Re:シルの日々の戯言。

折れた心が少しだけくっついたから何かを綴ってみるテスト。

ASUS ZenBook 13 UX331UNにWindows11をクリーンインストールした

少し前の戯言に綴りましたがASUS ZenBook 13 UX331UN(以降UX331UNと省略)を購入しました。
環境セットアップを進めていましたが、プリインストール環境が大変酷い・・・と言うか、物申したい部分はいくつかありますが最大の問題事項としてプリインストールされているMcAfeeのアンインストールが行えないトンデモ環境と判明しました。*1
sylve.hatenablog.jp

そのため、SSDのアップグレードも兼ねて標準搭載のM.2 SATA SSDを取り外し(売却時の金額稼ぎで保管し)NVMe SSDに換装しました。OSライセンスについて近年はUEFI埋め込みなので、インストールメディアを入手すればライセンス認証をしてくれます。
今回、UX331UNにWindows11をクリーンインストールしたときの記録を戯言日記として残すこととします。

事前準備

クリーンインストールを行う場合、OSメディアの準備やデバイスドライバーの事前ダウンロードが必要です。また、プリインストール環境を残したいと言う場合は事前にリカバリディスクの作成を行うか、(リカバリイメージを消さないようにするために)ストレージの換装が必要です。

今回クリーンインストールを行うUX331UNの場合、調べる限りメーカー純正のリカバリディスクの作成ツールは見当たらないため、上記のとおりストレージを換装することで対処しています。
ストレージを換装するためには本体の裏蓋を開ける必要がありますが、ZenBookシリーズは背面上部(モニター側)のゴム足に隠しネジが存在するため裏蓋を開けるにも注意してゴム足を剥がす必要があります。
www.zoa.co.jp

なおUX331UNはM.2 SATA SSD(2280)を搭載していますが、搭載されているM.2スロット自体はNVMe規格にも対応しています。そのためSSDを換装する場合は、特に理由がなければNVMe SSDを調達することを強くおすすめします。*2

OSメディアについては、Microsoft公式でインストールメディア作成ツールが提供されているので、提供ツールを使うのが手っ取り早いと思います。
www.microsoft.com
ISOイメージも入手可能ですが、UX331UNには光学ドライブ(CD/DVDドライブ)は存在しないためインストールメディア作成ツールを利用してUSBメモリから起動・インストールさせるのがベストだと思います。

デバイスドライバーに関しては、海外メーカーなのでサポートサイトから入手可能です。
www.asus.com
・・・が、地味にトラップが仕込まれており、結果的に必要となるのは以下のとおりです。

  • Driver & Tools→『Windows 10 64-bit』を選択
    • ATK→ATKPackage
    • ユーティリティ→ASUS Live Update
      • ユーティリティのアップデートツールだが、これを入れたからと言ってドライバーを勝手に当ててくれるわけではない。
    • 他→Quiet Fan
      • ファンの動作制御、必須かと問われると微妙だがあったら便利。
  • BIOS & FIRMWARE

重要なのはWindows10向けのデバイスドライバーからダウンロードすること。特にATKPackageがWindows11向けでは検出されず、実用上の支障はありませんがキーボードバックライト操作・タッチパッドの有効/無効が機能しないため、クリーンインストールの影響か・・・と諦めかけていました。
その他のデバイスドライバーは、Windows11のWindows Update→詳細オプション→オプションの更新プログラム経由で適切なドライバが入ります。
また、ASUSデバイスドライバーは適用方法が特殊なようで(ダウンロードしたファイルに含まれる)Batchファイルを実行することで適用するものも多いのですが、正しく適用されたのかどうだかがいまいちよく分かりません。

Windows Update経由だけで入るだなんて「そんな馬鹿なwww」と思われそうですが、実際に指紋認証リーダーのデバイスドライバーも(メーカー名義のドライバーが)オプションの更新プログラム経由で入りました。
そのため、厳密にメーカー純正環境に近づけたいと言う明確な目的がない限りは基本的にWindows Updateに丸投げ・Windows Update経由で入らないデバイスドライバーだけを手動導入するのが良さそうです。

Windows11のインストール

OSのインストールについて特に小難しい部分はありません。
事前に作成したWindows11インストーラー(USBメモリ)を挿入し、USBメモリから起動させるだけです。SSDを換装した場合は起動可能なメディアが(差し込んだUSBメモリ以外に)存在しないため勝手にブートメニューが表示されると思いますが、ASUS公式としてはBIOS(UEFI)にアクセスして、F8キー押下が手順となっているようです。*5
www.asus.com

パーティション構成などはご自由に、Microsoftアカウントでのサインイン強要がお嫌いな場合(従来・古来から伝わるローカルアカウントの作成)はFn+F2キーの機内モードで強制オフライン化させることで実現可能です。*6

デバイスドライバーの適用

上記の通りではありますが、最初にWindows Update経由でデバイスドライバーを適用させます。
Windows11の標準ドライバーで無線LAN接続まで行えるので、思考停止でWindows Update→詳細オプション→オプションの更新プログラムを選び、リストアップされたデバイスドライバーを全部適用させます。
並行して通常のWindows Updateも実行されているため、そこそこ時間を要しますがまずはWindows Updateを走り切らせます。
Windows Updateが一通り終わったら再起動、その後再びオプションの更新プログラムを選び表示されるものがあれば適用・適用後は少し時間を置いてから再度確認を繰り返し、オプションの更新プログラムに(時間を置いても適用すべきものが)何も出てこなくなるまで続けます。*7

もし、どうしても適用出来ない場合はサポートサイトから対象のデバイスドライバーをダウンロード・適用させます。私の場合は試行錯誤を重ねてしまったのでチップセットGeForce MX150などはサポートサイトのデバイスドライバーを適用させましたが、結局はWindows Update経由で最新版を適用していたような雰囲気なので、Windows Update経由でどうしても当たらなければサポートサイトを覗いて見る形になりそうです。

その後、ダウンロードしたデバイスドライバーの適用・必要に応じてBIOSアップデートを実施します。
順番はそこまで気にする必要ありませんが*8ASUS Live Update・ATKPackage・Quiet Fan・BIOSアップデートの順で構わないと思います。ただし、BIOSアップデートについては極端なまでBIOSバージョンが古くて怪しい挙動を示しているなら、優先して適用でもいいのかも知れません。

ASUS Live Update経由でインストール

デバイスドライバー周りは一通り当たったと思うので、ASUS Live Updateを利用して必要なユーティリティを適用します。

私の場合は以下の5つがリストアップされたので、全部インストールしています。

  • ASUS Live Update
    • 自分自身の更新が通知されたが、サポートサイトから最新版をダウンロードしたはずなのに・・・と言う疑問が残るが適用。
  • ASUS ToolKits
    • ATKと同じ?ASUS Live Update経由で(ASUS ToolKitsを)当ててもキーボードバックライト操作は行えなかったのでよく分からないが適用。
  • TPIC patch
    • 何に必要化全くわからないが、パッチを称するなので+重要なものらしいため適用。
  • ASUS Device Activation
    • これもよくわからない、必要らしいから適用。
  • WinFlash
    • BIOSアップデートツールだが現在は利用不可、最新版のBIOSが落ちてこないが入れておかないと未来永劫推奨項目でリストアップされてしまうため仕方なく適用。

特に解せないのがWinFlashの存在、最新版のBIOSに更新できないユーティリティが「推奨」扱いで出てくるので非常に目障りです。入れておいても害はないようなのでとりあえず入れていますが、使えもしないユーティリティを押し付けてくる姿勢は非常に気に入りません。

Microsoftストアからユーティリティインストール

必須事項ではありませんが、最近は一部ユーティリティをMicrosoftストアにも分散して公開されているようなので、必要そうなユーティリティを入手します。
個人的に以下の2種類は必要そうと思われるので入れておきました。

1つ目はMyASUS、製品登録・保証期間延長などがメインですが、サポートサイトに公開されているデバイスドライバーのダウンロードが行えるため、この次に行うサポートサイトからのユーティリティ入手を多少楽に行うために使います。
www.microsoft.com

2つ目はKeyboard Hotkeys、ホットキーのユーティリティで恐らくキーボードライトやタッチパッド有効/無効時の画面表示(ODS)を行うために必要となりそうな気がします。*9
www.microsoft.com

ほかにもいくつかASUSで名前のつくユーティリティはあるようですが、上記の2つがあれば事足りると思います。

MyASUSからユーティリティインストール

Microsoftストアから入手したMyASUS経由でユーティリティを入手します。
個人的には以下の2種類を入れています。

  • ユーティリティ→ASUS Battery Health Charging
    • バッテリーへの充電容量を調整し、バッテリー劣化を抑えるユーティリティです。
    • 現状、サブのサブノート扱いで放置することが多いので、バッテリー劣化を抑えるユーティリティはありがたい限りなので入れます。
  • ユーティリティ→ASUS Splendid Video Enhancement Technology
    • 色調補正機能で、ブルーライト軽減だったり鮮やかな表示にしたりと言うユーティリティです。
    • 面白半分で入れたのでなくてもいいかな・・・と言うレベル。

個人的にASUS Battery Health Chargingは必須です。常時電源接続で給電状態が想定されるので、既に劣化しているバッテリーを労るためには欠かせないユーティリティです。
もう1つは正直・・・イラナイかな。ブルーライト軽減機能が備わっているので、目を大事にしたいと言う人は入れておく必要がありそうですが、強いこだわりがなければ無視して良さそうです。

あとはご自由に

必要なユーティリティを一通り入れ終われば、あとは環境を作り込むだけです。
私の場合は最低限Simplenoteが入っていれば戯言日記の草稿に不自由しないのでSimplenoteは必須、あとは普段利用しているブラウザ(Chrome)があれば最低限の環境は整います。*10
今回はもう少し贅沢にメーラー(Thunderbird)やTwitterクライアント、TeraTermWinSCP*11雑なエディター(最近はサクラエディタ)辺り*12も突っ込んでいます。アプリ開発者ではないので、あまりブログ映えするようなツールは突っ込んでいないのが惜しまれます(!?)

しかし久しぶりにメーカー製ノートPCのクリーンインストール*13を行いましたが、最近はWindows Updateデバイスドライバー収集・インストール機能が優秀で驚くばかりです。*14
ユーティリティ周りがメーカーサポートサイトだったりMicrosoftストアだったり分散されているのは結構手間と申しますか、(Windows Update経由で配布されない)デバイスドライバーのみメーカーサポートサイトで公開・ユーティリティは全部Microsoftストアと明確に分けてほしいと強く思った次第です。

私のように拗らせたパソコン馬鹿は例外中の例外として、一般的にメーカーPCにクリーンインストールする機会は少ないと思います。・・・が、色々と面倒になった+リカバリイメージ使うと不必要なツールが山のように入って削除するのが面倒くさいと言う方は、試しにクリーンインストールを実施してみると幸せになるかも知れません。
・・・まぁ、クリーンインストールを試みた結果トラブルが起きても私は責任取りませんけど。

*1:具体的な症状としては、「プログラムと機能」からアンインストールを試みると謎の「404 Not Found」と表示され、それ以上なにも操作が出来なくなります。

*2:入手性の問題もありますが、速度の遅いSATAストレージを積極的に選ぶ理由がありません。

*3:ASUS独自機能を有効化させるドライバ、あったら便利系の機能はこのATKPackageがないと動きません。

*4:2022年2月中旬時点で最新のバージョン313が適用されていなければ・・・

*5:ASUSの場合、電源投入直後にESCキーを「押しっぱなし」でブートメニューが表示されます。注意点は他のメーカーであるような「連打」ではなくて「押しっぱなし」です。

*6:Hotkeyの一部はWindows11クリーンインストール状態・セットアップ中でも機能します。

*7:端的に、デバイスマネージャーを確認して「不明なデバイス」が消えるまで繰り返します。

*8:本来はチップセットドライバーが最優先で・・・とかあると思いますが、今回の場合は気にしません。

*9:曖昧なのは試行錯誤の過程でATKPackageを入れる前に導入してしまったため。

*10:人によっては標準の環境が気に食わずゴリゴリカスタマイズしたりするかも知れませんが、私は(背景は長くなるので割愛しますが)意図してカスタマイズなしの標準環境を使っていく方針なので、壁紙を替える以外のカスタマイズは行っていません。

*11:TeraTermはESXi上に建てた雑なサーバーをゴニョゴニョするため、WinSCPはそのサーバーとファイルやり取りする必要がある場合に使ってます・・・が、1ファイル程度ならTeraTerm内蔵のSCPクライアントで必要十分なんですよね・・・。

*12:Simplenoteで戯言日記の草稿を管理しててなんで別途テキストエディタ?と思われそうですが、どちらかと言うとESXi上に建てたLinuxサーバーからゲットしたログを確認するために利用します。最近は機能改善でだいぶマシになりましたが、昔のメモ帳はシンプルすぎて文字コード・改行コード周りで結構不自由していたので・・・。

*13:思えばこの10年くらいはMacBookメインで、またクリーンインストールすることをせずともプリインストール環境から不要アプリ削除で対応することが多かったため、純然たるメーカー製ノートPCのクリーンインストールは結構なレベルで久しぶりな気がします。

*14:直近作ったNUC8i3BEHも、メーカーサイトでは公開されていないがWindows Update経由でほぼ全部適用と言う形だったので、比較的新しいモデルはWindows Updateに丸投げしておけば概ね問題なさそうな気がします。