数週間前の週末、秋葉原でアクションカメラを見かけてから、久しぶりにアクションカメラが気になってしまいました。
過去にSONYのHDR-AS15を入手していますが、まだまだ個人向けアクションカメラ黎明期の製品だったと思うためカメラマウント周りが微妙で正直使い勝手はイマイチでした。
sylve.hatenablog.jp
HDR-AS15を入手してから9年以上が経ち、個人向けにアクションカメラもある程度は浸透したと思うので、カメラのマウント周りで不自由することはないと思います。
ちょうどGoPro HERO10 Blackが公式サイトで結構な値引き販売されていたので衝動買いし、到着までに微妙な時間差があったのでGoPro HERO5 Blackの中古品まで手を出して、お前は一体なにをやっているんだと小一時間といt(ry
今回衝動買いしたGoPro HERO10 Blackについて
- 入手元: GoPro公式
- 商品名: GoPro HERO10 Black
- 浪費金額: 税込51,821円(新品)+1,950円(アクセサリー類)
GoPro公式サイトからセール中なのか(専用クラウドサービスの)GoProサブスクリプション付きのGoPro HERO10 Blackが5万円以下だったため、追加バッテリーを合わせてポチリ。
合わせて自撮り棒・・・では無いのですが、ミニ三脚というかハンドグリップと言うか微妙なアレと、Amazon BasicsのGoPro専用ケースも合わせてポチリ。
(GoProか他のカメラか、中古で済ますか新品で買うか)色々と悩みましたが、GoPro公式サイトで現行機種が思った以上に安価な価格設定*1だったため、今回は新品を衝動買いです。
雑に興味を持ったからと言うどうしようもない理由でド素人が、アクションカメラの中では高級品と称される・・・のかも知れない一流ブランドのGoProを買う意味があるのかと問われると何も言えなくなってしまいますが、一流ブランド品のアクションカメラなら「性能がクソで撮りたい映像が撮れない!」と言う事態は避けれるかと思うのでまぁヨシとします。
自撮り棒と言うか、ネガティブな俗称以外の呼び方だとセルフィースティック・セルカ棒などと呼ばれるものについて、悪巧みで(10年くらい前に日テレのミニ番組だった)東京日和のパクr・・・インスパイア動画を作りたくて調達した次第です。・・・が、多分そのような用途の場合は自撮り棒ではなくジンバル・スタビライザーを買ったほうが良かった気がしますが、ジンバル・スタビライザーはお値段が張るのでとりあえず(別に自撮りしないけど)自撮り棒でお茶濁しするこっとします・・・。*2
Amazon BasicsのGoPro専用ケース(XS)について、サムネイル写真がワンサイズ上のSサイズになっているので、サムネ詐欺となっています。また、最初期型のGoPro HERO〜HERO 4シリーズくらいまでが再適合のようで、最新機種であるHERO10 Blackには加工前提でないとサイズが合わなかったりします。カメラは収まりますが、バッテリーはそれっぽいスペースには収まらないので調達しようと目論んでいる方は注意が必要です。
我慢できなくて・・・
GoPro HERO10 Blackは買いました。しかし、配送都合で予定の2日遅れ*3となりました・・・。
手元に来るのは確実ですが、一足早く欲しくなっちゃいまして物色していると中古でGoPro HERO5 Blackが1万チョットで叩き売られていました。
・・・旧型のGoProとは言え、1万チョットと言うのはかなりの格安設定です。・・・チョット秋葉原行ってくらぁ!
- 入手元: ソフマップ
- 商品名: GoPro HERO5 Black
- 浪費金額: 税込14,480円(中古)+1,540円(microSD 64GB)+100円(粘着シート)+792円(自転車用マウント)
中古品のランクAの個体です。とは言え、アクションカメラと言う用途から少々マウントフレームにキズが目立つためランクAは過剰評価のような気がしますが、それにしたって年式の割にはお値打ち金額だと思います。
性能面については、GoPro HERO 10 Black比較だと見劣り著しいです。目立つところだと動画性能が4K/30fps止まり、専用SoCのGPチップ非搭載・映像補正技術のHyperSmooth非搭載と言うところでしょうか。
1080p(FHD)で抑える場合、GPチップやHyperSmoothを意識しなければ性能面ではそこまで大きな違いは出ないのかも知れません。少なくとも、秋葉原のあきばおー辺りで3,000円〜5,000円で売っているような安価なアクションカメラを買うよりは遥かに映像面では満足できる商品かと思います。
microSDについて、GoPro HERO10 Blackを買ったタイミングでオマケとして32GBのカードが付属していますが、(馬鹿の一つ覚えで)4K解像度で映像を撮ろうと思っていたため*5GoPro HERO5 Blackを調達したタイミングで確保しておきました。
粘着シートについては、鉄道などの車窓(側面展望)動画を撮ろうと思っていたため、GoPro HERO5 Blackを確保した段階で抑えました。自転車用のマウントは・・・、・・・安かったので買いました☆(・ω<)*6
使ってみたが排熱との戦いになりそう
初めてGoProに手を出した次第ですが、実際に使ってみると結構排熱との戦いになることが判明しました。
GoPro HERO10 Blackでは最大5.3K60fpsでの撮影が可能ですが、その設定で撮影すると20分も経たずに高温のため強制シャットダウンとなります・・・。
最新のファームウェアでは長時間撮影が出来るよう専用モード*7が設定されているようですが、それでも5.3K60fpsだと29分程度の撮影時間に留まるようです。
流石に5.3K60fpsはやり過ぎ・・・と反省して4K60fpsに抑えましたが、こちらも30分程度で強制シャットダウンとなり、せっかく側面展望動画撮ろうと成田エクスプレスに乗ったのに(´・ω・`)と残念なことになりました・・・。*8
GoPro HERO5 Blackは今のところは熱が問題で・・・と言うレベルでは使い込んでいませんが、こちらは映像補正周りが貧弱なので自転車に取り付けて撮影すると画面酔い促進動画が仕上がります。
それ以外については今のところは問題を感じるような部分はなく、タイムラプスで撮影する分には画角以外はGoPro HERO10 Blackの補間として使えそうな気がします。
合わせて、GoProシリーズではどんな設定をしたとしても必ず4GBでファイルが分断されるため、スマホ用のGoProアプリ以外で編集しようとすると少々ファイルの扱いが面倒なことになります。
GoPro側の設定を見る限りファイルを細切れにしないよう(分割しないよう)設定するような項目があるにも関わらず、巨大な1つのファイルに収めるとトラブルが発生した場合に丸々ファイルが壊れることを避けるフェールセーフの思考*9から分割しているようですが、それならばファイルが分割保存されないかと思わせるような設定項目を表示しないでほしいところです・・・。
試しに撮ってみた
そんなこんなで戯言日記を放置してGoProで遊んでいたわけですが、成果物の一つでも・・・と思って雑に編集してTwitterに上げました。
GoPro HERO10 Blackを買ったとツイートしつつ、動画を挙げてなかった気がするので、DaVinci Resolveの練習を兼ねて羽田空港で撮影したタイムラプスを・・・。空港で撮ると意外とチョコマカと動きがあるので楽しいけど、タイムラプスで撮る=撮影時間が・・・。 pic.twitter.com/vlrp5MRN0A
— シルベスタ岡崎 (@sylvenews) 2022年5月16日
GoPro HERO10 Blackで羽田空港の第2ターミナル展望台からタイムラプスで撮影していますが、空港で撮影するとチョコマカと動きがあるので面白いです。良い感じに滑走路が収まっているので着陸メインですがたまに離陸もあり、離着陸以外は基本的に動きがゆっくりなのでタイムラプスで撮るとなかなかいい感じです(小並感)
タイムラプスではない通常の動画についても、いい感じに綺麗に撮れてくれますがローリングシャッター現象(別名ゼリー現象・俗称こんにゃく現象)で歪んでしまうので、私が撮りたいと思っている側面展望動画は少々絶望的な感じがします。
ただし、(日本の鉄道の場合は)進行方向左側の車窓だと壁面・電柱が近くて映像が歪みがちですが、右側からの車窓は複線の場合は対向列車以外はあまり歪まずに撮影できそうな雰囲気です。そのため、車窓(側面展望)動画を収めたい場合は進行方向右側から撮影すると酷い歪みは避けれるかも知れません。
帰宅したので収録映像確認なう。・・・GoPro HERO 10 Blackで撮った東京モノレールの映像、水平取りに失敗している上、ホームドアが尋常ではないレベルで歪んでいます・・・。典型的なローリングシャッター歪みです、本当にありg(ry pic.twitter.com/LtJfA2SDOl
— シルベスタ岡崎 (@sylvenews) 2022年5月14日
まずは慣れないと・・・
買ったばかりでマトモに使いこなせていませんが、過去に入手したHDR-AS15の感覚で使おうとすると排熱との戦いになるため、まずはGoProに慣れるところからになりそうです。
ネタのために(ミニ三脚になる)自撮り棒で歩きながら風景を撮影してみましたが、やはり歩行の振動をカメラ側の制御で抑えきれていない部分があるので、しっかりとしたジンバル・スタビライザーを買うか(摺り足など)歩き方を変えるかなどしないと厳しいのかもしれません。
とは言うものの、アクションカメラで雑に撮影すると言うのは楽しいものです。なんだかんだで小型なので人様に変な威圧感*10を与えることもなく、高画質で綺麗な映像が撮れるので上手く活用していきたいところです。
しかし、持続可能な形で撮影しないと宝の持ち腐れとなってしまうので、まだまだ終息が見えない中ではありますが積極的に外出して映像として色々と記録に残したいところです。
とりあえず、パクr・・・インスパイアしようとしている東京日和っぽい動画なら、思考停止で都内各所を雑に歩いて雑に名所でも紹介すればそれっぽいのが作れるでしょうし不自由はしないかと・・・。・・・まぁ、そう言った雑に作ったものは映像から「こいつ雑に作ってやがんなksg」と見透かされてデジタルデブリになってしまうので、作るのであればしっかりと調査した上で丹精を込めて作らないと駄目ですけどね・・・。*11
*1:量販店で買うと普通に6万〜7万なので、即日欲しいと言う場合を除けばこの戯言日記を綴っているタイミングでは公式通販が最安かと・・・。
*2:GoProの補正機能である程度の振動は抑えられますが、ポチポチ触っていると「あぁ、ジンバル・スタビライザー買っときゃよかった・・・」と思うことが多々あったり・・・。
*3:深センで天候都合と称した遅延(多分実態は本来接続するはずだった航空便と接続できず)、国内到着後に国内配送業者(今回はクロネコさん)との連携遅延で、都合2日遅れで届きました・・・。
*4:GoPro HERO10 Blackを公式通販で買って安く済んだ分の金額が全部吹き飛びました。
*5:大は小を兼ねると言う言葉がある通り、編集時に重くて泣きを見るかも知れませんが大きい解像度で撮影しておけば「なんでクソ解像度で撮ったんだ・・・」と後で後悔せずに済むので・・・。
*6:実際にはGoPro HERO5 Blackで試し撮りしたいがために買いました・・・。多分自転車での車載動画は、活動エリアが露呈しかねないためテスト動画以外で撮影する予定はありません・・・。
*7:三脚などで固定して撮影する大前提のモードのようで、GPS情報取得OFF・HyperSmoothの無効化で発熱を抑えているようです。
*8:平日に室内条件で撮影したところ、1080p/60fpsで1時間持たずシャットダウンしたので、冷却重視のケースが無いと長時間撮影は無理なのかもしれませんね・・・。
*9:30分の映像ファイルが丸々と消えるより、4GB単位で区切って一部ロストの方がまだ良いよね?と言うお話です。
*10:K-70でファインダーを覗いていると結構な確率で「こいつ写真撮っとるやんけ!邪魔せんとこ!!」みたいに配慮っぽいことをされますし、なんならRX100M6(コンデジ)のファインダー覗いてても同じような反応があるので、被写体を撮りやすい利点はあるものの結局は人様の邪魔をしていることになるので個人的には大迷惑行為であると考えています・・・。
*11:しかし令和の時代なので、私が「頭の悪い表現」と称するような表現を大量に埋め込まないと最低限注目される土壌が育たない上、無名ブロガーの動画なんて余程のアピールをしないと誰も見ないんでしょうけどね・・・。