Re:シルの日々の戯言。

散財が生き甲斐になりかけている、デジタルガジェット大好き自称黄色いネズミの戯言。

NUC8i3BEHの環境をアップグレードしたい気がする

少し前にデジタル放送録画環境だったNUC8i3BEHを物理Windows11マシンとして作り変え、環境を整えました。
sylve.hatenablog.jp

余り物の部品に中古で安く調達した部品を利用した環境なので、メモリ容量は8GBと抑えめ・M.2 NVMe対応なのに2.5型 SATA SSD(240GB)搭載と私にしては妥協に妥協を重ねた環境*1となっています。
NUC8i3BEH構築時の思想としては、Windows11が動作する物理マシンとして仕上げることです。なので最低動作要件から多少余裕を持たせたメモリ8GBは妥当な容量、SSDも手持ちの余り物であるストレージの有効活用により必要十分な240GBと言う容量を確保しています。

用途としてはリモートデスクトップ接続経由で仕事しつつWeb見たりメール見たりTwitter見たり、たまに直接コンソール(モニター画面)からWeb見たりメール見たりTwitter見たり・・・。ローミドルエンドくらいの構成ですが、そんな環境でも4Kモニターに表示させても動画コンテンツをコマ落ちすることなく楽しめるため、身の程を知った使い方とは言えども*2オーバースペックなレベルです。
しかし、少しだけ流れが変わってきました。少々安請け合い(!?)でUnity+Androidの開発環境周りを整えて、開発したプロジェクトのバージョン管理周りをどう整備するかを考えることになりそうな雰囲気です。
開発環境を整えるにあたりCPUがCore i3で十分なのかと*3問われると微妙ですが、最悪時間を掛ければなんとかなるのでCPUは良いんです。それよりもメモリ・SSDが怪しくなってきました。

メモリを増やしてM.2 NVMe SSDを積むべきか

一応ITエンジニア名義で飯食っている身ではありますが、Unityは完全に畑違いの世界なのでUnityのことはよく分かりません。*4
分かりませんが、分からないなりにUnityのドキュメントからシステム要件をチェックしてみることとします。
docs.unity3d.com

とりあえずUnity 2020 LTSのシステム要件を確認してみる・・・ものの、あまり細かいことは書かれていません。*5
そりゃ当然ですよね、Unityでどのようなプロダクトを作り出したかによって要求されるメモリ容量は変わってきますし、CPUパワーがどのくらい必要なのかが変わってきます。

とりあえず雑に(4スレッド/RAM8GB/SSD128GB構成で)仮想マシンを立ててWindows10 Enterpriseの評価版環境をインストールして多少検証をしてみましたが、メモリ8GBではビルド時に結構ギリギリの運用になりそうです。*6
むしろ仮想マシンだとグラフィック周りが死んでいる関係上、最低限GPUパススルーを設定してあげないと(グラフィックボード無くね?とか)かなり怒られます。
あと雑なテンプレートを読み込んで上記仮想マシンでビルドしようとすると10分近く時間を要するので、本格的に開発を行う場合は恐らく(ノート向けCPUを搭載している)NUC8i3BEHでは完全に力不足になりそうな気がします。ただ、今回は開発と言うよりはお節介で環境整備・提案がメインなのでCPUパワー不足には(時間が掛かるがビルド出来れば良いと扱い)目を瞑ろうと思います。*7

近年はGoogle検索でデジタルデブリ溢れるインターネット世界を探すと新旧様々な情報が無秩序に引っ掛かり、正直これは・・・と頭を抱える有様です。ただ断片的に情報を整理していくと個人制作のゲームの場合はメモリ16GB程度、ストレージは利用する素材(Unity上では「アセット」と呼ばれるもの)次第ですが500GB程度あれば良さそうな雰囲気です。

そのため手持ちのNUCでUnity環境を整えていく場合、メモリ・SSDの強化は必要不可欠になりそうです。

強化のための概算費用

NUC8i3BEHの環境強化はWindows11環境構築当初から考えてはいました。特にメモリ容量面では近年の状況を鑑みると8GBは必要十分だけど・・・と言ったところ。*8
ただ必要十分と切り捨てて、浪費予算も意識して意図的に環境強化を無視していました。しかし、環境を強化する絶好の機会なので無駄遣いするぜヒャッハー!

とは言うものの、先立つものは極めて限定的なので現実的には環境強化に割ける予算は1万円前後でしょう。・・・さらに、2022年3月の予算は2022年2月以前の予算オーバー・前借り借金により約1.6万円しかありません。さらに不幸なことに(!?)モニターアームの買い替えを検討中で、予算を約1万円と想定しているため、NUC8i3BEHに割ける予算は約6,000円です。
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どう考えても約6,000円ではメモリ・SSDの両方を買い換えるのは無理です。モニターアームの買い替えを延期するか、どちらか片方の部品に限定するかが必要です。

SSDを優先して買い換えることにした

取捨選択が必要なので、どちらを優先するかを考えて今回はSSDを優先して買い換えることとします。

実際の調達はもう少し後になりますが、メモリに関しては現在デジタル放送録画サーバーで利用している16GBのメモリを拝借することとします。拝借してデジタル放送録画周りで問題にならないのか?大丈夫なのか?と思われますが、Zabbixクライアントを入れて常時メモリ消費状況を確認していると、どうも最大でも2GB使わないくらいなので現状の16GBはオーバースペックどころの話ではないくらいの状況です。
ただし、将来的にはRAM16GB構成に戻すべくメモリの調達は継続して検討するものとします。・・・えぇ、将来デジタル放送録画環境を廃止して用途転用する場合を考えると8GBでは心許ないので・・・。*9

SSDをどうするかについては、秋葉原の中古市場で(劣化具合を覚悟の上で)探すことを考えていますが、Intel Optane Memory H10(SSD内蔵モデル)がじゃんぱらでも*10見かけ始めたので再びOptane Memoryに手を出してみるのも一つ・・・と思い始めています。

・・・しかし、SSDを買い換える=OS入れ直しになるので面倒臭いなぁ・・・。いえ、ツール使って雑にクローンすればいいだけの話ではありますが、素直に入れ直したほうがパフォーマンス的には良さそうなので・・・。
(クローンツールを利用すると言う)ラクすることを害悪と信じ込んで疑っていない老害地味た思考に捕らわれているので、とりあえずM.2 NVMeのSSDを確保して・十分に時間があるタイミングで換装を進めていこうと思います。

*1:普段は妥協を重ねていないかのような文言ですが、実際問題「最低Core i7」と言わんばかりの環境を整えているんですよね・・・。少し趣旨は異なりますが、ESXi動かしている自称サーバー(DeskMini 310)は個人のお遊び環境なのにメモリ64GB積んでますし・・・。

*2:流石にNUC8i3BEHでRAW現像とか最新重量級ゲームをプレイしようと言う気はありませんが・・・。

*3:NUC8i3BEHなのでノートPC向けのCoffee Lake世代なCore i3-8109Uで、ローエンドもローエンドクラスな2C/4T CPUです。

*4:ゲームエンジンで何かと利用されていることくらいは知っていますが、流石にESXiでキャッキャしている身としては雲よりも上の存在ですよ・・・。

*5:Unityエディタの要件と、Unity Playerで動作させる最低要件しか書かれていないようですね・・・。

*6:雑な検証環境なのでウイルス対策製品はデフォルトのWindows Defender、Unity以外はブラウザのFirefoxのみと言う環境なので、ほぼ素の状態に近い環境です。

*7:純然たるマシンパワーなら先日買ったZenBook 13 UX331UNのほうが上でしょう。あっちはGeForce MX150も積んでますので多少の3D周りにも対応できそうですし・・・

*8:8GBでも必要十分ですが、現実的に環境を整えるとウィルス対策製品を入れたりメーラー入れたりOffice入れたりで最終的に常時5GBくらいはメモリを喰っている状態です。

*9:現在は実用性を考えると8GB、余裕をもたせると16GBくらいメモリ容量をかk保したいところですが、果たしてデジタル放送録画環境を廃止し用途転送するタイミングではどのくらいのメモリ容量を確保するのがベストと言われるようになるのか・・・。

*10:最近リニューアルした・・・ものの、なんかあまり代わり映えしないGENOで以前から扱われていましたが、最近になってじゃんぱらにも流れてきたようです。・・・あんなIntelの一部世代でしか使えないようなHENTAI SSD、どっから出てきたのか・・・。