2025年8月ですが、ダウンサイジングを兼ねてProxmox VEサーバのリプレースを行い、ブログにこのような言葉を残しました。
メモリ容量はNUC10i7FNHから半減させた32GB構成(16GB*2)、RNUC14RVHI300000Iは最大96GBまで認識可能とのことなので、部品交換代前提ですがメモリ拡張の余地は残しています。
https://sylve.hatenablog.jp/entry/2025/08/24/215201
あれから半年以上が経過し、検証名目のお戯れや純然たるお戯れなどによりProxmox VEサーバメモリが逼迫してきました。
・・・が、AI界隈による特需でPC向けメモリ価格は暴騰する一方、従来は新品でも3万くらい出せば有名メーカー品が買えた(2枚1組で)64GBのメモリモジュールが、ブログ草稿を作成している2026年3月中旬時点では10万出しても買えません。
一応、別サーバのリプレースで2台目のProxmox VEサーバを導入していますが、導入時点でメモリ価格暴騰の影響を受け必要十分な程度のメモリ容量しか確保できず・・・。
sylve.hatenablog.jp
さてどうしたものか・・・と思い至ったのが今回の記事が作られる発端でした。
寄せ集め環境のリプレースを考える
メモリ不足で頭を抱えるものの、実は1台目のProxmox VEサーバの記事でこのような言葉が残されています。
NUC10i7FNHにはDDR4-2666規格のSO-DIMMが2枚(32GB*2)搭載されているため、こちらは手持ちで流浪の用途で使っているNUC8i5BEKに移植します。
https://sylve.hatenablog.jp/entry/2025/08/24/215201
・・・と言うか、DDR4-2666規格と言うのがネックで、NUC8i5BEK以外に移植できないと言うのが正直なところ・・・。
初代Proxmox VEサーバで利用していたメモリモジュール32GB*2(64GB)ですが、当時売っぱらっても二束三文なので漠然と手元に残していました。
また当時のDDR4メモリはDDR4-3200規格(厳密にはPC4-25600規格)*1が主流で、DDR4-3200前提のハードウェアでDDR4-2666のメモリを使ってしまうと(帯域幅が足りないので)絶対的なパフォーマンス低下を招くことから、仮に使いまわすにしても注意が必要なメモリモジュールでした。
そのため、余ってる部品(含む半完成品のベアボーンPC)を寄せ集め、仕事で触れる機会があるからと言う理由でESXiを動かす環境を作った次第です。
・・・が、正直このESXiはあまり使われておらず、また無償版ESXiと言うことで仮想マシンのTPM2.0対応が不可能と使い勝手の悪い環境です。*2
そんな環境に64GBのメモリが注ぎ込まれているのは猫に小判・豚に真珠、メモリ価格暴騰と言う時代もあり寄せ集め環境をどうにかしよう・・・と言うことを思い立ってしまった次第です。
今回衝動買いしたミニPCについて
- 入手元 : パソコン工房
- 商品名 : ASUS Mini PC PN50-BBR026MD
- 浪費金額 : 税込み17,987円(中古)
Intel NUCの引継ぎ先となったASUS・・・が、以前から展開していたミニPCシリーズの旧型が中古で安く転がってた上、パソコン工房の中古の日で10% OFFだったので2週間くらい頭を抱えた上で飛びついた次第です。
今となっては酷いものと言うか、6Core/6ThreadのRyzen 5 4500Uなのでスレッド数だけ見るとNUC8i5BEKからダウングレードしてます。*3
ついでにDDR4-3200が適合規格なので、手持ちのDDR4-2666を利用するのは非常に頭の悪い行動で、(パソコンチョットワカルな人からすると)意図的にパフォーマンスを低下させる頭のおかしい行動です。
その一方で搭載可能なストレージがM.2+2.5 SATA、CPUの絶対的な世代が新しくパフォーマンス向上が見込まれるなど、私が享受可能な利点が多々あります。
手持ちメモリの流用だと若干の足を引っ張る部分があるものの、それを上回る利点があるので多少は「妥協」した次第です。
最終的な構成
一心不乱に環境を整え、最終的に我が家3台目のProxmox VEサーバとなりました。(なので衝動買いしてるのに珍しく写真が一切ない・・・)
またストレージを2台まで搭載可能なため、ESXiで使ってたM.2 NVMe 1TB SSDに加え、手持ちで余らせていた2.5インチSATA・・・の変換下駄を履かせたM.2 SATA 1TB SSDの構成で、メモリ多め・ストレージ多めの凄い環境(小並感)となりました。
今回はストレージに余裕がある構成なので、早々に2つの仮想マシンを構築・・・
- Proxmox Backup Server
- VMware ESXi 8.0 U3
Proxmox Backup ServerはProxmox VE専用バックアップサーバですが、実験を兼ねて2025年12月に構築した方のProxmox VEサーバのバックアップ用に利用しています。
冒頭で少し触れた方のProxmox VEサーバですが、元々がRaspberry Piを利用したPi-hole(DNSで動作する広告ブロックサーバ)のプライマリサーバだったので、不測の事態に備えて重要なホストだけでもバックアップが出来たら・・・と考えていました。
ただ重要度があると言えども個人のお戯れ環境で「そこまでする必要性ある?」と思われそうですが、Proxmox系統でお試しできそうなプロダクトを遊べる程度にストレージ容量を確保できてるので、お戯れ程度にProxmox Backup Serverで楽しむ予定です。*4
あとVMware ESXi 8.0は・・・、・・・まぁNestedで残せるなら・・・と言った感じです。
割り当てるリソースもメモリ24GB・データストア約500GBのため、割り当てるリソース次第ですが、このNested ESXiで動かせるのはWindows/Linux合わせて3台くらいでしょう。
ただ、以前は問題なかったもののNested環境で意味不明な事象が発生して泣きを見たので、それはそれでまたの機会にでも書くこととします・・・。
・・・しかし、何気なく手元に残していた部品で3台目のProxmox VEサーバを作ることになるとは・・・。
私がお戯れ名目でリソースを無駄にしているのが露呈したと言うのか、将来の予測が下手糞と言うか・・・。いずれにせよ、メモリ暴騰と言う事態が発生しなければ寄せ集めで3台目Proxmox VEサーバと言う未来は無かったはずなので、うーん・・・と言ったところです。
*1:メモリの「規格」と言う観点だとPC4-25600と呼ぶのが正しく、DDR4-3200の表記は「メモリクロック」を意味するようです。・・・まぁ関係性があるので個人的にはどっちで呼んでもいいと言うか、パーツ屋で注文するときに店員に伝わりゃええねん精神なんですが。
*2:半分以上趣味ですが、Windows Server評価版で遊ぼうとすると、TPM2.0が足を引っ張ってWindows Server 2022が無償版ESXi環境で入らなくてですね・・・。
*3:Ryzen 5 4600UならSMT(IntelのHyper-Threading相当)に対応して、6Core/12Threadなんですが・・・。
*4:幸か不幸か私の就労環境でProxmox VEを使おうって人(や会社)はまだ見かけませんが、覚えておいても損はないかと・・・
