自転車趣味界隈に)激震を与えたっぽいXOSS*9の廉価版モデルである俗称XOSS Gと言うモデル、登場直後よりは値上がっているもののGPS搭載の割には安価なのは変わらず、最初のCATEYE CC-VT235Wよりも安価と言う製品です。
GPS搭載・気圧計内蔵・Bluetooth搭載でスマホアプリから走行情報の確認が行えると値段の割には多機能なモデルとなっています。ユーザーレビューでGPS精度がイマイチとありますが、これだけの機能が備わっているのならば多少の難は耐えられます。

ブッチャケてしまうと無難なブランド品か、新進気鋭だが安かろう悪かろうなブランド品かの2択で揺れ動きつつ、これ良いなぁ、でもGARMIN*10良いよなぁ・・・とハイエンドモデルを見てため息している状況です。
片方は必要最低限の機能が備わっている無難なメーカー品、しかしそれよりも安くて色々な機能が備わっているので、それはそれで魅力的に映ってしまいます。

二兎追う者は一兎も得ずと言うことわざがありますし、それ以前に深夜のAmazonで予算超過のモデル*11もいいなーとか思い始めている有様です。
今月は用途的には浪費では無いものの自転車(クロスバイク)を買ってしまっている以上は浪費を抑えるべきなので、来月以降に腹を決めて購入としたいところですが、自重しきれず「買ったったーwww」と草を生やした戯言日記が公開された場合は察して下さい。

*1:ペダルを回す速さ、自動車やバイクで言うところのタコメーターrpmのこと。

*2:検索対策『だけ』はしっかりしている「絶対スマホに入れたい/入れるべきxxx向けの10本のアプリ!!!11」みたいな系統ばかりでして・・・。

*3:バッテリーの劣化状況や利用開始時のバッテリー残量、アプリ設定を詰める必要はありますが、一気にバッテリーを喰ったのでスマホアプリで済ませようと言うのは無謀かなぁ・・・と思ってます・・・。

*4:クロスバイク買う金があれば程度の悪いEssential PH-01を買ってNexus6の後釜のROM書き換えスマホとして使うのにーとか言っちゃう人ですよ?

*5:省電力ワイヤレス規格で、Bluetooth LE(Bluetooth Low Energy)よりも策定された(軽く見る限りだと)フィットネス系では広く採用されている共通規格のようです。

*6:無線だと混信してしまうことがあるらしいので、表示の確実性を求めるなら有線式を選ぶのも一つの手です。

*7:人によってはセンサーを取り付けることで見た目が害されるのを毛嫌いしてGPS測定方式のサイクルコンピュータを利用している場合もあるようです。

*8:全く道のジャンルなので、ナンジャラホイ?と調べて「はえー」となるのはチョット楽しい。まだ知らない世界が沢山あるんだ・・・。

*9:個人ブログでもザックザク引っ掛かってきますが、安かろう・悪かろうをしっかり把握して、突如ぶっ壊れても泣かない覚悟があれば楽しめる・・・的な感じ。

*10:登山趣味者な方ならご存知で、今どきの表現ならGPSつよつよメーカー。茶化してるように見えてガチ性能で価格ガチなブランドです。

*11:型番は控えていませんが、CATEYEもあれば、中華メーカーと思われるモデルも悪くないなぁ・・・とか思っちゃったり。