Re:シルの日々の戯言。

散財が生き甲斐になりかけている、デジタルガジェット大好き自称黄色いネズミの戯言。

チープなラジオを買った

先の地震*1の影響・・・ではありませんが、少なからずチョット防災を意識して小さなラジオを買いました。(一応防災名目なので浪費日記カウント対象外と言うガバ判定。)

ポケットラジオよりは一回り大きいのですが、ポータブルラジオと言うには小さすぎるサイズで、新品で780円と非常に安価な価格だったので飛び付きました。ちなみにメーカー名も型番も分かりません。JANコード(バーコードの数字)で調べると卸売業者のページと数多くの小売通販ページが出てきたので正体不明のラジオです。*2

そんな安物正体不明なラジオですがちゃんと国内仕様に加えて今どきのラジオなのでワイドFM対応、そのため都心部ならば主要なラジオ局は一応一通り受信できます。・・・ポータブルなので流石に私が一番聴いているbayfmは厳しいですけど・・・。*3

安かろう悪かろうの真骨頂

買ったこのラジオ、なんともまぁ素晴らしいラジオです。

  • チューニングがやりづらい。チョット動かすだけでグリッとチューニングが動くので繊細な操作が求められる。
    • そのため、現在選局しているラジオ局がどこか分からない。ラジオ局のジングルが流れないとどこの局か判断不能
  • 個体差か、現在のチューニング帯を表すバーが斜めってる。これにはシルベさんも苦笑。
    • 上記のガバも相まって、本当にラジオ局のジングルが流れないとどの局かがワカラン。
  • 音質は高音域は出ず、低音域も出ず。
    • 多分、「オーディオの大先生」はブチギレ不可避。

まぁ、一言で言うと「色々ひどい」訳ですが、新品780円の小型ラジオにすべてを要求するのは無理無茶無謀と言うやつです。
しかし、今回は防災用と言う大義名分の元で購入しているため、最低限何らかの情報を入手できればいいのでこれ必要十分です。・・・いえ、あの、防災用と称して買っておきながら初期不良で使えませんとか、電波掴みませんとかだったら話は別ですけど。

妙にノスタルジーな気分になる

動作テストとして安かろう悪かろうなラジオでラジオを聴いていましたが、なんだかノスタルジーな気分になります。非常にチープな音なので、深夜の時間帯に適当に聞くと昭和の頃はこんな感じだったんだろうなーと言う根拠のない懐かしさに襲われます。

確かに私は昭和生まれですが、子供の頃には平成時代突入ですし、ラジオを本格的に聴き始めたのは高校生以降だったような気がするので*4チープな音質でラジオを聴いていた時代は無いはず・・・。

妙にチープな音で聞くラジオと言うのはなんとも言えない風情があり、個人的には非常にツボにハマる音質です。なんと申しますか、ガレージ辺りでなにかの作業をしつつ聴いている感と申しますか、農作業しつつ聴いている感と申しますか。

音質を求めて音楽を聴くためのラジオと言うより、情報を得るためだけに聴いているような感じで個人的にはなかなか素敵なラジオのように思えます。

大停電に襲われても情弱にはならずに済むかも

あまり発生してほしくは無いのですが、もし大地震などが起因で都心部も大停電となった場合でも最低最小限の情報入手手段が確保出来たので、本当の意味で災害発生時の情報弱者にならずに済みそうです。

radikoは大変便利ですし、音質もスピーカー次第ですが概ね高音質で楽しむことが出来ますが、インターネットが使えないと聞けないので有事の際はあまり活用出来ないメディアです。*5

しかし、安いから買ったものの少しは防災を意識して備蓄を始めないとなぁ・・・。実際問題として防災キットの類は準備していないので在宅勤務が続いて時間的余裕がある今のうちに少し準備を進めておきたいと思ったり思わなかったり。*6
直近の地震でちょうど意識が高くなっているので、意識が高いうちに準備して、何も起きず「あーあ、無駄に終わっちゃったなぁー、散財だよ!」といい意味で後悔出来る日を迎えられるようにしておきたいところです。

*1:2021年2月に東北地方で震度6強地震があり、東京都内も結構嫌な感じで揺れました。

*2:一応Amazonでも出てきますが・・・。

*3:千葉の独立系FM局で平成新局の一つ、なんか声優さん(山ちゃんとか森久保さんとか)がアニラジでは無い普通のラジオパーソナリティやってることが多い不思議なラジオ局。

*4:本格的に聴き始めたのは確か本来はそれ相応の価格帯だがSOTECの付属品扱いとなり、不良在庫と化してしまい捨て値価格で叩き売られる羽目となって格安で入手したVH-7PCだったはず・・・。

*5:またスマホradikoを聴いちゃうと貴重な通信手段であるスマホのバッテリーをモリモリ消費してしまうので、有事の際はなるべくスマホのバッテリーは温存したいところです。

*6:実は何一つ準備していないと言う有事の際に超困り果てるパターンなのです・・・。