先日、フラフラ秋葉原を徘徊していると、怪しさ爆発のPC向け地デジ・BS/CSチューナーがいくつか転がっていますが、何やら地デジ*2/BSCS*2のPC向けチューナーPX-W3U4が少々安価な価格で転がってたので思わず購入。一応、コアな技術力溢れる猛者向けの商品ですが、技術力溢れる猛者の皆様が様々なツールがオンライン上で公開されているので技術力のカケラもない単なるパソコン馬鹿の私のような身分でも扱えるようにはなっています。
ただ、リアルが多忙から放置したり、実家向けにスマホ買ったり、外付けのFireWire800接続なディスクが実質的に半壊したり、急遽代替としてNAS導入したり余計なことをしていましたが、時間は無駄に掛かってしまいましたが何とか暫定運用に漕ぎ着けました・・・。
しかし、この手のガジェットに手を出すのは随分と久しいなぁ・・・。*1
今回衝動買いしたPX-W3U4について
- メーカー:PLEX
- 品番:PX-W3U4
- 購入価格:税込み14,800円(新品)
PLEX USB接続 地上デジタル・BS・CS対応TVチューナー PX-W3U4
- 出版社/メーカー: PLEX
- メディア: エレクトロニクス
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悪知恵がある人には「TS抜き」が行えるチューナー*2と言えば察しが付くチューナーです。あまり下手な事を言うと面倒臭い輩が湧き出す商品なので大っぴらに細かな事は言えませんが、分かってる人が使うと大変便利なPC用のテレビチューナーです。
但し、導入難易度がメチャクチャ高く、プリンタを設定するのとはレベルどころか次元が違うと言うか、大人の事情でバイナリ形式(乱暴に表現するとexe形式)で必要なファイルが配布されていない有様なので*3素人が手を出すと約1.5万をドブに捨てる事となるリスクの塊しかない商品です。
多少導入難易度を落とす有償ソフトがあるとか無いとか
一昔前は必要なプログラム*4を某所のアップローダーから入手する必要がありましたが、最近はどうやらfoltia ANIME LOCKERなる有償のソフトウェア(CentOSをベースにした録画機専用化OS)*5も販売しているようで、一時期よりは導入し易い状況になっているようですね。・・・いえ、foltia ANIME LOCKERも決して難易度が低い訳では無いんですが・・・。*6
- 出版社/メーカー: フォルティアコミュニケーションズ合同会社
- メディア: DVD-ROM
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foltia ANIME LOCKERを利用するとPX-W3U4の内蔵カードリーダー*7は使えないものの、あまり活用されていない住基ネットで利用するICカードリーダーを使えば何とかなるらしいので、何というか良い時代になったものです。
SCM ICカードリーダー/ライター B-CAS・住基カード対応 SCR3310/v2.0 【簡易パッケージ品】
- 出版社/メーカー: SCM Microsystems
- メディア: エレクトロニクス
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相変わらず面倒だが環境は組めている
流石にPX-W3U4のために我が家では貴重な存在となってしまったWindowsマシンであるNUCを使うのは忍びないので、VMware vSphere Hypervisorが動いているThinkPad T440pを録画サーバとして改修。
普通にWindows10を載せて*8TVTest+EDCB構成*9でゴニョゴニョと「とりあえず」の環境は組み終えています・・・が、まだWindows Update周りの制御が適当なので毎月1回勝手に再起動を始める怪しい状態なので、もう少し設定を詰めて行きたいところです。
また、念のために録画保存領域として2TBの2.5型HDDを投入しているのですが、簡単に埋め尽くしてしまうと思われるのでエンコード周りの環境を整える必要があります・・・が、今はどのようにTSデータをエンコードするのが良いんだろう?昔はTSデータを映像+音声データに分離してAviUtl辺りに食わせて編集・エンコード*10してたのですが、最近の主流はどのように行うのがベストなのか・・・。また、きちんとバッチを組んで録画後に自動エンコードさせるようにしたほうが今後の手間が減ると思われるので色々と考えていかないとならない状況です。*11
もっとも、録画環境と言いつつも(ダビング10の影響と様々なガラパゴス制約がまとわり付きますが)普通にBDレコーダーは所有していますし、リモート視聴が可能なレコーダーであるnasneも併用している身なので、もう暫くの間は色々と楽しんで行けそうです。
*1:一世を風靡した(!?)PT2を引っ越す直前まで使ってた身なので、懐かしいと言いますか、録画データの扱いが楽なんだよなぁ・・・と申しますか。
*2:どういうこった?と言う人はggrksと言う言葉がピッタリで、アングラ系統の商品なので、あまりカジュアルに使えない機器です。
*3:ググれば必要な情報が出てきますし、旧バージョンはバイナリ形式で配布されてたりしますが、現行の主流環境の場合は自前ビルドする為にVisual Studio突っ込む必要があるとはなぁ・・・。
*4:利用チューナーに適合したBonDriverに、EDCB、Spinelなんてモノも使いましたね。視聴用にはTVTestを使ってましたが、PT2を使ってた頃は録画優先であまり使わなかったなぁ。
*5:もう少し補足すると、アニメの録画に特化した録画専用OSです。
*6:ベースがLinuxなのでメインで利用するマシンとは別に録画専用機を準備する必要はありますし、CentOSがマトモに動くハード構成でゴニョゴニョって話なので下手すりゃハード構成にも注意する必要があるみたいですし・・・
*7:何のカードリーダー?とか思っちゃう人は、本当手を出さない方が良い商品だなぁ・・・&明記は避けて「ゴニョゴニョ用途」って事にさせて下さい。
*8:流石にServer OSは載せませんと言うか、有り合わせで組んでいるのでWindows10が動いてます。
*9:Webサーバ機能でリモート視聴も目論んではいるのですが、ffmpegのパラメータが詰められていないのでMicrosoft Edge利用時になにかの拍子で稀に動く程度の酷い有様ですが、それ以外は私が使う分には問題ない程度には仕上がりました。
*10:確か、当時の最新鋭がSandy Bridgeで、手持ち環境が(最新環境が追えてない状況だったので)Core 2 Quad Q9550だったので、今から7〜8年前くらい?・・・え?そんな前だっけ?・・・と思いつつ、NAS導入に伴いデータ整理してると、地上波時代の「空から日本を見てみよう」がPT2での録画データとして出てきたので、結構前なんだな・・・;
*11:HandBrakeなるエンコードツールが良いらしいって話をオンライン上で確認したのですが、どうなんでしょうか?とりあえず適当にエンコードしてみたのですが、手軽と言えば手軽なんですが・・・