秋葉原を巡ったあとに、たまに御徒町にあるハードオフ(ハードオフ上野御徒町店)に足を運ぶことがあります。・・・えぇ、秋葉原駅を起点に行動を開始すると秋葉原北端の末広町(銀座線末広町駅付近)に到達するので、意外と御徒町まで数分でたどり着けるので足を伸ばしてしまいがちです。
・・・このハードオフは何気に散財ポイントでして、過去にNUC11PAHi7を衝動買いしたり、ASUS ZenBook 13 UX331UNを衝動買いしたりと(散財観点では)大変危険な店舗です。*1
そんな御徒町ハードオフでApple AirPods Proを見かけました。・・・AirPods Proなら初期型(第1世代のモデル)を愛用しているため、別に興味を惹く要素はありません。
sylve.hatenablog.jp
ただ見かけたAirPods Proは(ケースが)USB-C版で、直近発売されたばかりの最新型です。別に現在の初期型AirPods Proで不自由していませんが、現時点で最新機種を安価に入手する貴重なチャンスです。
まぁ、普段から「貴重なチャンスだ!」と馬鹿なことを考えて散財しているのですが、今回は追加で悪魔の囁きが脳内に響きました。
初期型を購入して約3年、長年利用してきたのでバッテリーも劣化しているでしょうし、買い替え名目で買っちゃうのもアリなのでは?
今回衝動買いしたAirPods Proについて
外見は今まで利用してきたAirPods Pro 第1世代と大きな変化は見受けられませんが、AirPods Pro 第2世代で、先月発売されたばかりのUSB-C版です。
一応充電端子がUSB-Cに変わっているのが最大の違いですが、ストラップホールが搭載されている・ケース底部に(Appleの「探す」アプリ経由で鳴らす)スピーカーが搭載されているなど、細々とした違いはあります。一方のイヤホン側は・・・外見上の変化は無さそうです。
本体ケース保護のプロテクターやイヤーチップ(別名イヤーピース)について、一応初代AirPods Pro(第1世代)と同じものが利用できるようです。・・・が、プロテクターについては第1世代にはストラップホールは無く・底部のスピーカーも存在しないため、素直にAirPods Pro 第2世代向けを謳う製品を購入したほうが良さそうです。
そんな訳で、本体ケース(プロテクタ)についてはヨドバシカメラで安価なケースを急ぎ調達しています。懸念点はTPU素材と言う店で、経年劣化で汚らしく黄ばむことが想定されるため、将来的には他の製品に買い替えたいところです。
イヤーチップについては、私の場合は引き続きCOMPLY製を利用していますが、多種多様なメーカーから様々なイヤーチップが出ているので色々と試してみるのも1つです。・・・ちなみに、最近交換したばかりだったので、初代AirPods Proで利用してたイヤーチップをそのまま拝借しています・・・。*2
ノイズキャンセリング性能は結構違う
購入して早々に使いはじめ、AirPods Pro 第1世代を売却するまでの間に使い比べてみましたが、第2世代は結構雰囲気が異なる気がします。ただ、この手の内容は感覚要素が大きいので、AirPods Pro 第1世代との比較をメインで戯言を綴っていきます。*3
一番の変化はノイズキャンセリングで、AirPods Pro 第1世代よりもより強く騒音を防いでくれる感があります。特に地下鉄乗車時に「妙に騒音が静かだな・・・」と感じたので、(当然内蔵しているSoC/チップが新しい世代のものになっているので良くなって当たり前ですが)デフォルトで必要十分なノイズキャンセリング性能は備わっていると思います。
音質面についてはそこまで大きな違いはなく、なんか第1世代よりはクリアに聴こえるものの、感動するような大きな違いは感じられません。強いて言えばプラシーボ効果でチョット良い音かなーと言うくらい。
ただ、強化されたノイズキャンセリング性能と組み合わさると「移動中なのに意外と繊細な音まで聴こえる・・・だと!?」と、オーディオ周りに関してはド素人ながら少しだけ驚かされた部分はあります。
地下道を移動中に何気なくSpotifyから流れ始めたメロキュアAgapē(switched edition)*4でのボーカル岡崎律子さんのウィスパーボイスが妙に耳に残り、「待って、歩いて移動中なのに(ウィスパーボイスの)最後までシッカリと聴こえる?」とAirPods Pro 第2世代のポテンシャルの高さに驚かされました。恐らくAirPods Pro 第1世代のノイズキャンセリングでは防ぎきれず、そこまでボーカルに意識が行かなかっただけと思いますが、徒歩移動中にシッカリと聴こえると言うのは結構な衝撃です。
・・・もっとも普段から繊細なボーカル曲を聴いているのかと問われると・・・、・・・そもそもボーカル曲を聴く機会が少ないので、Spotifyのランダム再生で流れたから「AirPods Pro(第2世代)やるやんwww」となっただけかも知れません。*5
競合他社製品と比べたらどうなるかは、それ相応のメディアお抱えなオーディの大先生に任せるとして、AirPods Pro 第1世代を利用しているユーザーさんは第2世代に乗り換える意味は十分にありそうです。
一応AirPods Pro 第2世代はLighting版も存在し、中古市場などでの実売価格が(Lighting版なら)少々お手頃になってきているので、とりあえず第2世代に・・・との場合はLighting版に手を出すのも1つかも知れません。
・・・まぁ、AirPods Pro 第2世代のLighting版は来年以降に登場すると言われているApple版AR/VR HMDのVision Proと組み合わせてもロスレス再生非対応との話なので、積極的にお勧めはしませんが・・・。*6
次買い替えるときはどうなるのやら
今回のAirPods Pro買い替えは衝動的に実施してしまいましたが、次回はさてどうなることやら・・・。
正直なところ、Google Pixelシリーズが7年OSバージョンアップ保証のように長期間アップデート対応を謳い始めたので、私がiPhoneに執着する理由が減ってきました。*7
また、利用するPCに関してもプライベートではゲーム目的で再びWindowsに触れることが多くなり、別にMacである必要が薄らぎつつあります。・・・えぇ、Windows8の強引なUI変更を毛嫌いしてMacを使いだした身なので、どのOSが良いかなどの拘りはありません。
それを考えると、次回AirPods Proを買い替える時にはメインスマホがiPhoneでは無い可能性*8もあるので、本当どうなることやら・・・。
ただ、当面の間はiPhone信者でいる予定・・・と言うか積極的にAndroid陣営に下る理由も無いので、あまり先のことは考えず今は「わーい、あたらしいえあーぽっどぷろだー」と喜んでおくこととします。
*1:散財している一方、じゃんぱら辺りではお値段付かなそうなガラクタ品を持ち込んで、(普通に捨てようとすると処分費用が掛かるようなものを)二束三文で買い取って貰ったりもしています。
*2:基本的に使い捨てですし、いくら自分が利用してたと言えど衛生面では・・・と思う部分はあるものの、COMPLYは地味に高いんすよ・・・。
*3:この辺が難しいところと言いますが、下手に「これは良い・悪い」と称すると害悪極まりないオーディオの大先生の一丁上がりになります。
*4:珍しく具体的な曲名を挙げてますが、それだけ「チョイまてや!」と思った訳なのです・・・。・・・あと、私はスクリーンネーム(偽名)ですが、同じ「岡崎」を名乗られてる方のボーカル曲なので・・・。
*5:全く聴かない訳ではありませんが、少なくともウィスパーボイスのような繊細なボーカルの曲はそこまで流れません。
*6:メディアなどでは特に触れられていないものの、USB-C版は実質的にはAirPods Pro 第2.5世代くらいの可能性が微レ存?
*7:実は私がiPhone信者なのは、明示的な期間は定められていないものの概ね5年以上は最新iOSへのバージョンアップに対応してくれるから=セキュリティアップデートも提供されるため結果的に長い期間安全に使い続けられるからです。
*8:具体的にはPixelの廉価版(末尾にaが付くモデル)を利用している可能性も無きにしもあらず。