Re:シルの日々の戯言。

散財が生き甲斐になりかけている、デジタルガジェット大好き自称黄色いネズミの戯言。

実家側の無線LANルーターを買い替えた

夏休みが1日分残っていたため、残暑著しい9月の3連休に合わせて実家に帰省してきました。・・・えぇ、実家側の自室は(幸いにも)空き部屋なのでエアコンが設置されていないため、汗ダクダクで草稿を綴っております(白目)*1

そんな夏休みのタイミングに、実家側の無線LANルーター置き換えを断行しました。前回機器リプレースを実施したのは戯言日記を物色すると2019年1月と記録があるので、購入日観点ではまだ新しいモデル・・・に思えますが、実は正月セールで型落ち格安品(NEC Aterm WG1200HS)を購入して置き換えています。そのため、買った時点で既に製品寿命を迎えているも当然の骨董品だったりします・・・。
sylve.hatenablog.jp

製品寿命を迎えているも当然と酷いことを綴っておりますが、一応ファームウェアのアップデート自体は直近にも配信されているようなので完全に製品寿命を迎えている・・・とは言えませんが、WG1200HSは2016年1月に(東京の)自宅に設置・導入した機種と同一であり、もう発売日観点だと8年以上経過している骨董品です。
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また最近は庭先でもWi-Fiを利用したいなど意外と広範囲で利用したい要望があるようなので、最近のメッシュ型は価格面で無理ですが1台で広範囲をカバーできる機種に買い替える機会なので思い切って実家側の無線LANルーターを買い替えた次第です。

今回衝動買いした無線LANルーターについて

www.aterm.jp

発売日は2020年10月のモデルと少々古めかしい機種ですが、一応NEC Atermシリーズの製品一覧では現行モデルにラインナップされている機種です。

今回は現行モデルであることに比重を置いての選定ですが、無線LANの規格がWi-Fi5(IEEE802.11ac)止まりとなっています。実家側回線が遥か昔に契約した光回線のため、現在1Gbpsで繋がってるのか・更新手続きしていないので旧来の100Mbps契約のままなのか*3よく分かりませんが、少なくともWi-Fi5がボトルネックになることはないでしょう。

今まで利用してきた機種(WG1200HS)が標準モデルに属する機種なので、ビームフォーミングやらハイパワーシステムやら快適機能が多く備わっているため、実家での無線LAN利用の快適性・通信可能範囲拡大に貢献していると思われます。少なくとも、比較的WG2600HS2の設置場所から離れた実家側自室でスマホを見る限り無線LANの電波強度は(厳密に電波強度を数値化して確認した訳ではありませんが)強くなった感があるので、快適性を求める場合は最初からアンテナ数も多めな上位モデルを選択しておくと幸せになるのかも知れません。

サポート期間の明確化があると嬉しいかな

これで当分の間は実家側無線LANルーターの製品寿命を期にする必要はなくなりました・・・が、正直なところファームウェアの更新的な意味合いでサポート期間を明確に定めて欲しいなぁ・・・と思ったり思わなかったりする部分が・・・。

従来は大きな問題が発生してファームウェア更新のタイミングで「更新対象機種はこのリスト、書かれてない機種はサポート終了しました。」と後手後手で知ることが多いように感じるため、もう少し明確に発売日から5年後・10年後のような形で案内して欲しいところです・・・。
日本の場合、履き違えた勿体無い精神*4から非難轟々になるためあまり明確なサポート期限を定めず「実はもう終わりました(ので買い替えてください)」と言う案内になっているのかも知れませんが、スマートフォン(Google Pixel)が明確に何時までサポートすると言うことを宣言しているので無線LANルーターも保守サポート期限を明確に定めて欲しいところです。もう直球に「20xx年xx月まで、以降買い替えすること、クラッキング被害にあったとしても自己責任」くらい言い切っても良いんじゃないかな・・・とか思ったり思わなかったり。

いずれにせよ、現状の曖昧な状況はどうにか改善して欲しいところです・・・。別に買い替え商法を推奨してる訳ではありませんし、良くも悪くもソフトウェア寿命と言うのに慣れてしまったのかも知れませんが、今の時代に機械が未来永劫使えるとは思っては居ないので個人的には明確な保守期限を定めてしまってもいいんじゃないかな・・・と思います。

*1:数ヶ月に数日帰ってくる程度の、行き遅れた愚息の部屋にエアコンを設置するわけがない・・・。

*2:俗に言う外装の箱ベコなどの訳アリ品、程度(箱べコ具合)によっては中古扱いで登録・販売されているため、Amazonアウトレット品を狙う場合は他の出品リストから「販売元 : Amazonアウトレット」と書かれた商品を明示的に選択する必要があります。

*3:月額維持費が安くなるからNTT東日本+OCNの組み合わせからdocomo光のコラボ回線に切り替えた・・・と言うところまでは聞いていますが、それ以上の情報は分かりません。

*4:辛辣な表現になるので大分抑えていますが、多くの場合は長期的な目線ではなく超短期的な目線・具体的には目先のお金が減るのが「勿体無い」なんでしょうね・・・。

諸事情でトラベルWi-Fiルーターが欲しかったので・・・

漠然とトラベルWi-Fiルーターが欲しくなりました。トラベルWi-Fiルーター自体は過去に入手していますが、細々ではありますがファームウェアのバージョンアップは続いているので、セキュリティ面で問題があるから買い替えたいと言う訳ではありません。
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私の自宅ネットワークではDNSサーバーとして機能する広告ブロックサーバーのPi-holeを設置しており、原則Pi-holeサーバーを経由してインターネットに接続する設定としています。*1
そのため、スマホだろうがゲーム機だろうが無関係に広告ブロック機能の恩恵を受けれますが、意図的に特定の端末(スマホ)だけ広告ブロック機能を回避したい場合に少し頭を悩ませる構成でもあります。・・・広告が嫌で広告ブロックサーバーを入れてるのに、わざわざ広告ブロックを回避したいシチュエーションなんてあるのか?と問われると、「とつまお」のテスター時に難儀したんですね・・・。・・・網羅テストの中に広告連動の機能(チケット入手)があり、そこで必要な通信が遮断される問題が発生しました。
頭を悩ませると言っても難しい話ではなく、単純にDNSサーバーの設定を手動で(Google Public DNSの8.8.8.8などに)書き換えればいいだけの話ですが、少しだけ手動設定変更が煩わしいと言うだけです。

だったら適当なWi-Fiルーターを入手して意図した二重ルーター構成にして、別のSSID無線LANの環境を整えてDHCP経由で配布される情報に含まれるDNSサーバーをGoogle Public DNSなどに設定してしまえば・・・と言う思惑から、冒頭の発想に至った次第です。

・・・えぇ、ちょうどAmazonを覗くと少しだけ気になっていた(手持ちのWMR-433W2よりも)高性能なトラブルWi-Fiルーターがセール中でお安くなってたので・・・。

今回衝動買いしたトラベルWi-Fiルーターについて

  • 入手元 : Amazon.co.jp
  • 商品名 : GL.iNet GL-SFT1200(Opal)
  • 浪費金額 : 税込み4,393円(税込み/ポイント利用後金額)

www.gl-inet.com

比較的新興メーカーGL.iNetのトラベルWi-Fiルーターがセール価格で30% OFF、そこに手持ちのAmazonポイントを消費して約4,400円で調達しました。
GL-SFT1200(Opal)は同社現行商品の中では比較的ローエンド商品で、Wi-Fi5(IEEE 802.11ac)の最高速度が論理値で867Mbps(5GHz)のトラベルWi-Fiルーターです。
一応OpenWrt対応品で、フロントエンドこそGL.iNet製ですが、バックエンドはOpenWrtが動いているとのこと。そのため、私のようなド素人は上辺だけ触って、分かってる人は愉快に遊べる素敵な製品です。

I/F周りはWANポート*1/LANポート*2(WAN/LANともにGbE対応)が備わっているため、トラベルルーターと言いつつもミニルーターとして使えなくはないモデルですが、WAN側はDHCP/Static/PPPoEの3種類しか対応しません。IPv6には対応しているものの、IPoEには対応していないようなので注意が必要です。*2
WANポート以外にも、既存Wi-Fiの中継機能・USBポートを利用してスマホやUSBモデムを利用した接続も可能で、ローエンドながらも下手な一般家庭用Wi-Fiルーターよりも高性能なトラベルWi-Fiルーターです。

本体サイズはトラベルWi-Fiルーターとしては大型、iPhone SE(3rd Gen.)より縦方向は小さく・横方向は大きい、厚みは2倍以上と言ったところでしょうか。
電源端子がUSB-Cなので汎用性は高いものの付属の(やや大型な)ACアダプタは5V/3A仕様なので、もし汎用USB-C電源を利用する場合は15W出力対応品を目安に選ぶ必要があります。

上辺だけ使うなら上等品

冒頭で呟いたとおり私の場合は意図的に二重ルーター環境を作り出し、別のSSIDのネットワークを作り出し、DHCPで配布されるDNSサーバーをPi-hole以外に設定すると言う横着極まりない用途なのでGL-SFT1200(Opal)で不自由していません。

プラグイン機能より機能を拡張することも可能なため、人によってはトラベルWi-Fiルーターには収まらないくらいに活用できる素晴らしいガジェット・・・とは思いますが、正直私が使うには宝の持ち腐れです。
正直もっと安価で適当な製品でも良かったような気がしますが、大は小を兼ねるを言う言葉がある通り案外このくらいのグレードでちょうど良いのかも知れません。

・・・で、思惑通りの環境を整えたまではいいのですが、はてさてどうしたものか・・・。
「とつまお」は無事にリリースされ、iPhone版も登場して随分と落ち着いたので、余程の大規模アップデートが入らない限りはテスターのお話は無いでしょう。
gomaapp.com

・・・ま・・・まぁ、きっと将来なんらかの役に立つと思うので、将来への投資と言うことで・・・。
・・・と言うか、結局これは純然たる散財やないかーい!

*1:なんか凄そうな設定のように見えますが、単純にルーター側でDNSサーバーをPi-holeに設定しているだけです。

*2:FW周りが一部IPv6非対応らしいので、積極的にIPv6有効化は非推奨っぽい雰囲気です。

Pixel 4a(LTE)が帰ってきたので

いつ貸し出したか忘れましたが、「とつまお」の開発用にジャンクで調達したPixel 4a(LTE)*1が手元に帰ってきました。
Pixel 4a(LTE)なんていつ買ったんだ?と突っ込まれそうですが、実は昨年(2022年)4月にジャンク判定理由がAndroid Beta Program参加状態・解除不可と言う理由の個体を衝動買いしてたりします。
sylve.hatenablog.jp

一応Android Beta Programからの状態は解除し、更にはカスタムROM入れたりで遊んだ上で(純正ファームウェアに戻した上で)残り期間を「とつまお」開発用として過ごしたスマホなので、ある意味では天寿を全うしたと言っても良いスマホです。
また、Pixel 4a(LTE)のEOL(セキュリティアップデート提供終了)が2023年8月なので、もうGoogle純正Androidを入れっぱなしにする意味は無くなりました。

一応手元には(薄い焼き付けアリと称する)ジャンクのPixel 3 XLもありますが、どうやらPixel 3系はAndroidカスタムROMのLineage OSで妙に冷遇されている世代*2なので、戻ってきたPixel 4a(LTE)をカスタムROM向け端末として遊び倒していきたい所存です。

どのカスタムROMで遊ぶか?

カスタムROMと言ってもいくつも存在するため、どのカスタムROMを利用するのか一応検討することとします。

Lineage OS

lineageos.org
個人的には定番のAndroidカスタムROMで、対応機種も何かと多いため悩むなら雑にLineage OSくらいに考えているカスタムROMです。

以前まではセキュリティ関連で好ましくない判定がされているようで、以前まではネットラジオアプリのradikoが動作しませんでしたが、最近手持ちのPixel 3 XLで遊んでみるとradikoアプリが動くようになりました。radiko側のアプリメジャーバージョンアップ影響*3が大きいとは思いますが、少なくとも私個人が使う分には懸念事項が1つ減ったため、今後は今まで以上に積極的に利用したいAndroidカスタムROMです。

Pixel Experience

get.pixelexperience.org
一時期個人的に大注目していたAndroidカスタムROMで、Pixelシリーズと同等の機能を目標に開発が進められているカスタムROMです。

Pixelシリーズに導入する意味があるのかと問われると微妙なところですが、既にアップデートが終わってしまった古いPixelシリーズの延命用には悪く無い選択肢です・・・。
難点は最近Pixelシリーズでもメンテナ(イメージの提供者・ビルダー)が不在*4で、継続的に利用して大丈夫なのかが気になるところです・・・。・・・えぇ、私の場合はセキュリティアップデートが定期的に受け取れることを重視しているため、メンテナ不在と言うのは非常に重大な問題点です・・・。*5

Evolution X

evolution-x.org
カスタムROMで日本語の記事をいくつか調べていると、なにやらEvoluation Xと呼ばれるカスタムROMをチラホラと見かけるようになりました。

調べるとはてな村住人が細かなレビュー記事を書かれているようなのでそちらを参照頂いた方が手っ取り早い気がします。
mitanyan98.hatenablog.com

個人的な注目ポイントは、セキュリティ周りでモニョモニョせずともセキュリティ周りが厳しい銀行系・xxPay系アプリが動作してくれるようです。そうなると、私が一番必要としているradikoアプリも何も気にせずに動作してくれそうな気がするので、意外とEvolution Xは気になるAndroidカスタムROMです。
・・・ただ、今のところソースがはてな住人のレビュー記事だけなので、もう少しGoogle大先生から日本語記事でどんなもんなのか情報を物色したいところ・・・。

どれをPixel 4aに入れるか

とりあえず候補を3つほど出しましたが、個人的な安牌のLineage OSか、何やら面白そうなEvolution Xにするか悩ましい限りです。

私がカスタムROMを導入する最大の理由はスマートフォンのソフトウェア面での延命なので、意欲的なカスタムROMを導入してもメンテナンスが続かないのならば意味はありません。
それを考えるとユーザー数は多めで、定期的にビルド(アップデート)を提供してくれるLineage OSからは目が離せません・・・が、いくらなんでもそれでは面白味に欠けます。

だからと言ってEvolution Xに思考停止で乗り換えるのは、それはそれで悪く無い選択ですしたまには勢いだけで選定するのも悪くはありません・・・が、冒険をするには些か歳を取り過ぎたようで「ROM書き換え以上のリスクを抱えたいのか?」と言う非常に残念極まりない保守的な自分が全力全開で止めに掛かってます。*6

結局どうするかは自分次第ではありますが、とりあえず今月はニコニコ動画のユーザー企画である「第2回ボイスソフトキャラクター ソロ実況祭」に向けて旧Twitter/Misskey/はてなブログの更新を疎かにしているので(!?)*7諸々落ち着いたら腹を決めようと思います。
www.nicovideo.jp
blog.nicovideo.jp

・・・しかし、面白半分とは言え普段月1本・多くて2本しか作らない一応の動画投稿者が企画のために動画3本一気に作るとか、本当頭おかしなるで・・・。

*1:括弧付きでLTEを書いている理由は、Pixel 4aはLTE版と5G版が存在するため、区別のために付けています。

*2:なにやらPixel 3系以外は全部(Android 13相当の)Lineage OS 20対応なのに、Pixel 3系だけ(Android 12L相当の)Lineage OS 19.1なのです・・・。

*3:結構UIが変化してましたので、そのタイミングで何らかの対応があったのではないかと思ってます。

*4:手持ちのPixel 3 XL/帰ってきたPixel 4a(LTE)のメンテナが不在で、手持ちでまだROM書き換え用に使う予定の無いPixel 5aはメンテナは存在するものの前回ビルドから2ヶ月近く放置とあまり活発では無さそうな雰囲気です・・・。

*5:XDAを覗くと、少なくともPixel 4a(LTE)については次期バージョンのAndroid 14相当に注力してるのでいつものこと・・・のようなコメントがありましたので、あまり気にしなくとも良いのかも知れませんが・・・。

*6:面白味が無かろうと、安全確実なものを選択するのが良いのでは?と言う感じの思考に囚われてます。

*7:今月妙に戯言日記の投稿が少ないのは、すべてこの企画に参加を目論んでいたと言う事情があったりします。・・・まぁブッチャケこの草稿綴ってる時点ではもうアップロード用のMP4動画ファイルは完成していますが、サムネイル画像をちゃんと作ったり動画投稿者コメント考えたり細々とした作業が残ってまして・・・。