Re:シルの日々の戯言。

散財が生き甲斐になりかけている、デジタルガジェット大好き自称黄色いネズミの戯言。

個人的に訪問検討中の(東京都内にある)入場無料の展望フロア

過去に訪れたことのある(=写真撮影したことのある)無料で入場可能な展望フロア・展望室をまとめてみましたが、まとめた結果、僅か9ヶ所しか訪れていないことが判明しました。*1

sylve.hatenablog.jp

行く場所が無いと身勝手な文句を言いつつも、選り好みしてまだ訪問していない場所があるので、活動範囲の中で行けそうな場所をピックアップして近いうちに訪問してみよう・・・と言う凄い個人的な備忘録記事です。

選定条件

活動範囲と大雑把な事を言いつつ、とりあえず条件を明確にしておきます。

  • 基本的に東京23区エリア
  • 最寄り駅から徒歩圏内で行ける場所(最大徒歩10分)
  • 展望エリアでは無い場所は除外(ビルや施設が公式に展望エリアと設定している場所)
  • 有料展望フロア・展望室は除外
  • まだ私が一度も訪れていない場所

先日アップした記事とほぼ同じ選定条件です・・・が、唯一異なる箇所は「まだ一度も訪れていない場所」が選定条件にしています。

そろそろ東京23区の縛りを無くしても良いと思いつつ、比較的夜景撮影を行うので、あまり遠方だと帰れなくなる危険性があるのと、単に私が貧困者だから交通費を抑えたいと言うそれだけの理由です。

池上会館屋上展望台

東京都23区で最南端エリアの大田区池上駅ギリギリ徒歩圏内にあるらしい池上会館、その屋上に「展望台」が備わっているそうです。
調べると横浜方面がメインとなる風景、最寄りの池上本門寺境内の撮影スポットでもあるとのこと。

ここまで聞くと大変なかなか興味津々な場所ですが、東急池上線沿線なので今の私の潜伏先(住居)からは遠い・・・。(現在住んでいる場所からの)アクセスが悪いのと、何気に閉館時間が19時と早い時間なのでこれから夏がやってくる今の季節は(日が高くて閉館時間でも空が明るくて)夜景撮影が時間的に厳しいので、個人的には冬季に訪問したい場所です。*2

北とぴあ展望ロビー

悲しきかな、個人的に全く無縁の場所である王子駅最寄りの東京都北区の公共施設「北とぴあ」、最上階の17階が展望フロアになっているそうです。
大体270度の展望が楽しめるそうなので、眺めは良さそう。調べると粗末なベンチ*3があるようなので、腰を据えて休める場所も備わっている模様です。

個人的なアクセスは悪くは無いので、近いうちに優先度高めで行ってみようかと思います。

KITTEガーデン6階屋上庭園

  • 閉館時間:23時00分(日・祝は22時00分)
  • 最寄駅:JR/メトロ東京駅

東京駅丸の内側の赤レンガ駅舎撮影スポットの一つらしい、旧東京中央郵便局跡地に作られたKITTE、その6階にある屋上庭園が実質的な展望エリアらしいです。閉館時間が若干遅めの23時ですが、東京駅のライトアップが21時までらしいので、夜景撮影を目的とする場合は早めに訪れたほうが良さそうです。

アクセスは抜群なのですが・・・、・・・東京駅丸の内側は絶賛再開発に伴う工事中で、以前丸ビル・新丸ビルから風景写真を撮影したのですが、どう見ても工事の進捗状況を収めた進捗資料のような写真となってしまった*4ので、現時点でどのような状況になっているかが気になるところです。

今回は3ヶ所しか選定出来なかったんかい?

そろそろオンライン上の情報を元にするとネタ切れです。あとは有料展望台に行くか、自分の足で展望フロアがあるビルや施設を探すしか無さそうです・・・。*5

そんな中で今回候補から除外した場所と言い訳を記して記事を閉めようかと思います。

  • 新宿野村ビル
    • 先日の記事で紹介した通り展望フロアはあるものの写真撮影には不向き
  • アクアシティお台場
    • 実は展望デッキ的な場所とかがあるが、写真撮影的には自由の女神像とレインボーブリッジが収められる絶好ポイントが別の場所にある
  • 練馬区役所
    • 単純に遠い、但し一応無料展望フロアとしては知名度の高い場所
  • 二子玉川RISEルーフガーデン
    • 単純に遠い、比較的最近出来た施設らしいので情報少なめ

*1:実際には新宿センタービルや、丸ビルなど訪問しているところもいくつかありますが、最近展望フロアが閉鎖されてしまったり、訪問したまでは良いが(工事中などで)ロケーションが微妙と判断したり、個人的な理由でボツにした場所が数か所ほどあります。

*2:別に展望台から夜景を撮らなきゃいけない訳じゃ無いのですが、夜景を撮影したいお年頃なんです。

*3:言い方が相当酷いが、画像を見る限り控えめに言っても粗末なベンチでした。まぁ、座れるだけマシなんですけれどもね・・・。

*4:そのような写真のほうが歴史写真となるので好ましいと考える人もいると思いますし、工事中だろうがなんだろうが魅力ある写真になるよう工夫するのも写真趣味の一つなんでしょうけど・・・

*5:他には展望フロア以外でデートにピッタリとか謳われてて独身者の心を抉られるような場所とか、アクセスが若干微妙な場所とか・・・。

新宿高層ビル群の無料展望台の現在(2016年5月末時点)

[2016.05.30 21:10 update]日本語的に変な部分を修正すると共に加筆しました。

私が夜景写真に目覚めたキッカケであり、より写真に興味を持つ原因となったデイリーポータルZの新宿展望台紹介記事が公開されてから10年以上が経過しました。

@nifty:デイリーポータルZ:新宿新都心、無料展望台たちのやる気

なにかと「この記事で興味を持って・・・」と紹介させて頂いている記事ですが、気付けばもう10年以上前の記事となる為、情報が陳腐化してしまい2016年5月末現在の状況と乖離する部分がいくつか見受けられます。時の流れとは厳しい現実を突き付けるものですorz*1
ここは一つ、私が「あれから10年*2、あの場所の今は!」的なリスペクト的な記事を綴ってみようと思い、低予算で紹介された展望フロアの現状を調査をしてきました。*3

なお、元の記事では「展望台」と称していますが、私の記事では「展望フロア」と称して記載します。*4

調査対象の新宿高層ビルの無料展望

先ほども記載した通りデイリーポータルZの記事に従い、以下の高層ビル5ヶ所の(展望フロアの)現状について調べてきました。
なお、一部の高層ビルは個人的にそれなりの頻度で訪問している為、ある程度(現在どうなっているのか)知っている場所もありますが、今回記事を記述するために足を運んで確認・写真を撮ってきました。
なお、デイリーポータルZの記事では「夜景を楽しむ」と言う趣旨で書かれていますが、今回は「展望フロアの存亡」を中心として確認しているので、全て日中帯に訪問・撮影しています。

上記5つの中で、展望フロアが閉鎖・閉店したと言う情報を耳にしているのは「新宿センタービル」及び「新宿NSビル」の2ヶ所です。

トピックス | 新宿センタービル Shops & Restautants*6
フロアガイド|新宿NSビル|SHINJUKU NS Building*7

新宿野村ビル

Shinjuku Nomura Building overall view
比較的新宿駅の近くにある高層ビルの新宿野村ビルです。
今回訪問する高層ビルの中では比較的JR新宿駅に近い場所にありますが、地下通路からのアクセスが悪いので*8足を運んだ記憶がありません。

展望フロア自体は現在も残されています。展望フロアはレストラン街の待合スペースと兼用されているようで、ベンチがいくつか設置されています。
なお、写真撮影については手すりが窓からかなり遠い場所に設置されているので不向きです。風景を楽しむ程度に抑えることをお勧めします。
Shinjuku Nomura Building outlook floorShinjuku Nomura Building View Point

窓から離れていると言う事は、ラバーレンズフードなどでガラスとレンズの先を密着させることが不可能、そのため映り込みが発生しやすいので、風景写真を撮影するには厳しい環境です。日中帯の場合はレンズフィルターなどである程度の対処は可能とは思いますが、夜景撮影はほぼ無理です。*9
Shinjuku Nomura Building landscape 2Shinjuku Nomura Building landscape 3

新宿センタービル

Shinjuku Center Building overall view
JR新宿駅(西口)から一番近い場所にある展望フロア併設の高層ビルだった新宿センタービルです。
レストラン街閉店の情報を耳にしていますが、展望フロアの扱いはどうなったのか、いつ再び入れるようになるのか。

レストラン街閉店の告知文章が掲載されており、「一般事務所へのリニューアル工事」の記載があるので二度と立ち入ることはほぼ不可能と思われます。
Shinjuku Center Building of outlook floor has been closed on March 31, 2016.Let's take a look at Shinjuku Center Building of the floor guide for just in case.

もしかするとレストラン街がリニューアルされて、再び展望フロアに行けると淡い希望を抱いておりましたが、残念ながら新宿センタービルの展望フロアは完全に閉鎖となった模様です。南無三!

新宿住友ビル

Shinjuku Sumitomo Building overall view
都庁の隣にあり、たまに足を運んでは風景写真を撮影している高層ビル、新宿住友ビルです。
このビルについては、先の記事を書かれたべつやくれいさん著書の「東京おさぼりスポット探検隊」53Pに記載されている通り、2010年1月31日にジューススタンドが閉店し、ベンチも撤去されていおります。

東京おさぼりスポット探検隊

東京おさぼりスポット探検隊

その上で改めて訪問してみると、書籍に介されている通りベンチは撤去、ジューススタンドについては辛うじて形状を残しているもののフロアガイド・掲示板代わりにされています。
Shinjuku Sumitomo Building outlook floorShinjuku Sumitomo Building juice stand site

なお、ビルのミニチュアモデルは引き続き展示されているので、妙に細かく配置された人形による人間ドラマ(!?)を楽しむことが出来ます。風景については東京都庁の方向のみですが、なかなかの展望が楽しめます。
Shinjuku Sumitomo Building modelLandscape from Shinjuku Sumitomo Building Observatory in Floors 1

写真撮影については、新宿野村ビルと同様に手すりが設置されているのであまり窓に近付くことは出来ません。但し、新宿野村ビルよりは窓が近いので日中帯の風景写真は撮影しやすい場所です。夜景撮影については、ラバーレンズフードを窓に密着させられないのでお勧め致しません。

新宿都庁

Shinjuku Metropolitan Government overall view
今まではレストラン街などの一角に設置された展望フロアでしたが、この場所は展望「室」と称されています、今回の高層ビルの中では知名度がそこそこ高めの東京都庁です。

北展望室と南展望室の2部屋あり、内装も北と南で少し異なっています。北側はレストランと売店、南側は喫茶店と多目的スペースが併設されています。*10
North observation room guidanceSouth observation room guidance
Tokyo Metropolitan Government Office North observation room overall viewTokyo Government Office South observation room overall view

風景に関しては、東西南北だいたい360度見回すことが出来ます。一部レストランエリアからしか見ることが出来ない、反対側の展望室からしか見えない部分はありますが、そこはご愛嬌。窓が他の展望フロアよりも近く、窓辺にカメラを置いて撮影することも出来るので、ラバーレンズフードで写り込みを抑えつつ、昼夜問わず写真撮影が楽しめます。*11・・・但し、とある問題がなければ・・・
Landscape from the north observation room 1South observation room landscape 2
Landscape from the north observation room 2South observation room landscape 2

その「とある問題」と言うのがコチラです。海外からの一大観光地とされているようで、外国人観光客が多数押し寄せて展望室入室に大変時間を要する状況になっています。*12残念ながら非常にエキサイティングで歓喜の声を上げることが多いため、展望室は非常にうるさくなってしまいます。また、撮影マナーの悪い観光客も多く、使用禁止の自撮り棒を振り回す、窓辺で身を屈めてカメラのシャッターを切っているとその上からスマホで写真を撮り出すなど酷い状況となることが多いので注意が必要です。*13
The timing is bad and the Metropolitan Government Building observation room is crowded

騒がしい場所となってしまいましたが、都庁からの展望は他の高層ビルでは感じ得ない開放的な雰囲気と気軽に綺麗な風景を撮影出来るロケーションが備わっているので、今後も無理しない程度に訪問したい展望室です。

新宿NSビル

Shinjuku NS building overall view
気付いたら展望フロアが無くなってしまった、少し他の高層ビルより背の低い高層ビル、新宿NSビルです。

元の記事では30階に展望フロアがありましたが、現在30階はスカイカンファレンスと呼ばれる貸ホール・貸会議室に転用され、ホール・会議室の利用者以外は立ち入りが禁止されています。
しかし、新宿NSビルには29階にレストラン街が設置されており、公式には展望フロアとは称されていませんが29階で外の風景を確認出来るスペースが存在します。
Shinjuku NS Building south side openingShinjuku NS Building south windowsill

場の雰囲気から察するに業務用エレベーターと非常階段スペースに挟まれた業務用と思われるエリアが南側・北側の2ヶ所に存在し、実質的なビューポイントとなりますが、左右のせり出す壁が邪魔でカメラを縦方向に持たないとこのような写真となってしまいます。
Shinjuku NS Building south side landscapeThe scenery from the Shinjuku NS building north side opening 1

風景を楽しむにも、写真を撮影するにも厳しいものがありますが、上手くカメラを縦方向に構えて望遠よりで撮影すると、下の写真のような風景が撮影できます。(北側の窓から新宿高層ビル群を撮影してみました)
The scenery from the Shinjuku NS building north side opening 3

公式には展望フロアと紹介されていないので、一般に開放された展望フロアは存在しない・・・と書くべきなんでしょうが、外を眺める事ができる場所は存在するので、元の記事に記載された展望フロアは失われたものの、非公式ながら展望を楽しめる場所は29階に存在する・・・と言うトコロですかね。*14

まとめ

約10年の間に2ヶ所の展望フロアが閉鎖され、他の場所はリニューアル工事に伴い設備が簡素化されたり、観光客増大に伴い騒がしくなってしまうなど少し悲しい変化も見受けられましたが、依然として高層ビルの展望フロアは(一部非公式ながら展望が楽しめる扱いですが)それ相応に残っているので、数年間は新宿高層ビル群からの風景を楽しむことが出来そうで一安心です。
しかし、展望フロアは各高層ビルの都合もありますし、なにより各高層ビル運営企業のご厚意で併設・利用させて頂いているので、我々訪問者のマナーが原因で閉鎖されるなどの問題が発生しないよう、マナーよく展望フロアを利用していきたいものです。*15

  • 新宿野村ビル
    • 変わらず展望フロアは設置、写真撮影には不向き
  • 新宿センタービル
    • 展望フロアがあるレストラン街含めて消滅、一般事務所にリニューアル中
  • 新宿住友ビル
    • 簡素化されたものの展望フロアは引き続き設置、写真撮影には不向き
  • 新宿都庁
    • 外国人観光客増加に伴い騒がしくなったものの展望室は引き続き設置、風景・夜景写真に最適
  • 新宿NSビル
    • 公式の展望フロアは消滅、29階レストラン街から展望を楽しめる非公式のスペースあり

*1:引っ越したり、転職したり、自分は独り身継続中だが知人には子供が産まれたり・・・あれ何か画面が滲んでよく見えない・・・

*2:厳密には11年と数ヶ月

*3:交通費を除いた調査費は150円、都庁の展望室で買った500mlペットボトルのコーラです。・・・いや、普段お茶ばかり飲んでるからたまにはコーラ飲んだって良いじゃないですか!

*4:日本語的には(屋外・室内共に展望の楽しむ施設・設備の事を展望台と呼ぶので)何一つ間違っていないのですが、個人的な印象として「展望台」と書くと屋外設置の印象を感じてしまうので、今回訪問する場所は全て高層ビルの一部のエリアとなるので、室内設置であることを強く強調したいが為に展望フロアと記載しています。但し、都庁のみ「展望室」と称しているので、正式名称に準じて記載します。

*5:正しくは東京都庁、ただ他の建物が全て「新宿◯◯ビル」なので、語呂感を合わせるためにあえて「新宿都庁」と記載しています。

*6:比較的最近の2016年3月31日にレストラン街が閉店したと記されています。

*7:詳しい閉鎖日時は公式サイト上にはありませんが、以前存在した30階について「展望台はございません」の文言があるので、30階の展望フロアは存在しません。

*8:地下通路を経由する場合、一度新宿センタービルを経由して階段を登り下り右に左に移動する必要があるので少し遠いのです・・・。

*9:写り込みを気にしなければ、または写り込みも含めて作品の一つと演出できる方なら、そこそこ人も少ないので撮影ポイントとしては悪く無い場所かと思います。

*10:南側にも売店はありますが、南側よりもかなり小規模となっています。

*11:但し三脚の利用は禁止、卓上三脚でも係員に咎められていることを見たことがありますのでご注意下さい。

*12:直前までエレベーター待ちで数人が並ぶ程度でしたが、この写真を撮影した時は外まで行列が出来ている状況です。

*13:北展望室は夜遅くまで開いている関係上、北展望室が混雑することが多いので、混雑を避ける場合は比較的空いていることが多い南展望室に行くことをお勧めします。

*14:北東エリアにシースルーエレベーターがあるので、シースルーエレベーターから見る新宿高層ビル群もなかなかの風景です。まぁ、写真撮影には不向きですけど。

*15:他の利用者の邪魔にならぬよう、気を使い合いながら利用していきたいものです。

SPAMメールの傾向と分析をしてみた(2016/04〜2016/05)

私のメインで利用しているメールアドレスは、契約してから何だかんだで15年くらい使い続けているので、迷惑メール(俗称スパムメール)が毎日そこそこ届いています。
今まではThunderbird(メールソフト)の迷惑メール判定処理に任せつつ、判定から漏れた迷惑メールを手動でSPAMフラグを建てて削除すると言う不毛な作業を行っていました・・・が、迷惑メールの件数や簡単なカテゴリ分類をすると何かが見えてくるのかなぁ・・・と思い立ったので、2016年4月から2016年5月までに届いたメールを分類してみました。

厳密な分析ではありませんし、あくまで一個人が長く利用しているメールアドレスに届いた迷惑メールと言う条件下なので参考程度にしかなりませんけれども・・・。

調査条件

  • 期間:2016/04/01〜2016/05/21(この記事をアップする前日まで)
  • 判定条件:Thunderbirdで迷惑メールと判定されたメール全般*1

対象期間が中途半端なのは思い立って調査した為。本当は今年2016年1月から調べようと思いましたが、膨大過ぎるので2016年『度』としてカウントしてみました。・・・忘れなければ来月の今ぐらいの時期にまとめるかもしれません。
若干グラフの並びが変なのは夜なべして資料を作ったから。きっと妖精さんが間違えちゃったんでしょうね(白目)

受信メール数

f:id:sylvester:20160522021827j:plain
まずは迷惑メール受信件数について。ちなみに対象期間中に293通の迷惑メールを受信しました。(夜なべ作業で妖精さんが集計間違ってなければ)

対象期間が中途半端なので傾向を掴むのは難しいのですが、ゴールデンウィークの後半(5/5〜5/7)が突起して迷惑メールを受信しています。
また、連休後に迷惑メール受信数が増加傾向なのは連休中に副業として迷惑メール送信に手を染めた者が多い為でしょうか?*2個人的には迷惑メールの受信数は平日は若干少なめ、休日多めと考えていましたが、私のメールアドレスに限ってはあまり傾向は読み取れません・・・。

迷惑メールの分類

f:id:sylvester:20160522022844j:plain
続いて該当期間で受信した迷惑メールについて、ザックリと分類してみました。*3

圧倒的に多いのはやはりアダルト系の迷惑メール。具体的な表現は差し控えますが、滋養強壮な怪しげなメールから、露骨なサイト誘導、ケータイ小説レベルの読み物系に謎のメールマガジン*4とあの手この手で世の中の男性を振り向かせようと躍起になってます。
次点として、出会い系迷惑メールが多く、怪しげな乱数ドメイン*5から送付されています。一部の出会い系メールはアダルト系に分類出来そうな内容となっていますが、今回は出会いを主観としているものはこのカテゴリに分類しています。

その他気になったのは違法商品と分類したカテゴリ。少し前に流行した改造B-CAS*6の営業メールがそれ相応のレベルで届いています。何だかんだでヤフオクを利用したことがあるので、ヤフオク経由でアドレスが漏れたのでしょうか?
そして地味に多いのが中身が記載されていない謎の迷惑メール。(アドレスは偽装することが容易なので目安にしかなりませんが)謎の空白メールは通信キャリア(携帯電話メーカー)のアドレスで送られることが多いので、どういう事なのやら・・・。*7

迷惑メール送信元

f:id:sylvester:20160522023752j:plain
最後に迷惑メールの送信元アドレスについて。但しアドレスの偽装・詐称が容易なのであくまで参考情報です。一部露骨に怪しいのがあるので*で伏せたり、海外系としてまとめたりしています。

海外系を一括りにしたので多いが、実態としては割とマチマチ。日本語の出会い系や架空請求系統の迷惑メールが比較的最近追加されたTOPドメイン*8から送られてたりある程度の傾向はありますが、下手にドメイン名書くと(こいつ迷惑メールキチンと見てるヤッタゼ!と迷惑メール送信業者に把握されてしまう可能性があり)より一層迷惑メール送られそうなので隠しておきます。
圧倒的に多いのがyahoo.co.jpドメインの迷惑メール・・・と、言うかソフトバンク系列から送信された迷惑メールが総じて多い。今回の対象期間の間にソフトバンク系列だけで150件以上の迷惑メールを受信していることになります。但し、何度でも書きますがアドレスは偽装・詐称可能なので参考情報にしかなりませんが・・・。
推測ですが、単にYahoo! Japanは知名度が高い+Yahoo! Japanのメールアドレスは容易に無償で取得可能と(迷惑メール送信元となる)要因はありますが、いくらなんでも多過ぎる。ソフトバンクはもう少しアドレス取得の難易度を上げて、迷惑メール送信に使われないよう対策を施して欲しい。

傾向と分析

とりあえずの調査でも、ザックリとした結果が見えてきた気がします。

  • 長期連休中は迷惑メールがそれ相応に増え、連休後も比較的高い水準を保っている。
    • 海外からの迷惑メールもそれ相応に受信しているので、迂闊にメールを開くと最近流行りのランサムウェア感染原因となるので海外とメールのやり取りを行わない人について日本語以外のメールは即削除が妥当。
  • 分類結果としては、アダルト系迷惑メールが何だかんだともっとも多い。今回は出会い系迷惑メールとしてカウントしたアダルト寄りの迷惑メールを含めると半分くらいはアダルト系迷惑メール扱いになるかも知れない。
    • 解約・配信停止はコチラと言うリンクや送信先は、業者にメールアドレスが有効であることを教える行為となるので基本的には無視。使っているメーラーの迷惑メール学習機能に任せて見ずに捨てる。
    • 出会い系も如何にも(ITに疎くて純粋な)男性心をくすぐる、間違えて女の子がメール送っちゃったを装うメールが多いので、間違っても返信しないこと。
  • 送信元はYahoo! Japanを代表としたソフトバンクグループが最大手。
    • その他は誤差範囲と言うか、yahoo.co.jpドメインが圧倒的過ぎる。
    • 新しいTOPドメインから送信された迷惑メールもそこそこ多め。細かくカウントしてみたいところですが、下手にカウントすると業者にアドレス有効性をアピールすることになるので何処まで調べるかが悩みどころ。
    • (.xyzとか.ninjaなど)見慣れないドメインのメールは内容に関わらず基本破棄推奨。

忘れなければ、来月以降も継続して観測してみたいです。まぁ、初回調査なのでこんなところで・・・。

*1:詳しいバージョンを明記しても良いけれど、日々バージョンアップしてる上、SPAM判定した時の詳しいバージョンは明記出来ないので、ザックリとした条件にしています。

*2:海外ドメインの迷惑メールもそこそこ多かったので、長期連休は国内外の悪い輩からターゲットにされやすい時期と言うのが数値から明確になっただけってところですかね。

*3:繰り返すが、目視で夜なべして資料作ったのでさっきの件数とズレが発生してるかも知れないが、それは妖精さんの仕業だから、イイネ?

*4:メルマガを装っている割には受信したメール件名を見ると歯抜けで配信されてたり、順番が逆転してたり滅茶苦茶です。

*5:比較的最近開放された新しいTOPドメインが記載されてます。

*6:B-CAS改造行為自体が違法になったので、細かいことは記載しませんが、少し前にWOWOWやCSが見放題になるカードが極一部で流行りましたが、アレの派生バージョンと思われます。

*7:単に迷惑メール送信アプリの設定ミスなのかどうなのか。

*8:補足すると、少し前の2014年くらいにmoeやらninjaやらxyzやら過去にあまり目にしたことが無いドメインが登録可能になりました。一部迷惑メールは該当の新しいドメインから送信されているようです。