Re:シルの日々の戯言。

散財が生き甲斐になりかけている、デジタルガジェット大好き自称黄色いネズミの戯言。

天気予報が外れたので文京シビックセンターに行ってきた

私が新宿の都庁展望室に向かったものの、訪日観光客・国内団体旅行客などで展望室入り口のセキュリティチェックで大混雑していた場合は、代替場所として文京シビックセンターの展望ラウンジをよく利用していました。
www.city.bunkyo.lg.jp

比較的空いていることが多く、ギリギリ都庁方面が望める=季節が良ければ新宿高層ビル群と富士山を収めることができるスポットのため、個人的には大変重宝している場所でした。
・・・が、例のごとくコロナ禍突入によりワクチン接種会場として利用されることになり、長らく閉鎖されていました。

しかし、文京シビックセンターの展望ラウンジも2023年5月に再開となり、再び訪問できるようになりました。
カメラ趣味に再び熱が出ている今行かずにいつ行くのか!・・・と言うことで、数年振りに足を運んで写真撮影を楽しんできました。

意外な穴場の展望台


訪問した日はチョットしたヘマ*1から秋葉原に行く用事があり、秋葉原の店舗が開店し始めるまでの時間調整を兼ねて訪問したため、午前中の訪問となりました。
その影響も少なからずありますが、文京シビックセンターの展望ラウンジはあまり認知度が高くないのか、大きなイベントが無ければ*2終日空いていることが多いです。
また、写真の通りガラスが斜めに配置されているため、室内の写り込みを抑えて比較的(写真を)撮りやすい環境となっています。



文京シビックセンターは文京区の区役所を兼ねているため、区議会の議場が展望ラウンジ中央部に設置されています。
展望ラウンジ北側から見学用の小窓が用意されているので、平日に訪問すると文京区の議会を見学できる・・・かも知れません。



文京シビックセンター展望ラウンジでは三脚・一脚の利用は禁止されています。訪問時に警備員・係員の姿は見かけませんでしたが、誰も見ていないからと三脚・一脚を持ち込んで撮影することは絶対にやらないでください。
三脚・一脚は他の訪問者からすると非常に邪魔で迷惑極まりない行為ですし、それが原因で展望ラウンジでの撮影禁止・または展望ラウンジ閉鎖などの事態になると、他の写真趣味を楽しなむ多くの人に迷惑です。*3

とりあえず展望ラウンジを1周


展望ラウンジは南方向以外の展望を楽しめるので最初に西側から1枚撮影、新宿~池袋の展望を楽しむことができます。
特にこれと言った風景ではありませんが、空気が澄んだ季節になると新宿方面に富士山を望むことが可能です。

ちなみに、南側は遠方は東京駅丸ノ内・皇居など、眼下には東京ドームシティが見えます・・・が、展望レストラン限定の展望です。
なお、展望レストランのエリアは現在もコロナワクチン接種会場として利用しているため、現在は(文京区在住でワクチン接種のために訪問した人以外は)立ち入ることが出来ません。



話を戻してRX100 M6の望遠側200mmで新宿高層ビル群を撮影、望遠で撮影すると少々見応えのある写真になります。
もう少しカメラを左に動かすと冬季は富士山を望むことができるため、ある意味では文京シビックセンター一番の撮影スポットになるのかも知れません。



同じくRX100 M6の望遠側200mmで池袋方面を撮影しました・・・が、あまり池袋方面に詳しくないため写真右側でやや高めの高層ビルがサンシャイン60と思われるくらいしか分かりません。
サンシャイン60と言えば有料の展望台があるらしいので一度くらいは足を運んでみたいところです。貧乏性故に入場料が必要となると途端に腰が重くなります・・・。*4



場所を北側に変え、カメラを地上に向けつつ北西方面で1枚、国道254号線都道436号線の交差点を収めるアングルで撮影。
このアングルでの撮影は個人的に好きで、数年前に利用した夜景写真を現在のPC壁紙に設定するくらいには好きです。・・・が、コロナ禍の間にマンションは建て替えられ、写真右側には文京ガーデンゲートタワーが建っているなんて・・・。



同じく北側でカメラを正面に向けて撮影、文京ガーデンゲートタワーに加えて奥にはパークコート文京小石川ザタワーが建ち、思ったよりも遠方の風景が楽しめなくなっています。
こればかりはどうしようも無いのですが、今まで見れた展望が楽しめなくなってしまうのは悲しいことです・・・。



場所を東側に移し、広角で1枚撮影。少々失礼ですが東側はあまり高層ビルが無いため東京スカイツリーが映えます・・・。
先ほどと同じくカメラアングルを地上に向けて、国道254号線都道301号線の交差点を収めるアングルにすると見応えある写真になる・・・かも知れません。



RX100 M6の望遠200mmで東京スカイツリーを撮影、東京スカイツリー付近にそこそこ目立つ高層ビルがいくつか見受けられるので、興味本位で調べてみることにします。
スカイツリー手前の大きなビルの更に手前にホテルれむ・APA・高岡屋・darmy innと言う看板が見受けられるので、調べてみるとどうやらこの看板の並びはアパホテル上野駅南店近辺と判明しました。
そうなると背後にある大きなビルはアパホテル(上野駅南店)の向かい側・首都高を挟んだ場所の上野イーストタワーでしょうか。
浅草のアサヒビール本社屋上にあるオブジェがチラ見しているので、もう少し浅草寄りかと思いましたが上野近辺だったので、望遠レンズでの圧縮効果と言うのは面白いものです。



展望ラウンジで楽しめる範囲の南東方面で1枚撮影、写真の右下に見えるのが東京ドームシティーで、私のようなおじさん世代になると「後楽園ゆうえんちで僕と握手!」*5で有名な「後楽園ゆうえんち」だった場所です。
右上は丸ノ内の高層ビル群でミッチリして見応えがあると言えばあるのですが、どうも思い出補正で「ここが後楽園ゆうえんちなんだ・・・」と言う謎の感情に襲われ気味なので、ちょっと握手してきます(!?)



最後にもう1回、南西方面を見ていると東京メトロ丸ノ内線が走っているのが見えたので急いで1枚撮影。
実は丸ノ内線後楽園駅近辺は地上にホームがあり、地下鉄にも関わらず展望ラウンジから走行シーンを見ることが可能です。写っている車両は、最新型の東京メトロ2000系電車でしょうか。
丸ノ内線は概ね5分間隔で運転しているようなので、もし鉄道写真に興味があるなら文京シビックセンターから撮影するのは如何でしょうか?

今後が少し心配ですが・・・

個人的には非常にいい場所ですが、街の再開発により今後展望がどうなるのか気になるところです。
まずは北側に文京ガーデンゲートタワー・パークコート文京小石川ザタワーが新たに建ち、少々展望が残念なことになっています。更に丸ノ内線の写真を撮影した際に、その近辺でも新たなビルの基礎工事を行っているような雰囲気なので、もしかすると新宿方面の展望も結構妨げられることになるのでは無いかと不安に思います。

こればかりはどうしようもありませんし、「展望ラウンジの展望が台無しになるので低いビルにしてください。」とは言えませんので、もし文京シビックセンター展望ラウンジから新宿方面の展望が気になる方はお早めに撮影することをお勧めします。
個人的なわがままですが、せめてもう1回冬季に都庁に並ぶ富士山の風景は撮影したいところです・・・。

*1:自宅のネットワークを整理するためにネットワークケーブルを必要数購入した・・・はずだったのに、数本足りないことが発覚しまして・・・。

*2:季節次第ですがダイヤモンド富士の撮影スポットだったり、2023年は久し振りに開催された隅田川花火大会を楽しめる場所だったり、タイミング次第では混みます。

*3:何も文京シビックセンターに限った話ではありませんが、施設側のご厚意で成り立っているのでモラルを守り楽しんでいきたいところです。

*4:お台場のテレコムセンター展望室のようにワンコイン(500円)くらいで済むなら、軽率に訪問するのですが・・・と思って調べると、土日祝は900円なんですね。もっと高い入場料かと勘違いしてました・・・。

*5:コロナ禍の影響で「僕と握手!」のフレーズがここ数年途絶えていたようですが、2023年の「王様戦隊キングオージャー」から「僕と握手!」のフレーズが復活したそうです。