ぬわー!仮想マシンのGitLab&Re:Viewサーバがなんか死んどるー!最近排熱スゴいなぁ・・・と思ったら裏でfsck走っとるだけやないか!!!11(でもストレージ負荷が低く止まってんじゃ・・・と思ったらSSHでのアタッチは可能)
— シルベスタ岡崎 (@sylvenews) 2021年3月12日
なんか知らんがここ最近ThinkPad W541がやたら排気ファンを唸らせて生暖かい風を送り出していたので、Hyper-V管理コンソールから見てみると大惨事が起きてたでござるの巻。
ThinkPad W541はHyper-V環境を動かす苗床ですが、合わせてTS抜きチューナーを利用した録画環境を整えているため、排気ファンが元気よく動いているのはエンコードの影響*1と思い込んで放置した結果、大惨事が発生していることに気付くのが遅れました(´・ω・`)
んんんー???Hyper-V上で動いている他のUbuntuマシンがfsck動いてるっぽい怪しい挙動???これMSのヤラカシかしら???
— シルベスタ岡崎 (@sylvenews) 2021年3月12日
そしてUbuntu(利用しているOSSの都合でUbuntu 18.04 LTS)のみ狙い定めたかのように大惨事、先の通りエンコードの影響と放置してしまったためにいつからこの大惨事状況に陥っていたのか分からないと言う、一応ITエンジニアで飯食ってるのにITエンジニアらしからぬ大失態を発揮です。・・・なんか監視ツール突っ込んでいくべきだったかなぁ(白目)
被害状況確認
私の環境ではUbuntuサーバは2つ建ててます。
1台は以前導入したよーって記事を書いたPi-holeの実験用環境です。
sylve.hatenablog.jp
Raspberry Piで動かす前に実験用と称して利用していた環境があり、それがHyper-V上で生きてます。・・・正しくは仮想化環境専用のPi-holeとして利用してただけだったりするので、案外この仮想サーバは無くても何一つ問題ありません。
もう1台は割と致命的でして・・・、・・・GitLabとRe:Viewの環境を整えたサーバが1台存在してます。この子は表立って出てきていませんが、GitLabを利用してRe:View向けのファイルを管理しています。そのRe:Viewも主に仕事のお遊び面(!?)*2で中途半端に利用しているので、この環境が潰れると非常にマズイです。
暫定でESXi環境を立ち上げたが・・・
手元にはVMware ESXi(VMware vSphere Hypervisor)を動かして利用していたCore i7が搭載されているThinkPad T440pが残っているので、暫定でESXi環境を作って一番致命的なGitLab環境は移行させました。*3
根本原因が分からない状況ですが、新たにUbuntu 18.04 LTSをHyper-V環境で作ろうとしましたが、どうも仮想マシンへのインストールが上手く行かないご様子。そうなるとHyper-V上でUbuntuを安心して動かすことが出来ないと言う現実を突きつけられてることとなり、はてさてどうしたものか・・・。
一つの案としてはThinkPad W541のOSを入れ替えてESXi(vSphere Hypervisor)を導入すること。録画環境のためにWindows10 Proを動かしていますが、実際のところ撮った番組を見ているかと問われるとNASの貴重なストレージを埋め尽くしているだけと言うアレゲな状況*4なので、今回を機会に録画環境を潰してしまおうと思っています。
・・・が、そうなるとThinkPad W541と言うノートPC(モバイルワークステーション)の扱いが問題でして・・・。無駄に大型筐体、実はQuadro積んでいるので最終的に180W電源を利用している状況なので地球と私の懐に優しくない状況なので、せっかく買ったがチョット無駄に電気を喰い過ぎています・・・。いえ、元々はvGPU周りに興味を持ってしまいQuadro搭載モデルがそこそこ安価だったので飛び付いた経緯はありますが、ノートPCでOptimus経由の利用の場合はESXiではマトモに動いてくれないので無駄オブ無駄です・・・。
sylve.hatenablog.jp
大枚叩いて入手して、更にメモリを32GBまで盛りに盛って、初代T440pで利用していた2nd Bayを利用してSSDを複数搭載する構成とやりたい放題した環境ですが、この子を活かし続けるのは色々と辛いものがあります。・・・うん、買って半年経ってないが環境見直ししましょう、そうしましょう・・・。
で、衝動買いタグが付いてた理由と今回衝動買いした自称サーバについて
Crucial SSD P2シリーズ 500GB M.2 NVMe接続 正規代理店保証品 CT500P2SSD8JP 5年保証
- 発売日: 2020/04/26
- メディア: Personal Computers
CFD販売 ノートPC用メモリ PC4-21300(DDR4-2666) 16GB×2枚 260pin (無期限保証)(Crucial by Micron) W4N2666CM-16GB
- 発売日: 2018/06/01
- メディア: Personal Computers
前々から気になっていた小型デスクトップPCを買っちゃいました。大きさのイメージはCDケースを一回り大きくしたくらいです。
構成としてはCore i7 6700T/RAM 8GB/SSD 256GB(SATA)とメイン用途で使わないPCとしては非常にハイスペック構成です。小型筐体とは言えデスクトップ向けCPUを搭載していますが、6700TはTDP35Wの省電力モデル、なので無駄に高く付きました・・・。*5
メーカードキュメントを見るとOptiPlex 7040 Microのメモリ上限容量は16GBと出ていますが、Crucialさん曰く「32GBまではイケる、ただしメーカーサポートが言うことが絶対正義な。」とのことで、32GBまで積めます。・・・のでArkの兄貴んトコで買ってきました。
www.crucial.jp
基本的にはThinkPad W541に搭載されている部品を剥ぎ取って利用する予定・・・でしたが、どうやらOptiPlex 7040 Microに搭載されているM.2端子はNVMe専用のようで、M.2 SATAが使えないらしく、我が家と言うかThinkPad W541に変換下駄経由で利用しているSSDがM.2 SATAなのでSSDもArkの兄貴んトコで500GBのものを買ってきました。*6
最終的な構成はCore i7 6700T/RAM 32GB/SSD 500GB(NVMe)+1TB(2.5型SATA)となり、メモリ・ストレージ周りはThinkPad W541と同等になります。むしろThinkPad W541ではWindows10 Proを利用していた都合上メモリ・SSDともに一部OS向けに専有されていたので、vSphere Hypervisorを利用する前提条件になりますが、ストレージ容量は増量となっています。*7
チョット悩んだ部分
実は、安価なSkylake世代の適当なメーカー製小型PCを買って、CPU・メモリ・ストレージを総交換(俗に言う魔改造)すると言うのも考えてました。
この草稿を綴ってた時点で、HP ProDesk 400 G3 SFFのCeleron搭載モデルが1万チョットで販売されているところを見つけて、本体1万+CPU2万+メモリSSDで安く済むんじゃね?むしろPCI-eスロットが2つくらいあるから外付けでグラボ積めば当初やろうとしてたGPUパススルー*8とかイケんじゃね?・・・とか思ったりしてみました・・・が、大体この手のPCはロープロファイルなので、グラボ積んだろwGPUパススルーやったろwwwと思ったところでロープロ対応ボードを探す必要があり、最近ロープロ対応ボードの需要激減に加えてハイエンドボードがマイニング需要で食い潰されて、その影響がミドルエンドにも派生してロープロ対応品の入手難易度が尋常じゃないレベルに達しているため今回は諦めました。
他にもドスパラ名義のサーバっぽいものをバラしてどーのこーとするとか、いっそのことITXで1台組んじゃうとか妄想を膨らませてみましたが、酷い散財になりそうなので省スペース重視で今回のOptiPlex 7040 Microで妥協しました。GPUパススルーは興味ありますが、それは今後機会があった時に楽しむこととします・・・。
ThinkPad W541とThinkPad T440pはサヨナラです
この戯言を綴っている時点ではまだまだ作業が山積みなのですぐには行いませんが、移行が完了し次第ThinkPad W541とThinkPad T440pは売却です。
流石にいつまでも残しておく訳には行きませんし、実はOptiPlex 7040 MicroのACアダプタは65Wです。・・・省電力とは言えデスクトップCPU積んだPCですが、65Wです。そうです、Quadro積んでるThinkPad W541は当然なんですが、ThinkPad T440pのAC電源よりも低い値なのです。*9
もちろんThinkPadはノートPCなので液晶画面で消費電力食ってると言うのはありますが、一般的にはデスクトップPCよりも消費電力が低いと思われるノートPCの方が遥かに消費電力食ってることとなり残す意味が消滅しました。
ちなみに早急に移行が終わるかと思っていましたが、どうやらそんなに甘く行かないようです。
Hyper-Vで無事な仮想マシンをVMware vCenter Converter Standaloneなるユーティリティ*10を利用してESXiに移行しようとしたのですが・・・
時間を掛けて苦労してあれこれ手を尽くせば動きそうですが、時間を掛けるよりも作り直したほうが早そうなので諦めます。
そんな訳でThinkPad W541/ThinkPad T440pとのお別れターゲットは次の週末、緊急事態宣言が再度解除されるか否かというタイミング・・・です。・・・それまでに作業終えられる・・・のかなぁ?仕事の都合で出張と言うサラリーマンならよくあるが個人的にはあまり機会が無いイベントが入ってて、仕事の合間に私事が出来ないんですが(マテ)
*1:自動エンコードを組み込んでて録画が終わり次第早急にエンコードが始まります。
*2:手順書やドキュメント作成でこんな方法あるよーと言う方向。
*3:Core i7 4800MQとかHaswell世代のモバイルCPUで4C/8Tと性能はそこそこなので手放さず残していましたが、まさか役立つ日が来てしまうとは・・・。
*4:撮りっぱなしで放置、撮った番組も見ずに蓄積される一方です。
*5:基本的にはCore i7 6700と同等品ですが、35Wに抑えるために基本2.8GHz動作、ターボが効いても3.0GHz止まりと高負荷時の伸びは悪いです。ちなみに秋葉原界隈で6700Tを探すと、この戯言日記を書いている時点では中古屋(じゃんぱら)で約2万円です。
*6:SSDはじゃんぱらで劣化品元に中古品で済ませようと思ってたのですが、この日は雨時々強い雨みたいな天気だったので、面倒になっちゃったんですね。
*7:実質1TB SSDの領域しか使えていませんでした・・・が、これでフルフル使い込めます。
*8:ツイートではvGPUとかトンチンカンなことを書いたりしていますが、早い話が仮想PCにグラボ認識させて快適に動かせんじゃね?と言う企み。
*9:ちなみにメインのMacBookProが切り上げで約100W、ゲーミングNUC扱いのNUC8i7HVKが地味にデカくて230Wです。・・・え、NUC8i7HVKさんって(ピーク時は)そんなに喰うの!?
*10:P2VやV2Vを行うためのユーティリティで、VMwareへユーザ登録していれば無償でダウンロード可能なツールです。