Re:シルの日々の戯言。

散財が生き甲斐になりかけている、デジタルガジェット大好き自称黄色いネズミの戯言。

経年劣化で無線LANアクセスポイントが半壊してたのでAterm WF800HP買ってきた

シルバーウィークらしいが夏休みです。誰がなんと言おうと夏休みです、イイネ?*1

夏休みを利用して帰省している訳ですが、どうも無線LANの調子が悪く、Amazonビデオで孤独のグルメを見ていると途中で途切れたり、そもそも無線LANに接続出来ない事があったり、よく見てみると2.4GHz帯しか対応していないアクセスポイントだったり、今の御時世には少々厳しい+経年劣化と思われる症状も見受けられる為、思い切って実家側の無線LANアクセスポイントを買い換えることにしました。娯楽の無いド田舎に帰省して散財しない予定が崩れ去った!

機器選定検討

現在利用している機器はAterm WR8370Nと呼ばれる機種で、発売時期は2010年10月頃なので約6年前の機種です。
有線側は1000BASE-T対応、無線側は11b/g/nで規格上300Mbps対応と数値だけみるとまだまだ問題無さそうですが、先に記載したとおり通信状況が芳しく無く、正月に帰省した際には何一つ問題なかったにも関わらず、今回帰省した際には通信が途切れ途切れになり、ヒアリングするとたまに接続不能になると満身創痍状態です。*2

機器を購入した際は恐らく11a(5GHz帯)対応機器が無かった為*3、また導入コストを抑えるためにWR8370Nを購入したと思われます。

今回買い換えるに辺り、以下の条件を元に機種を選定してみました。

  • ド田舎の家電量販店にあるラインナップ
    • もう少し具体的に絞るとド田舎の家電量販店にあるNEC製の無線LANルーター(をアクセスポイントモードで利用)
  • 価格最優先、条件を満たせる範囲で安ければ安いほど良い
  • 100MbpsのFTTH回線なので有線LAN側の規格は妥協する*4
  • 据え置き型のアクセスポイント
    • 最近ポケットサイズと言うか、携行可能なサイズのアクセスポイントも多いが、その手の製品は手を出しません*5
  • 11ac対応品だが、アンテナ数は問わない
    • 利用条件がインターネット接続メインの為、ネット回線の速度に合わせて選定

そんなこんなでド田舎の家電屋で悩むこと数秒、手に取ったのがAterm WF800HPとなる訳です。

NEC AtermWF800HP(HPモデル) PA-WF800HP

NEC AtermWF800HP(HPモデル) PA-WF800HP

  • 発売日: 2013/06/01
  • メディア: エレクトロニクス
121ware.com

ケチらず今年(2016年)の1月に買ったWG1200HSにしとけよ!

正直、予算をケチらず自称ひだまり荘屋根裏部屋に設置しているWG1200HSと言う選択肢もあったので、こちらを選択しようと思ってました。
sylve.hatenablog.jp
[asin:B00XB9L7BI:detail]

予算面では約1500円程度の差額、WG1200HSなら全ポート1000BASE-T対応に加え、2x2アンテナなので11ac接続時に(規格上は)800Mbpsを超える速度で接続可能なんですが、流石にオーバースペック・・・。
自称ひだまり荘屋根裏部屋のようにNASやサーバがある訳でもなく*6、実家の環境では各個室から適当にある程度の速度で無線通信が出来れば良いと言う条件なのでWF800HPとなりました。

WF800HPの使用感

一度セットアップしてしまえば可もなく不可もなく、普通のアクセスポイントです。*7
現在多くの無線LANアクセスポイントと同じく、基本的には無線LANルーター扱いなので、予めアクセスポイントモード(NEC製の場合はブリッジ(BR)モード)に切り替えさえすれば問題ないはずです。

但し、5GHz帯は特性上の問題で壁を挟むと電波状況が悪くなってしまうので注意が必要です。一般住宅の場合、1階上がった程度で電波状況次第では無線LANが不安定になってしまうので、アクセスポイントから遠い場所で利用する場合は従来通りの2.4GHz帯を利用する必要があります。*8

総評どーよ?

正直、有線側が(実質的にダウングレードとなる)100BASE-TX止まりだったり、無線側も11acだが1x1とスペック面で不安がありましたが、実際に運用を始めたところWF800HPで何も問題がありませんでした。*9

ただ、ある程度自身の環境を把握した上で選定した結果なので、よく分からない人はお値段が高い製品(NEC製の場合はWG2600HPやWG2200HP、少しコストを抑えるとしたらWG1800HP)を購入しておくと無難かと思います。オーバースペック(過剰性能)になるかも知れませんが、価格につられて中途半端に安価なモデル(特に今回私が手を出したWF800HP)に手を出して後悔するよりはマシです。

*1:なお、本業の仕事は(様々な事情により)夏休み終了のタイミングで発火する模様orz

*2:一応、ファームウェアの更新も実施してみたものの、あまり状況変わらず(悪化することもなく)と言ったところです。

*3:当時は11g機器がメインで、一部11n機器を扱い始めたと言う時期だったので、購入当時としてはベターな選択時だった・・・と思いたい

*4:どんなに頑張っても回線が100Mbps以上の速度は出ないので100BASE-TXでも良しとしました。

*5:手を出しませんと言いつつ、割と興味津々の自分が居る。ビジネスホテルとか宿泊する予定はありませんし、多分そう言う時はテザリングで済ませるかと・・・

*6:スマホ経由で何故か接続させてファイル格納したり、あろうことかRDPクライアントでサーバを操作するなど結構な無茶苦茶やってます。

*7:特殊なアクセスポイントと言う訳では無いので、設定して普通に使える、これで十分です。

*8:自称ひだまり荘屋根裏部屋はワンルームマンション(厳密にはギリギリ1K)なのであまり意識することはありませんでしたが、考えてみりゃ当たり前のことですね・・・

*9:東京の自宅で購入したWG1200HSを「ローエンドモデル」と称したのに、更にその下のグレードの機種を選定する事になるとは思いもしなかったと言うのが本音です。

どうやら我が家のコンセント消費数は世間様より多いらしい

暇を持て余し部屋の掃除を進めつつ配線の整理でコンセントの抜き差しを行っていたところ、ふと先日知人とお酒を頂いた際に話題になった事を思い出しました。*1

外見が典型的なオタクな私*2ですが、何気なく「コンセント足りないよねー」と言うも同意を得られず、むしろ一人暮らしの割には多過ぎね?と言われたのが事の発端だったりします。
いくら私がパソコン馬鹿を自称する身と言えど、都内ワンルームマンションに備え付けられてるコンセント自体が少ないだけで、それほど大量に差口を占有することなんて無い・・・と、その頃は思っていました。

数えてみた

とりあえず思いつく限り数えて見ました。エアコンやHIヒーターなど備え付け機器は除外しています。また、あくまで「思いつく限り」なので抜けがあるのかも知れませんが、気にしない方向で・・・。

  1. テレビ(通称AQUOSさん(32))
  2. テレビ(通称AQUOSさん(16))*3
  3. HDDレコーダー
  4. nasne
  5. PS3
  6. サテライトスピーカー
  7. VDSLモデム
  8. ルーター(RTX1100)
  9. モバイルルーター
  10. Wi-Fiアクセスポイント
  11. ネットワークハブ
  12. iMac 27-inch
  13. MacBook Retina-12inch
  14. Cinema Display
  15. Time Capsule
  16. 汎用USBハブ*4
  17. PCスピーカー*5
  18. USB接続HDD
  19. FireWire800接続HDD
  20. VMware vSphere Hypervisor鯖(ノートPC)
  21. ASUS TransBook T100HA
  22. Acer Aspire E3-112-F14C/S
  23. 複合機
  24. USB充電器
  25. ポータブルスピーカー(BOSE)
  26. ポータブルスピーカー(SONY)
  27. デジカメ充電器(NEX-6)
  28. デジカメ充電器(PENTAX Q7)
  29. 空気清浄機
  30. 掃除機
  31. サーキュレーター
  32. 電子レンジ
  33. 冷蔵庫
  34. 給湯ポット

テレビとポータブルスピーカー・デジカメ(の充電器)が重複して、更にPCの台数が独り身なのに(クライアントPCとして)4台*6も存在しているので、コンセント消費数が増えており、都合34個となります。マルチポートのUSB充電器を利用していたり、iMac経由で充電している関係上、スマホ関連はカウントされていません。

これ、(知人)一家より多いんだが・・・

あんるぇー?知人宅では同様の条件でカウントすると15個前後と言うお話なのに、どういうこったい!!!11*7

いや、心当たりが満載で(利用しているPCがデュアルディスプレイだったり、テレビが何故か2台あったり、ノートPCが数台あったり、外付けHDDが複数あったり・・・)当然の結果と言えばそうなるのですが、まさか2倍以上の差があるとは・・・。
いくらなんでも多過ぎるので、チョット減らせる家電は積極的に減らしたいところです。

*1:ちなみに、その時は真っ昼間から日本酒、夕刻からビールとチビチビですが珍しく駄目人間やってました。

*2:主に見た目、パソコン趣味をアニメ鑑賞趣味に置き換えたら完全にアウトな奴です。・・・いえ、世間一般様からするとパソコン馬鹿もアニヲタも同類であり、どんぐりの背比べ状態なんですけれども・・・

*3:本来はPCモニターとして利用するために調達した小型テレビ、色々な経緯からPCモニターとしては利用せず、普通にテレビとして利用したり、スマホからMHL表示でnasneの録画番組を見たり不思議な用途で使われることが多い今日この頃

*4:元々iMacだけでは足りず別途購入したUSB2.0ハブが1台あります。

*5:BOSE Companion2、第1期上京時代の末期に購入してから使い続けているお気に入りのスピーカーです。

*6:ご自慢の(!?)ThinkPad X201sは必要な時にのみ起動させてるので普段はコンセントに付けてません。

*7:しかも一家三人、子供が『生まれて』約10ヶ月くらい、ベビーグッズも完備されているはずで通常よりもコンセントを利用する機器は多いはずなのに・・・どうしてこうなった・・・

iPad Pro(12.9inch)に挿したApple SIMが凄く良い感じ

ほぼデレステの為に買った*1国内SIM Free版のiPad ProにApple SIMを挿して利用していますが、当初の目論見は失敗したものの、意外と良い感じにApple SIMを有効利用しているような気がします。

当初の目論見と言うのは、Apple SIM経由でauプリペイド回線を契約し、既存のau回線と契約を統合(au ID統合)してデータシェアすると美味しいと言う目論見です。
sylve.hatenablog.jp

当初、一度契約さえ済ませておけば契約期限を迎えるまで既存のau回線のデータ容量をシェアして使い続けることが可能・・・と思っていましたが、回線有効期限が別途定められているので(早い話が)1620円払った31日後に再度チャージしない限り、回線は使えなくなっちゃうんですね(´・ω・`)

しかし、逆に考えるとau ID統合さえしてしまえば、利用したい時に1620円払うと既存のau回線で契約している通信容量+プリペイドで購入した1GBの通信容量の合算を31日間使いたい放題出来ると・・・。*2

それって利点なの?あとApple SIMである必要あるの?

(既にauスマホを所有している大前提があるものの)比較的安価な価格でMNO回線をそれ相応の容量で利用することができると言うことが最大の利点となります。
MVNO回線では回線速度がMNO回線よりどうしても低速になりがちですが、Apple SIM経由でauプリペイド回線を契約していることになるので回線速度はau次第とはなりますが、MVNO回線ほど低速になることはあまり無いでしょう。
また、プリペイド回線契約時に発行されるau IDを既に所有しているauスマホau IDと統合してしまえば、既存の回線の通信容量を共有することが出来る上、プリペイド回線で手続きした際の1GBの通信容量を追加で利用することが出来る為、ID統合さえしてしまえば1620円払えば31日間は(契約プラン次第ですが)数GBのデータ通信が行える事になります。*3

更に、プリペイド契約なので必要な時にのみ利用手続きを済ませれば良い為、お盆や年末年始の帰省時のみ契約すればMVNO回線を契約し続けるよりは安価になります。*4

au回線が無いとか駄目とかバカジャネーノ

はい、お察し付く方は多いと思いますが、わざわざSIM Free版iPad Proを買ってApple SIMでau回線契約するとか狂気の沙汰と言うか最初からauiPad Pro買えよ!の一言*5なのですが、使えない・産廃と叫ばれてるApple SIMでも使い方次第では案外使えるものです。

・・・まぁ、そんなレア条件に一致する人がどれだけ居るかと言う問題がありますが(まず居ないor居たとしても極めて少数派だと思いますが)、使い方によっては案外Apple SIMは使えるのかも知れません。

*1:iPad Airストレージ不足から買い換えたと言うのを隠れ蓑にしている疑惑が半端ない今日この頃です。

*2:例えばauスマホLTEフラットを契約している場合、既存の7GBに加えてプリペイド側の1GBの合計8GBを使いたい放題出来ると・・・

*3:私の場合、上記に書いたLTEフラットプランなので、プリペイド側の回線利用手続きを済ませるとその月だけ(LTEフラットの)7GB+(プリペイド回線側の)1GBの合計8GBが通信可能容量になります。

*4:無論、So-netの0SIMで毎月0円の範囲内で維持し続けたり、最近発表されたLINEなど極端に安いSIMを比較対象にすると「安価」とは言い切れなくなりますが、一般的な(!?)MVNOのプランだと月3GB/980円前後なので、(自宅内のWi-Fiで十分であまり持ち出さないなどの条件から)2ヶ月くらい出先で使わない期間があるならApple SIMでau回線とピンポイントで借りた方が実は安上がりかも・・・と気付いた。

*5:この場合、毎月固定費で数千円ぶっ飛ぶ+既存のau回線と同時購入しない限り解約タイミングがズレるので若干面倒ですが、使い込む場合は素直に通信キャリア版のiPad Proを選択した方が手間が減ると思います。