Re:シルの日々の戯言。

散財が生き甲斐になりかけている、デジタルガジェット大好き自称黄色いネズミの戯言。

録画サーバーストレージ強化のために・・・

約2年前ですが、手持ちで余らせていたPLEX PX-W3U4(PC向けUSB接続のテレビチューナー)と適当なNUCを利用したデジタル放送録画サーバーを構築しました。
私にしては珍しく長期で安定して利用できている環境に加え、普段あまりテレビは見ませんが雑に録画しておける環境なので、とりあえずアレコレと録画してあとで振り返り楽しんでいる状況が続いています。
sylve.hatenablog.jp

そんな環境ですが、1点だけ不満点が・・・。予算をケチった・・・と言うより録画データの保存先にUSB-HDDを使いたくないと言う理由で、NUC内蔵の2.5インチSATAストレージに保存しているため、容量が2TBしかありません。
・・・2TBは別にそこまで少ない容量ではありませんが、2.5インチSATA HDDで一般的な厚み(7mm厚/少し前までは9.5mm厚)だと、実は2TBが上限のサイズです。2TB以上の2.5インチSATA HDDは外付けUSB-HDD向けなのか15mm厚のため、ミニPCの類には内蔵できないサイズです。

今の今まで2TBで対処できてきただろ・・・と言われそうですが、それは定期的に取捨選択の上で録画データをNASに退避してきました。・・・が、先日の戯言日記の通りNASの空き容量が限界を迎えました・・・。
sylve.hatenablog.jp

適当なNASを物色して秋葉原を徘徊していましたが、ふと思います。・・・録画サーバーのストレージを強化して、NASに退避しなければいいのでは?

録画データは(ディスク障害などで)消えてしまったら悲しいものではあるものの、生死に関わるかと言うとそんなことはありません。また、メインNASのようにRAID1構成+バックアップHDDに退避と手厚い保護も(私からすれば)*1必要の無いデータです。
重要性が低いのならば、録画サーバー上で全部保存できるようにNUC内蔵可能な大容量ストレージを確保すればいいじゃない・・・と言うことを、じゃんぱらの中古SSDコーナーを見て思い立ってしまいました。・・・結局NAS買わないのかーい!

今回衝動買いしたSSDについて

SAMSUNGと言うのが気に喰わない*2ですが、SSDとしては珍しい8TB SSDが転がっていました。
中古品のSSDとか地雷そのものなので、買ってはいけないくらいの禁忌に近い行為ですが、一応現行品+新品価格から3万~4万ほどお安いとなると飛び付きたくなってしまいます。

閑話休題、民生用のSSDとしては現時点で最大クラスの容量のストレージで、私の自宅内にあるストレージの中では一番容量が大きいストレージです。
2.5インチSATA接続のストレージなので、正直速度は(接続規格の都合上)お察しくださいですが、7mm厚なのでNUCなどのミニPCに(特に大容量SSDを)内蔵させたい場合は貴重な選択肢になります。・・・えぇ、M.2 NVMe辺りだと最近8TBモデルが・・・とニュースで見た気がしますが、(M.2 NVMeで8TBは)今回調達した金額の3倍くらいだったので速度より容量を求めたい人向けです。
ascii.jp

中古品で劣化状況が不明と言う問題点以外の懸念事項として、メモリタイプ(NAND型フラッシュメモリの種類)がQLCなので、端的に言えば「安かろう悪かろう」です。
1セルの書き換え可能な回数が極端なまでに低い一方で容量を確保している都合上、耐久性が皆無・・・は言い過ぎですが、使い方次第では予想以上に短い期間で駄目になることが想定されます。
・・・そんなモノを(録画のたびにガリガリ書き込みが発生する)録画データ保管場所に使おうと言うのは狂気の沙汰に感じますが、一応耐久性を示すTBWが(8TBモデルの場合は)2,880TBなので24時間365日常時欠かさず非現実的なシチュエーションで書き込みを行わなければ大丈夫でしょう。*3

博打の結果はどうか

中古のSSDは、どのくらい劣化が進んでいるか外見上からは確認できないシロモノですが、どれだけ使い込まれたかの確認のときです。
確認方法は簡単、みんな大好きCrystalDiskInfoから確認するだけです。

調べてみた結果、正直大外れです。電源投入回数が僅か3回・使用時間が23時間にも関わらず総書き込み量が7.4TBなので、耐久テストを自称して非現実的な書き込みを行い、値打ちがあるうちに現金化した・・・と思われる奴ですね。
TBWが2,880TBに対しての7.4TBなので推定劣化率は0.3%以下と数値的にはまだまだ余裕ですが、何かと酷使しているNUC13ANHi7のシステムドライブ+Steamで主にプレイしてるタイトルの保存領域で利用しているWD_BLACK SN850X(2023年6月ぐらいから使用開始)の方が電源投入回数・使用時間が多いにも関わらず総書き込み量が少ないため、この個体は結構悪意を感じますね。

こういう事があるので中古SSD・・・と言うか、中古ストレージ全般は手を出しては行けませんと言う典型例になりました。
まぁ常識的に考えて新品との価格差が3万~4万もあると色々と(ヤベー奴だな?と)お察しできますが、これをWD Greenなどの廉価版で(自称耐久テスト後のモノを売却を)ヤラれると結構キツいものがありますね。例に出したWD Green SN350の1TBモデルはTBWが100TBなので、7TB以上テスト名目でゴリゴリ書き込まれると劣化率7%とかになりますぜ・・・。

どう活かすか

とりあえず8TB SSDを調達しましたが、手元でNUC11PAHi7がWindows Insider Program参加専用PCと勿体ない使い方をしているため、NUC11PAHi7を新録画サーバーとして利用しようと思っています。
・・・NUC11PAHi7は録画サーバーとして使うには贅沢過ぎる性能ですが、現在がNUC8i5BEHと(Windows11対応世代と言えども)結構古い機種なので、エンコード速度底上げなどを目論んで本体丸ごとリプレースすることとします。*4

合わせて、最近INTERNET Watchで紹介されていたCasaOSを利用してファイル共有周りでラクをしようかとも企んでいます。
internet.watch.impress.co.jp

今まではSambaを手動で設定していましたが、どうもアクセス権限周りが適当過ぎて使い勝手が悪かったので、自宅内限定サーバーですしアクセス権限周りがガバガバになりますがCasaOSで色々とラクさせてもらおうと思っています。

とりあえず、勇み足で新録画サーバーの環境構築したら無様に失敗*5したので、録画時間に余裕があるタイミングでゆっくりじっくり録画サーバーの環境を整えていこうと思います。

*1:人によっては「推しアニメだから、3-2-1ルールに従い手厚くバックアップするべきなのであーる!!!11」くらいに考えている方もいるかも知れませんが、私にとっては録画データの重要度は非常に低い位置付けです。

*2:最近は気軽に「暴言!」などとケチを付けられるので辛辣な表現は差し控えさせていただきますが、個人的に嫌いなメーカーなので初手難癖です。

*3:別にQLCだろうがTLCだろうがMLCだろうがSLCだろうが、尋常ではない勢いでSSDにデータを書き込み続ければ、いつかは買い替え回数の上限を迎えてぶっ壊れます。

*4:本当はMINISFORUM UM350を使おうかと思いましたが、UM350は別の用途で使おうかと・・・。

*5:手持ちナレッジがUbuntu 20.04 LTSなのに、Ubuntu 22.04 LTSベースで雑に環境を作ったのが根本的な原因です。あと、Node.jsの導入方法が時代遅れだったり、Pythonの指定バージョン導入方法が(Ubuntu 22.04 LTS向けとしては)根本的に間違ってたり・・・。