2022年の夏がようやく終わりを迎えようとしていますが、我が家の家計でデジタルガジェットへの浪費以外に大きなダメージを与える要素が出てきてしまいました。
その名は電気代、様々な要因で電気代の高騰が著しく、2022年8月請求分が独り身な単身者暮らしなのに1ヶ月約1.4万円と言うぶっ飛んだ金額が出てしまいました。
・・・ただ電気代1.4万円と言うだけではぶっ飛んだ金額なのか分かりません。例えば「ウチは戸建住宅オール家電で2万円だから、テメェの言う電気代1.4万円は激安金額だ!」と怒られてしまうかも知れません。
もう少し具体的な環境・条件を言うと、単身者向けで辛うじて1Kと呼べる狭小賃貸住宅*1で1ヶ月電気代が1.4万円です。
独り身の1K賃貸住宅で電気代1ヶ月1.4万円は過酷な暑さの8月分の請求とは言えどもヤバイ(白目)
原因はエアコンだろうが・・・
幸か不幸かテレワーク勤務が続いているため、平日はずっと自宅に引き篭もって仕事をしています。
当然、エアコンはずーっと付けっぱなしです。現代日本で8月にエアコン無し・扇風機だけと言うのは無理なので、生活必需品と言えるでしょう。
更にNationalマークが付いたエアコン*2が取り付けられているため、最新のエアコンに比べると電力効率が悪いことも考えられるため割高な電気代になってしまうでしょう・・・。無論、賃貸住宅なので勝手に交換することもできず、現状故障もしていないので管理会社に交換をお願いすることもできないでしょう。
そして私が現在潜伏している住居は、低層マンションの最上階です。・・・最上階と言うものは当然ながらその上に部屋が無いので、天井(上層階)からの生活騒音に悩まされることはありませんが、遮るものがなく直射日光に晒されるため無条件で室温が高まってしまいます。
そのため、下手をすると5月くらいからエアコンを稼働させないと灼熱地獄に襲われかねない環境です・・・。*3
なにか減らせる要素は無いか
環境的に電気代が高止まりするのは仕方ないのかも知れませんが、それでも電気代高騰でインパクトのある金額が出てしまったので電気代を抑えたいところです。
狭い部屋を見回してなにか節電できそうなものが無いかを探してみると、以下の機器の電源を落としたり利用を控えたりできそうな気がします。
- 24時間起動させているNUC8i3BEHを利用時のみ電源を入れる運用にする。
- 同じく24時間起動させているNUC8i7HVKを利用時のみ電源を入れる運用にする。
- テスト用に買ったNUC7PJYHの電源をオフにする。
- テスト用に利用していた旧Wi-Fiルーターの電源をオフにする。
- テレワーク用の業務PCを利用時のみ電源を入れる運用にする。
- ウルトラワイドモニターをテレワーク専用扱いにする。
利便性を考えて24時間電源を入れていたPCをシャットダウンすることを主軸で、恐らく効果が高そうなのはNUC8i7HVKの電源オフ・ウルトラワイドモニターの用途限定の2点だと思います。
アイドル時の消費電力は不明ですがNUC8i7HVKはゲーミングNUCと言う扱い上、結構な電力を必要とするNUCです。実際問題、NUC8i7HVKの電源は19V 230Wと下手なmini-ITXマシンよりも大きな電源を利用しています。参考までに同じく節電目的で24時間起動を取りやめたNUC8i3BEHは19V 90W電源、NUC7PJYHは19V 65W電源なので、NUC8i7HVKは下手なNUC2台分の消費電力が発生しています。
www.intel.co.jp
厳密には(24時間常時電源を入れている場合は)アイドル時の消費電力がどのくらいかが重要なポイントになるため、電源に記載されている値がそのまま消費電力になるわけではありませんが、それでも高騰著しい電気代の削減にはある程度効果的かと信じたいところです。
ウルトラワイドモニターについては、設置場所の都合でゲーミング用途での利用が難しく、以前からテレワーク用に利用する3台目のモニターとして利用していました。*4
そのため、ウルトラワイドモニターについてはプライベートでの利用は自粛し、業務利用に限定して利用することとします。
他になにか節電対策できないか
パソコン周り以外でなにか対策できることが無いかを考えていますが・・・、・・・強いて言えばエアコンの温度設定くらいであまり有効打が無さそうです。
そんなエアコンの温度設定も、室温が28度前後になるよう調整しているのであまり設定の余地は無し・・・。強いて言えば上記で24時間起動させているパソコン電源オフの影響で排熱が減り、結果的にエアコンが頑張らずとも部屋が冷える可能性が微レ存・・・でしょうか。
そうなると再びコンピューター周りになり、24時間常時電源オンにしている機器は「まだ」いくつかありますが・・・
- ESXiサーバー扱いのDeskMini 310
- デジタル放送録画サーバーのNUC8i5BEH
- メインPCのM1 Mac mini
・・・本気で台数を減らすとしても、実施できそうなのはM1 Mac miniくらいです。
そんなM1 mac miniは最大消費電力こそ150Wですが、電力効率が高いためアイドル時は6W前後と言われています。そのため、そのくらいなら常時起動させておいてもいいか・・・と言う雑な判断から常時起動を維持としています。
support.apple.com
他にもNASの節電機能(夜間帯にシャットダウンさせる機能)の利用も考えましたが、HDDを高頻度で停止・起動させるのはむしろディスクに悪影響では・・・と思い、今のところ節電機能を使う予定はありません。
そのため、現状私ができる節電はこれが限界のようです。
細かく見れば他にもありそうだけど・・・
デジタルガジェット系統のオタクなので、どうしても生活で利用する消費電力は高止まりしてしまい気味です。
なので限界と言いつつも、もっと切り詰めれば抑えられそうな気がします。
・・・とは言えど何事も限度と言うものがあるので、まずはこれで様子を見てみようと思います。*5
また、暑さのピークである8月をやり過ごしたので光熱費(主にエアコン代)も落ち着くと思うので、1.4万円と言う請求金額にはならない・・・と信じたいところです。
しかし、あれですね。主にPCの周りですが漠然と消費電力どか食いは懐事情(電気代)に優しくないと、NUCやらT型番指定買い*6とかで通常よりは省電力重視で機器を買い揃えていたから電気代高騰の現在でも1.4万円で済んだことを考えると、性能最重視でTDP高めのCPU(を搭載したPC)を使ってたら一体どうなっていたことやら・・・。
いずれにせよ、異常な価格暴騰続きで生活は苦しくなる一方なので、無駄なものを買うと言う悪習を直しつつ電気代の浪費も抑えて慎ましい生活が送れるよう努力したいところです・・・。
*1:回りくどい表現をしていますが、早い話が少し狭いながらも1K構成の賃貸住宅です。
*2:最近の人は知らないでしょうが、National=Panasonicの旧ブランド名です。
*3:遠因として、自宅サーバーと称する24時間365日起動のパソコンが多いこともあります。
*4:横方向の解像度が大きいので、アプリを左右2分割にしてもメーラーやTeamsなどチャットツールが見切れないため、思った以上に重宝しています。
*5:さらに電気代が高騰するようなら思い切ってESXiサーバーを停止させるもの1つの手ですが、自称自宅ラボの中枢サーバーなので止めちゃうと今後の(ITエンジニア観点の)検証環境確保に支障が・・・。
*6:Intelのデスクトップ向けCPUで、型番の末尾に「T」が付いているものは省電力構成で、TDP 35Wと頭一つ抜き出て低いのです。