土曜日は調子が出ず寝て過ごし、日曜日にアキバへ意気揚々と向かう珍しいパターンですが、まぁとにかく秋葉原に向かいました。
徘徊をしているとThinkPad W541を発見しました。
いや待て、コレはプライスカードがないぞ?だから値段不明だぞ、他店では普通に6万とか値段付いてる機種だぞ?高いんだぞ?
店員氏「約3.6万です。」
中古品扱いなので厳重なプチプチ。 pic.twitter.com/TVbqBejDmE
— シルベスタ岡崎 (@sylvenews) 2020年10月4日
今回衝動買いしたThinkPad W541
土日と5のつく日は10% OFFらしいのでお安く買えました。一応モバイルワークステーションですが、Haswell世代なので骨董品です。
Quadro K2100M搭載ですが今のご時世としては極まった性能は無いものの、この世代としてはなかなか悪くないグラフィック性能です。CPUもCore i7 4810MQと手持ちの4800MQより僅かばかり高性能です。
何よりこの子は最大32GBのメモリが搭載可能。今手持ちのマシンは16GB*2台で、8GBモジュールが都合4枚あります。W541は最大SO-DIMMを4枚積めるので、追加コスト無しで32GBマシンを作れます。やったね!*1
W541の用途について
お察しの良い方は勘付いていると思いますが、ESXiを動か・・・す予定でしたが、どうやらWindows10 ProのClient Hyper-V利用で仮想化環境の苗床とする予定です。
当初はGPUパススルーで1台だけQuadroが効いた素敵環境を作ろうと思ったのですが、どうやらそんなに上手く話が進むわけではなく、クソデカサイズですが一応はモバイルモデル故にOptimusが良い具合に邪魔をしてくれまして・・・。GPUパススルーでK2100Mは認識出来たものの「!」マーク付き、ついでに「POST時のディスプレイアダプターとドライバーと同じではありません。」とのメッセージも表示されています。
調べるとQiitaの記事が出てきたので*2内容に従って設定してみるも駄目。
qiita.com
ついでに既にGoogleのキャッシュにしか情報が残ってないサイトの断片*3を見ると内蔵GPU(恐らくIntel HD Graphics)が生きてると駄目と書かれてたので、内蔵GPUを殺そうとするも残念ながらThinkPad W541のBIOSではOptimus周りが操作出来ないので内蔵GPUを殺すこともできず。
一応、ESXiは動きます。時代的にはかなりハイスペックなモバイル向けと言えどもQuadroが積まれてますがESXi経由では動きません。パススルーさせてもOptimusが悪さをして動きません。・・・これ、ESXi使う意味あるの?・・・と言うことで無事撃沈です(白目)
そんな訳で、Windows10 Proを道入してHyper-V使います。・・・まぁ、Windows10ベースなら現在の録画PCも全部集約出来るのでイイっちゃ良いのですが・・・。
Hyper-V環境なのでNICが2本必要か・・・
Hyper-V環境なので、NICが2本必要です。えぇ、Hyper-VがNICを1本専有してしまうのでオンボード以外にUSB接続か何かで必要です。
そして何気にW541はThunderbolt対応しています。Thunderboltが使えるということは・・・物は試しに(動作確認でWindows10が動いてる状態で)手持ちのApple純正GigaEthernetアダプタ(Thunderbolt)を指したら普通に使えました。

Apple Thunderbolt - ギガビットEthernetアダプタ
- 発売日: 2012/06/13
- メディア: Personal Computers
高くはないモノですが、お前なんでそんな変なもん持ってんだよ!(A.MacBookPro買い替え時のデータ転送用と一時的な利用のためだけに買っておいたやつ)
とりあえず集約しなければ・・・
約1ヶ月前に「ESXi環境アップデートしてーなー」とホザイていましたが、望みは叶いました。まぁESXi環境を保持し続けることは叶わなくなりましたし、以前考えた32GB構成時の仮想PCリソース配分も考え直さなければなりませんが*4今まで2台に分散してしまっていたリソースを集約出来るので、まぁ悪くないでしょう・・・。
しかし・・・、・・・せっかく2代目ThinkPad T440pでESXi環境を手に入れられたのに、またHyper-V環境に逆戻りか・・・。つーか、現在ESXi環境で動いているマシンをHyper-V環境上で動かすように変換しなきゃならないので面倒くさいなぁ・・・(白目)