地味に調達したThinkPad Edge 11"(AMD)にUbuntu 13.10を導入してポチポチとこねくり回して数日、とりあえず環境面で落ち着いてきたので軽くレビューがてら記載して見るテスト。
突っ込んだPCのスペック
中古品・Win7搭載済みにしては極端に年式が古くないのに安値て叩かれてたThinkPad Edge 11"のAMD仕様です。
その他はググれ(ちょw)
なお、Wi-Fi非搭載モデルだったため、別途Wi-Fiカード(mini PCI-exp)を追加してます。
また、RAM/HDDに関しては岡崎家に拾われた端末は一度は開腹・パーツ増設と言うシキタリがあるので、標準状態から増設済みです(ちょw)*1
この端末の注意点
地味にmini PCI expカード挿してるおwwwって草を生やしてますが、前にも記載した通りmini PCI expで注意事項があります。
まぁ、極論を言うとSIMロック的な小細工が仕組まれてて、汎用のパーツを買ってきても動かないよって言うお話なんですけど。
Lenovo純正 Intel Centrino Advanced-N 6205 802.11a/b/g/n 300Mbps FRU:60Y3253
- 出版社/メーカー: Intel
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なので、このPCに限らずLenovo系PCを調達して「無線LANが11a非対応気に喰わない!」って換装を目論んでる方はご注意を・・・。*2
また、このPCに限らず、最近のPCは原則としてHDDリカバリのPCが多いです。・・・Linux入れる前にリカバリディスク作成しとくとか、リカバリ領域消さないように注意するとか、漏れみたいにHDDそのものを交換しちゃう*3とか対策しておかないと元に戻せなくなり、万が一売却を考えている場合、査定金額が大幅ダウンで泣きを見るので注意!
Ubuntu 13.10インストール
Ubuntu Japanese Term(実質的に日本語公式サイト)*4からイメージファイルをダウンロードして、DVD-Rに焼き込んで、USB接続のDVDドライブから起動。画面の指示にしたがって適当に入れました。
・・・ん?キャプチャーとかで事細かに解説しねーのかって?ヤダ、面倒(酷)*5
ザックリとやったこと
- ターミナルエミュレーター経由で「sudo apt-get update」「sudo apt-get upgrade」またはソフトウェア支援ツールなどでアップデート
- まずはアップデートを実施
- ブラウザChromium導入
- Firefoxは好かん+最初メニューなどの言語表示が英語で色々と面倒だったので
- Google Chromeは別途コネコネしないと入らないし、ニコ動で通常の2倍の速度で動画が再生される不具合があったのでとりあえずChromiumを使ってます
- mikutter(Twitterクライアント)導入
- ミックミクです、ソフトウェア導入支援ツール経由で突っ込んだが、コマンドでやるとしたら「sudo apt-get install mikutter」だったかな?
- Dropboxインストール
- どーやって入れたっけ?公式サイトから落として突っ込んだか、ツールから突っ込んだのか・・・
- Skypeインストール
- これは公式サイトからdeb突っ込んだような気が・・・
- Xubuntu導入
- 省電力設定ツール導入
- 中古品と言えどバッテリーが1時間程度しか持たないのはショボーン(´・ω・`)
- 一応の悪あがき、素敵記事が掲載されてたので設定実施
- 画面設定とかお好きなようにカスタマイズ
所感
普通に使える。
オイラはRHEL系統をサーバOSとして使ってきた身、Ubuntuをデスクトップ用途で使うってシチュエーションはほぼ無い・・・ので、毎回試用する毎にLinuxすげぇ使いやすくなってきてるなーって思う事があります。
ソフトウェアの導入支援ツールが結構いい具合に進化してて、ターミナルエミュレータを起動せずとも何とかなる部分が非常に多くなってきて、初心者でも簡単に扱えるようになってきた感が随分と出てきた感があります。
ハードウェアの検出も優秀で、型落ちとは言え、2〜3年前のネットブック相当な端末でも利用出来ない機能なども無く、後でmini PCI expに差し込んだカードも自動認識で手間無く使え、キーボードのホットキー(Fnキー併用の機能)も意識せず使えるので、ただひたすらすごいなぁ・・・と感心しきってます。
ただ、残念な部分も残ってて、デフォルトだとFirefoxのメニューが英語表記のまま、Thunderbirdはメニューが日本語表記だったのにFirefoxだけ英語ってのは正直頂けないかなー。調べればどーにでもなるけど、Linux初めて触れるユーザーとしては、突然の英語メニューってのは拒絶反応起こす十分な理由になるとおもふ。
その他、省電力設定があまり標準では機能せず、ターミナルエミュレータ経由でコマンドを入力の上、英語満載の設定ファイルを操作するってのもチョット・・・。
使用感とかー
今のオイラのパソコンの用途がリアルに「ネット(ニコ動)」「Twitter」と大変ライトでゴミスペックでも十分満たせるレベルとなっている関係上、不具合無くLinux使えちゃってます。
ただ、まぁ、Ubuntuでは余計な悪評高いUIで少々重たい感じがあるので、Xubuntuを突っ込んでますが、SSD化するなどもうチョットサクサク動くような改良を加えればデフォルトのUIでも大丈夫なのかなぁ?と言う感覚です。
性能的に、CPUとRAMは満足なんですが、はやりストレージ面が単なる昔ながらのハードなディスクなので、全体的にHDDに足を引っ張られてて動作が緩慢になっている感じです。*6
来月軍資金が入ったらSSDの調達やーね・・・。
乱暴な総評とか
とりあえず、ネット中心の用途ならWindows XPからの乗り換えでUbuntuはありだと思います・・・が、チョット変なことをやろうとすると途端にターミナルエミュレータ(コマンドライン)での操作が必要になるので可能な限りCUI操作を不要にする方向でUbuntuさんには頑張って頂きたいモノです。
ちなみに、今回この記事はUbuntu突っ込んだ端末で書いてたりしますw
まぁ、ライトな用途なら別にOS関係なく使えるってのは素晴らしい事ですね。
チョット待て、Office用途はどーした?
・・・ん?個人用途について記載してたつもりなんだが、業務用途?知らん子だなぁ・・・。
一応、LibreOfficeが入ってて、ITエンジニアお馴染みのExcel方眼紙ファイルを読み込んで崩れてない部分までは確認してますが、まぁ、自宅でニコ動見てゲラゲラしてるエンジニアですし、Excelファイルが読めりゃイイかなーレベルの認識ですから(えー)
印刷に関しては、うちの主力であるHP B110aさんの場合は勝手に認識して*7設定したら適当に使えるようになったので、大丈夫なんじゃないかしら?
*1:MBAだけは例外になる予定がまさかのストレージ故障で、リコール告知前日に高い金払って修理用のパーツ揃えて自力で直したよorz
*3:予算の都合で今回は手持ちのHDDですが、今の御時世なら安価なSSDとかおすすめ、自宅鯖以外全部SSD or SSDキャッシュ付き構成なので500GBのディスク糞遅いと感じる事が多々あり;
*4:公式の英語サイトから落とせなくは無いですが、日本語扱えたほうが便利ですよねー
*5:気紛れで無意味に画像をふんだんに使って解説的な戯言書くことあるけど、編集が面倒臭いのでよっぽどの事が無い限りはやりません(・ω<)
*6:上記にはリストアップしてませんが、VMware Playerも突っ込んで、TechNet経由ライセンスのWindows8突っ込んでますが、(たまにCPU負荷で遅くなるけど)ディスクが足を引っ張りまくってて仮想環境もホスト環境も遅い遅い;
*7:まぁ、HPも結局は海外メーカーなので国内メーカーのような適当なサポートってのはあまり無いと思うのでサクサク設定出来ただけってオチなのかも知れませんが・・・