Re:シルの日々の戯言。

散財が生き甲斐になりかけている、デジタルガジェット大好き自称黄色いネズミの戯言。

配線済みLANケーブルのタグ付け用にテプラを買った

RTX830を導入したタイミングでLANケーブルを整理して、タイミングを見てスパイラルチューブや安っぽいタグを付けていますが、圧倒的にケーブルタグが足りません。
sylve.hatenablog.jp

圧倒的不足なタグも手書きタイプなので、ワタクシ自身の腕前に著しく左右され、子供の頃に書道で段位取得*1してた腕前が随分と昔に「ちょっとコンビニ行ってくる!」と言って失踪しているのでお察し下さい状態です(白目)

そんなこんなでテプラを買おうと以前から思ってて、ハードオフ辺りで物色を勧めていたのですが、買うか(逸般の誤家庭と言えどケーブルにタグつけるほどのことか?*2と)買わないか躊躇している間にハードオフで沢山見かけたテプラの在庫が絶滅危惧種の如く減ってしまい、業務用流れのデカいモデルしか残ってなかったので、素直に新品買いました。

今回衝動買いしたテプラ

  • 入手元: ヨドバシカメラ
  • 商品名: テプラPRO SR45
  • 浪費金額: 5,180円(税込み)+1,447円(税込み/テープ2種)

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とりあえずヨドバシカメラの店頭展示品でポチポチした中で手頃な大きさのモデルを買いました。
一般的にテプラPROシリーズの中でもっともグレードの低いエントリーモデルです。カートリッジテープの対応幅は4mm〜18mmですが、出力フォントの都合で18mmテープには12mmテープのフォントで印刷されるとのことなので、実質的に4mm〜12mmの対応と見たほうが良さそうです。

まぁ最大18mmで十分だよな・・・と思いつつ、この戯言日記の草稿を書くためにカートリッジテープのカタログ*3を見ると24mm幅でケーブルタグを使わずケーブル自体にラベルを貼り付ける専用カートリッジテープが存在するようで、少し早まってしまった感が拭えません。
www.kingjim.co.jp

新品購入すると試用版として12mmのカートリッジテープが入っていますが、今回は用途が明確なので利用する予定のケーブルタグに合わせた6mm幅テープを2本、色違いで購入しています。一応、ルーター・ネットワークハブを結ぶ基幹ネットワークか、端末向けかを区別するために色を分けてます。(基幹部分が黄色、それ以外は白色のテープにする予定です。)

キングジム テープカートリッジ テプラPRO 6mm SC6Y 黄/黒文字

キングジム テープカートリッジ テプラPRO 6mm SC6Y 黄/黒文字

  • 発売日: 2002/10/01
  • メディア: オフィス用品
キングジム テープカートリッジ テプラPRO SS6B 6mm 白 青文字

キングジム テープカートリッジ テプラPRO SS6B 6mm 白 青文字

  • 発売日: 2002/10/01
  • メディア: オフィス用品

ちなみに、最廉価版と言うことからAC電源非対応のモデルです。そして電池は別売なので、本体購入時に合わせて乾電池を購入しておくと自宅内の乾電池を掻き集めたり、電池を購入すると言う必要至急な外出を強いられることを避けれます。ちなみに単3電池が6本も必要なので、乾電池は沢山買っておきましょう。よくある4本パックでは足りないので、10本パックとかがオススメです。

令和の時代にアナログなモデルを買った理由

今のご時世、Bluetoothなどでスマホから印刷出来るような機種がそれなりに安価で販売されています。*4

店頭のカタログなどを見る限り、スマートフォンに専用アプリを入れて、PCのキーボードのような複雑怪奇なものを使わず、スリック入力でラクラク俊敏に入力出来る上、恐らくプレビューなんかもスマホのキレイな画面でチェック出来るような感じでしょうか。

そんな利便性の高いモデルを買ったほうが良いように思えますが、個人的にはそのアプリが適切にメンテナンスされ続けられるのかが心配で、利便性の高い機種の採用を見送りました。

スマートフォンと言う奴は年1回は大規模なアップデートが行われ、パソコンと同じように毎月細かな(セキュリティ系の)アップデートが実施されています。
これはテプラ(厳密にはKING JIM)に限った話ではありませんが、そのアップデートに追随して、アプリがメンテナンスされ続けているのか非常に不安です。

特に日本企業はこの手のアップデートを非常に軽視して、Androidスマートフォンなんて通信キャリアから発売したが最後、メンテナンス更新なんて行われずに脆弱性の塊なんてことが当然のように行われてきました。最近はGoogleが口煩くなったので僅かばかり改善されていますが、本来は毎月発生しているセキュリティアップデートは日本国内向けガラパゴススマートフォンには配信されず、通信キャリア観点で不都合があった場合に限定して数回アップデートが配信される程度です。もっと言うならば年1回の大規模アップデートを1年遅れでドヤ顔で「アップデートさせてやる権利をやる!」とメディアでホザク有様です。*5

閑話休題、そんな(主に通信キャリアの)悪しき文化をテプラも引き継いで1年や2年で「もう面倒みません、新商品とそれに対応するアプリ買って下さい」のようなことが起きると嫌なので、古臭いモデルを買った次第です。
ネット無関係でオフラインで使うモデルなら、カートリッジテープの規格が大きく変化しない限りは機械的な故障が発生するまで使い続けることが出来ますからね・・・。

作れる分だけタグ貼り付けテプラを作ってみた

改めてケーブリング見直しも含めて行おうとしているので、実際の配線整理*6はまだ先のお話に加え、タグも足りず、Time Capsule撤去=追加でネットワークスイッチ調達が必要と準備不足甚だしいですが、とりあえず作れるだけ作って見るべくテプラを使ってみました。

キーボード自体はゴムっぽい素材でタッチタイピングは不可能ですが、普通の日本語配列のキーボードなので、普通にPCを利用しているユーザーなら違和感なく使えます。
変換周りが少し独特で、ローマ字入力でひらがなを入力し、入力内容をカタカナに変換したい場合は「変換 スペース」と書かれたキーでは無く、「あ・ア・A・a」と書かれたキーを押す必要があります。多分「あ・ア・A・a」キーがF7だったりF9だったりに相当しているようで、入力内容を英字に変換したい場合は「あ・ア・A・a」キーを何回か押す必要があります。*7

テープへの印刷・出力速度は正直遅め。純然たる乾電池モデルと言うことも影響しているかと思いますが、文字数次第ですが想定+5秒くらい長く時間が掛かる印象です。
ビジネス用途で大量のケーブルタグを作る場合はネックになりそうですが、製品の位置付けとしては一般のご家庭用扱いなので、余程1分1秒を争う切羽詰まった状況でなければ大きな問題になることはまず無いでしょう。

テープ幅次第ですが、最大で3行まで出力できます。今回入手した6mmテープだと2行までですが、今回のケーブルタグ作成時は1行目に接続元・2行目に接続先を記せるので意外と便利です。タグ作成用としては種類は少ないですが、フレームもいくつかあるのでそれっぽいモノが気軽に作れます。*8
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これでデザインの敗北ごっこができるぞ!

私はケーブルのタグ付けを目的としてテプラを購入しましたが、ふと「デザインの敗北」と言うキーワードを思い出しました。

恐らく有名なのがセブンイレブンのコーヒーメーカーでは無いでしょうか。最新型では改善されたらしいとの話ですが、どのボタンがどんな機能なのかが分かりにくく、テプラでベタベタとデコレーションされてデザインが台無し!・・・と言うアレです。Hot/Coldと洒落っ気のあるフォントで書かれている部分をテプラの没個性的なゴシック体で後付け感丸出しで「あたたかい」「つめたい」と貼っちゃうアレです。*9

とりあえず必要があってVDSLとの間に臨時でスイッチングハブを挟む必要が出てきたので、手始めに臨時設置のスイッチングハブに犠牲になって貰いました。
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デザインの敗北とは異なる単なる情報表示ですが、なんか途端にチープ感漂う雰囲気でヨキカナヨキカナです。

しかし、私はあくまでケーブルのタグ付け用にテプラを買っただけで、デザインの敗北で遊ぶために買ったわけではありません。遊びすぎて必要なときにカートリッジテープの残量が無いと言うお粗末なことにならないよう自重しつつ、せっかくの玩具(!?)なので楽しんで使っていこうと思います。

・・・つーか、カートリッジテープって意外とお高いので無駄遣いは自重です・・・。(今回の6mm幅テープは1本約700円です・・・。)*10

*1:道教室通って、段位取得してたんですけどねぇ・・・。

*2:データセンターならまだしもチョット機器の多い自宅で必要か?と躊躇しました。・・・いや、ルーターのスイッチ部分も8ポートスイッチも5ポートスイッチも全部埋め尽くされてて、挙句の果てに先日の戯言で撤去予定となったTime Capsuleのスイッチ部分も全部埋め尽くすような状況下でケーブルタグ不要ってのは無理しか無い気がしますけど。

*3:説明書と一緒に入ってますし、Webでも見れますがいろいろと種類があるようで、見てて楽しくなります。

*4:参考事例で上げたこのテプラLite LR30は、購入したSR45とは異なり従来からあるカートリッジテープは使えず専用品のようです。

*5:国内キャリアのこの姿勢が本当に気に喰わなくて、利用するスマホが輸入スマホ(主に海外版Xperia)かiPhoneになりました。海外版Xperiaはほぼ毎月セキュリティアップデートは配信されていましたし(過去形なのは他の機種に切り替えたため)、iPhoneは毎月では無いものの定期的にセキュリティアップデートが配信されます。

*6:通信回線端子がテレビ裏のパネルから出ているので、本格的に整理する場合はBRAVIAさん(40-inch)を退ける必要があり、かなり大事です・・・。

*7:本来はひらがな入力・カタカナ入力・英字入力(Caps Lock有効/大文字)・英字入力(Caps Lock無効/小文字)を切り替えるボタンですが、変換時にも利用するっぽいです。・・・いやお前説明書ちゃんと読めよw

*8:晒した画像では、幹/端/臨などケーブルの種類と、接続元(From/スイッチやルーター名)・接続先(To/接続先の機器)を明記して出力させてます。実運用上で作る場合は設置場所の情報やスペース番号・なんなら接続先ポート番号の情報などが入ってくるかと思いますが、逸般の誤家庭だとこの程度の情報で十分です。

*9:多分Twitterで「デザインの敗北」と言うタグで調べると「あるあるwww」となるんじゃないかと思います。

*10:ちなみに、インクジェットプリンタで互換インクと言うものがあるように、テプラのカートリッジテープも互換品と言うものが存在するようです。純正品の約半額なので、本体のメーカー保証が切れた頃合いに手を出すのも一つ。