Re:シルの日々の戯言。

散財が生き甲斐になりかけている、デジタルガジェット大好き自称黄色いネズミの戯言。

久し振りに技術書を書店で買った(但し1つはブックオフ)

仕事の都合ではありませんが、Zabbixに触れる必要がありそうなのでZabbixについて調べていました。
ちなみにZabbixはオープンソースの運用・監視ツールで、IT屋さんの中ではそれ相応に利用されているツールです。

www.zabbix.com

・・・それなりに利用されているツールなんですが、私はどちらかと言うと業務都合でJP1やSystemwalkerに触れる機会が多く、実はZabbixは全く触れてこなかった未知の領域だったりします。・・・いえ、JP1もSystemwalkerも導入周りは全然知りませんし、どっちもジョブマネ*1でゴニョゴニョする機会の方が多かったんですけど・・・。
閑話休題、とにかくZabbixについて知見を広げる必要があります。正直「ちょっとググればいくらでも情報出てくるだろwww」と楽観的に考えていましたが、不覚にも忘れていましたわ、今は汚染が広がりググるだけではまともな情報が出てこないことを・・・。

大変に悲しいことですが、現在はアフィリエイト目的の極端なまでにクオリティの低い情報や、意識高い系による馬鹿の一つ覚えのように意味もなく長ったらしく当たり前のことだけを綴り「いかがでしたか?」で締めるネット記事が量産されてしまい、まともな情報が出てきません。・・・えぇ、腹立たしいことに内容は何も存在しないのに検索対策だけは一丁前にガッチリ仕上がっているようで、探せど探せど入門に適した情報は見つかりません。
更に運の悪いことに、Zabbixは日本語ドキュメントの整備よりもセミナーなどのお金稼ぎにお熱のようで、日本語版のドキュメントはZabbix 2.2で終わっています。・・・ちなみにこの戯言日記を綴っている2021年7月下旬時点ではZabbix 5.4が現行バージョンとなります・・・。

・・・もう、本を買おう(白目)

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今回買った本

・・・あ、普通に勉強用なので浪費扱いじゃないですよ・・・。

1冊目はZabbix入門書。

基本を知りたいので予算を抑える目的で古書で済ませようとITの街である秋葉原*2ブックオフで済ませようと思ったらZabbix活用編的な本しか無く*3無知な素人向けの優しい本が無かったのでヨドバシアキバを覗いたものの見つからず、結局秋葉原の書泉で調達・・・。まだ帰宅早々やることがあるので*4見れていませんが、4,000円も支払ったんだから元を取れるよう内容を理解してスキルとして活かせるよう頑張っていきたいところです・・・。*5

2冊目はなぜかAWS本。

こっちはブックオフで比較的年式の新しい書籍だったので手を出しました。
・・・えぇ、AWSは課金体系が複雑怪奇で個人では手を出せずに居ましたが、仕事で触れる機会があるのでちょうど良いのでそのままレジに持ってっちゃいました。

帰り際に電車でペラペラと見ていますが、業務都合で触りくらいしか触れていなかったと言うか、苦手意識から積極的に触らずに居たらチョットAWS周りの知見が出遅れ気味*6なので・・・。
こちらは中途半端に知見がある分サクサクと読んでいけるので、まずはこの連休中に一通り目を通して、必要に応じて適宜繰り返して目を通して行きたいところです。

運用・監視系のコーナーってあまり無いのね・・・

Zabbix系の入門書を探して秋葉原古書店含む書店を巡りましたが、運用・監視系ってあまり無いんですね・・・と言うか、「運用・監視」ってコーナー自体が存在していないので書泉でもどこにあるのか右往左往してしまいました・・・。
最終的には「VPN」と書かれた付近にZabbix/Hinemos*7の2つを見つけたので、どうしてその場所に・・・と思いつつ、インフラエンジニア系統の書籍って大変マイノリティな扱いなんだな・・・と思ったり思わなかったり。

ブックオフで見つからないのは古書店であり、ブックオフに捨て値で持ち込む人が居なければ在庫として並ぶことが無いので分かります。
ヨドバシアキバも以前に比べると技術書売り場は大きく縮小してしまっているので、Zabbix含めた運用監視ツールの書籍が無いのはまだ分かります。
でも様々な分野で強いような印象のある書泉でもなんだか微妙な扱いでVPN関連の書籍に混じって並んでいると言うのは、インフラエンジニアをやってる身分としてはチョット悲しくなります・・・。ネットは汚染著しく必要な情報が見つからず、仕方なく書店で探したら謎の分類分けされて見つけ出すのに頭を抱えることになるなんて・・・。

いや、別にインフラ系の技術は運用監視だけでは無いと言うか、どっちかと言うとOS周りの技術書のほうが比重は大きいんですけど、なんというか・・・なんというか・・・。

Kindle版でも良かったかも

買ったあとで思ったのですが、今の時代に古書狙いで無いのならKindle版買っとけば良かったんじゃ・・・。
いえ、Kindleはあくまで「内容を見る権利をやろう!」であり、所有するわけでは無いんですけど、あまり書籍を置く場所が無いので可能な限りKindleで済ませたいだけなんですけど・・・。*8

とは言え、Kindle Whitepaperだとサイズが小さすぎ、iPad miniでも技術書系統を見るには厳しい、iPad Pro 11-inchなら悪くはないが手持ちのはMagic Keyboardとのペアで半ばLaptop替わりなので案外手持ち機器で見るには辛かったりします。それを考えると、物理的な書籍で入手するのは悪いことではない・・・のかも知れませんが、なんだかモンニョリ。

まぁ、そんなことよりさっさと読み進めて細やかながら自分自身のスキルとして身につくよう頑張ります。・・・特にZabbixの方は手持ちのESXi環境で導入してアレコレと試せそうと思えば試せますし、何かとステイホームが求められる世の中、読書で引き篭もるってのもたまには悪くはないですし。

*1:ジョブマネージャー、非IT屋さんの人に向けて端的に簡便に言い表すならタスクスケジューラーの凄いやつ。

*2:私の中では秋葉原はITの街です。オタク街ではありません、ITの街です。いいね?

*3:いくら秋葉原と言えどZabbix狙い撃ちであるのかなぁ?・・・と思ったら、ステップアップした後に読むような本でしたが普通に在庫があってワロタ。

*4:ラック買い替え・整理中の事故でNASが落下し、NASは無事だったもののNASのバックアップHDDを物理的に壊してしまいまして、換装してまして・・・orz

*5:4,000円コースの書籍なんて、まだ若くて無駄に情熱があり、電子書籍なんてものが流行る前で色々買い漁ってた時期でも手を出したことないよ・・・。

*6:いえ、VMwareメインであまりAWS触らないと言う人も居ますけど、苦手だからと目を背けるのは好ましくないことなので・・・。

*7:Hinemosは、なんかNTT Dataが絡んでる国産オープンソース系の運用監視ツールらしい。

*8:現在物理的に持ってる書籍は棺担ぎのクロちゃんの本編全7巻、東方文花帖東方求聞口授など主にホスト名の命名規約用にキャラクター紹介系の情報書、埃かぶってるカメラ系の書籍くらいで、他は実家に都落ちさせたり処分したり・・・。