Re:シルの日々の戯言。

散財が生き甲斐になりかけている、デジタルガジェット大好き自称黄色いネズミの戯言。

そろそろOCNモバイルONEの契約内容を見直す頃合いかも知れない

現在、私は格安SIM(MVNO)としてOCNモバイルONEを契約しています。
元々は昔まだMVNOがマイナーな頃、AndroidスマホのHTC J ONE(HTL22)のROMを書き換えて・非公式のSIMロック解除をして、本当に使えるようになったのかを試す目的でプリペイドタイプのOCNモバイルONEを調達したのが最初の出会いでした。*1
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その後、「ええやん!」となりプリペイド版から通常契約のOCNモバイルONEとなり、途中何回かSIMカードを増やしたり契約見直ししたりしてきました。
そのうち、実家向けに渡しているスマートフォンタブレットでも使うようになり、気付いたら都合4回線分もSIMカードを発行している有様です。

4回線分とだけ聞くと頭可笑しいの一言ですが、少し前までは容量シェアの機能を利用した方が新たに他社の格安SIM(MVNO)を契約するより安上がりだったので、決して間違った選択ではありませんでした。

しかし、時代の流れとともに超格安とも呼べるサービスが登場し、現在のOCNモバイルONEの環境は、(格安SIM観点では)かなりの高コスト環境となってしまいました。
実家側スマホタブレットの維持費を身銭を切っていることも鑑みると、そろそろ維持費を抑えるために環境を見直す必要があります。・・・えぇ、これまた実家向けPCとしてブッチャケベースで10万円以上の金額*2が流れ出ているので、コソコソやってる端株(正しくは単元未満株/1000円からの株式投資の類のアレ)の何処かの株式を全部手放す前に・・・。

高コスト環境の原因

私が契約しているOCNモバイルONEのプランは、俗に言う旧料金プラン(OCNモバイルONEでは「新コース以外」のプラン)の6GB/月のSMS対応コース(月額税込み1,727円)です。
www.ntt.com

令和の時代の格安SIMとしては非常に高い金額ですが、旧料金プランだと200kbpsの低速通信モード時に速度制限以外の規制が無いため、ネットラジオなどを垂れ流して聴く場合には非常に便利なプランです。
200kbpsと言う速度はWebやSNSを楽しむには厳しい速度ですが、ネットラジオを楽しむには必要十分な速度なので、個人的にはradikoを聴く場合は低速通信モードに切り替えて聴くことが多いです。

一方の新コース(新料金プラン)だと、200kbpsの低速通信モードには以下のような制約が発生します。

新コースでは、月内の低速通信の通信容量が、基本通信容量の半分を超過した場合、低速通信の速度を更に制限させていただく場合があります。

www.ntt.com

新コース(新料金プラン)では低速通信モードにも通信制限が掛けられて、具体的な速度は記載されていませんが低速通信モードを使い過ぎると200kbps以下の速度に抑えられてしまいます。・・・つまり、私の使い方だと新コース(料金プラン)は非常に都合が悪くて相性の悪い料金プランとなっています。

合わせてOCNモバイルONEでは、容量シェアのためには強制的にオプション料金を支払う必要があり、追加発行したSIM1枚辺り(SMS対応可否により)税込み金額で440円~572円の費用が発生します。
・・・現在SIMカードを4枚=追加発行は3枚なので、容量シェア代だけで毎月約1,600円ほどの追加費用が発生している状況です。

そんな訳で格安SIMと言いつつ、毎月約3,300円以上の費用が発生していたりします。・・・この人、業務用途で旧来から使い続けているドコモ回線・プライベート用に(iPhone/iPadで)au回線*2を契約してるのに、更に無駄金払ってるので通信費がぶっ飛んだ金額になってますよ!*3

実家向けMVNO回線を他の格安SIMに切り替える

実家向けも兼ねてOCNモバイルONEの契約プランが6GB/月となっているので、まずはOCNモバイルONE側の契約プランを3GB/月に切り替えたいところです。

そんな中、先日購入したPixel 5aで利用するSIMを探している時にIIJmioのギガプランでeSIM契約だと、2GB/月で税込み440円と言うことを知りました。*4
www.iijmio.jp

現在実家側ではSMS対応データSIM1枚、SMS非対応データSIM1枚を利用しているので、実家側をIIJmioギガプランのeSIM 2GB/月に切り替えるだけで132円の費用削減となります。・・・えぇ、もう時代は令和なのでアンテナピクトの問題*5でSMS対応SIMを選択する必要性はそこまでありません。また、実家側でSIMを挿してるスマホタブレットiPhone XsiPad Pro 11-inch/2018なのでeSIM対応機種です。
sylve.hatenablog.jp
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さらに、IIJmioならデータ容量シェアが可能です。同一のmioID(契約者ID)ならば特に追加コストは掛からず設定できるようなので、今回目論んでいるパターンだとiPhone向けに2GB/月+iPad Pro向けに2GB/月を合算して、2台で4GB/月のデータ通信が可能となります。

OCNモバイルONEのプランを見直す

OCNモバイルONE自体は、プロバイダがOCNを利用しているユーザーならセット割などが効いて多少お安く使えます。・・・えぇ、セット割の存在を忘れてて長らくOCNユーザーなのに無駄に200円くらい多く支払い続けてきましたが(白目)

実家側との格安SIM(MVNO)を分離させることで、6GB/月のプランを選ぶ理由が無くなります。この時点で旧料金プランの月額料金を約400円くらい下げられますが、新コース(新料金プラン)への移行も検討してみます。

現在、私がOCNモバイルONEで利用しているデータ通信量は毎月3GB以下です。2021年11月のみ調子に乗ってニコニコ動画を(OCNモバイルONEを挿したスマホ経由で)見ているので4GBくらい通信量となっていますが、私が使うだけなら3GBで収まっています。*6
・・・この通信量は、土日祝日に外出して低速通信モードに切り替えずにradikoを聞いて消費したデータ通信量です。・・・えぇ、実家側と容量シェアする都合で6GB/月と余裕のあるプランを選択していますが、低速通信モードでradikoを聴く大前提が無くとも実は3GB/月で収まっていると判明しました・・・。

そうなると200kbpsで通信し放題の旧料金プランに執着する必要が無く、新コース(新料金プラン)のSMS対応SIMの3GB/月の税込み990円と言うプランが選択可能となり、月額700円以上の費用削減が見込めます。・・・月額700円以上となると、年間で8000円近い金額が浮くことになるので、金額的なインパクトは大きめです。

ついでに実家側をIIJmioに移行する前提の場合、SMS非対応のデータ専用SIMが1枚手元に戻ってくる計算となるので、サイクルコンピューター用に利用しているSMS対応データSIMと入れ替えることで容量シェア料金を132円程度抑えることが出来ます。

年末の帰省時に手続きするか

雑に脳内机上計算だけでも結構大きな削減が可能に思え、早々に計画を実行すべきのような気がしてきました。・・・と言うか、先ほどOCNモバイルONEの来月以降の料金プランを上記の新コース3GB/月に変更しました。*7

正直eSIMプランで予算削減と言うのはあんまり発想に無く、最近Pixel 5aでpovo2.0を契約したことからeSIMに着目した訳ですが、まさか容量シェアの月額料金で他の格安SIM(MVNO)で2GB/月を契約出来るとは思ってもいませんでした。
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なんなら全部IIJmioにまとめても良さそうに思えてきますが、残念ながら私が利用するスマホ側(iPhone XR/iPhone7)がeSIM非対応*8なので、手持ちスマホを買い替えるその時まではOCNモバイルONEのお世話になり続けることとなりそうです。

しかし、あまり他の格安SIM(MVNO)の情報をチェックせずにいましたが、ちゃんと情報を拾うことをしないと駄目ですね・・・。
私の場合はIIJmio+OCNモバイルONE併用が当分の間は都合がいい状況ですが、格安SIM(MVNO)ご利用中の皆々様も一度契約プランの見直しや他の格安SIMのプランをチェックするなど行ってみては如何でしょうか?思考停止で従来プランを継続するよりは安価なプランが自分に都合の良い他の選択肢が見えてくるかも知れません。

*1:振り返ってみると、人様の血と汗と涙の結晶で他力本願著しいですが、滅茶苦茶なことやってますね。ROM書き換えは最近までLineage OS遊んでたので置いておくとして、非公式のSIMロック解除とか無茶なことをやってるなぁ・・・。

*2:自分自身の身になることなら、10万だろうが20万だろうが良いのですが、自分の身にならないことに10万以上の金額は正直ツラいものがあります。

*3:そしてお遊びでpovo2.0を契約していると言う・・・

*4:草稿を書いているタイミングではキャンペーンで1GB増量となってますが、eSIMだと2GB/月 440円が基本プランとなります。

*5:古いAndroid端末では、SMS非対応データ専用SIMだとアンテナピクトが正しく表示されない問題があったりなかったりしました。

*6:基本的にWeb閲覧とTwitter(SNS)がメイン、Spotifyはミュージックカウントフリーの対象なので余計なことをしなければ3GB以内に収まります。

*7:プラン変更後、翌月以降適用なので今のうちに変更しておきました。

*8:iPhone XR自体はeSIM対応ですが、物理Dual SIMを狙って海外版の中でも香港版を狙い定めて調達したのでeSIM非対応なのです。