Re:シルの日々の戯言。

散財が生き甲斐になりかけている、デジタルガジェット大好き自称黄色いネズミの戯言。

毎度おなじみLinux専用PC衝動買いのお話です

人生で何十回目かのLinux専用パソコンが欲しいネタです。・・・戯言日記に綴っただけでも何度目だよ・・・。*1

今回はKali Linuxで自宅内で余らせている無線LAN APを攻撃してみたいと言う謎の思惑が発端となっています。
Kali Linuxクラッキングツールがプリインストールされた、ペネトレーションテストに特化したLinuxディストリビューションです。正しい知識とモラルを兼ね備えた技術者が利用すると、コンピュータ関連の安全管理に大活躍する素晴らしいLinuxディストリビューションです。

腐ってもIT技術者を生業としている身ですが、意外とクラッキング周りの具体的な手法は知らないので、興味を持ったことを足掛かりに少し悪いことを覚えてサーバーエンジニアからワングレード成長したい・・・とか思ったり思わなかったり。・・・えぇ、成長する方向を間違えてスクリプトキディ*2にならないよう注意しなければなりませんけど・・・。

そんな訳で、Kali Linuxで遊ぶためだけの専用PCを今回は衝動買いした次第です。

今回衝動買いしたPCについて

とりあえず、今年何台目か考えるのは辞めるとしてまたPC衝動買いしています。しかもSurface Pro 7とかお前今年何台目のSurface端末だよ!*3
今まで買ってきたLinux用と称するPCは骨董レベルの旧型PCを捨て値・・・とは言い難いですが、比較的新しめのSurfaceとしては捨て値と呼べるくらいの金額で買ってきました。
捨て値とは言えど、Surfaceはそこそこブランド力があるようで他の中古PCとしては若干割高*4です。

Surfaceブランドで6万チョットと捨て値ではありますが、程度はそれなりです。ボディに擦り傷はあるものの、液晶には圧迫痕・ドット抜けなどは見受けられず良好な状態です。更に本来は別売のType Coverも付属しているのが地味ながら有難い点です。Type Coverは中古入手でも7,000円〜8,000円、黄ばみに手垢が沈着したような汚らしいモノでも普通に6,000円オーバーと言う大変な高額オプションなので、それが付属していると言うのは有難い限りです。
多少の汚れは見受けられますが付属しているType Coverはマイクロファイバー素材のブラック、他のカラフルなアルカンターラ素材より汚れが付きにくい感があり、清掃すればそれなりになります。・・・えぇ、アルカンターラ素材は凄惨な状態のものが凄まじい金額で売られていることが多くてですね・・・。*5

ちなみにスペック周りは以下の通りです。

Surface Pro 7はSSDも完全オンボード仕様なので換装できる要素はありません。それを鑑みるとメモリが8GB/SSDが256GBと言うのは大変なまでに心許ないサイズですが、Kali Linuxを導入することを大前提に選定をしているためメモリ周りが心許ないのは事実ですが、一応適正スペックです。
むしろ、Linux専用と称するのにこれほどなまでに新しい世代のハードウェア*6を調達して良かったのかと、我ながら疑念を抱いてしまいます。

謎のWi-Fiアダプタの用途

今回Surface Pro 7に合わせて謎のWi-Fiアダプタを購入していますが、これは単にKali Linuxを利用して自宅Wi-Fi APをクラックするには必要性はありません。

あまりクラック周りで下手なことを語ると「幇助!幇助!」とケチ・イチャモン付けられたくはないので*7詳細は省きますが、Kali Linuxに限定せず無線LAN APに攻撃をする第一歩としてモニターモードに移行できるWi-Fiチップ(Wi-Fiアダプタ)が必要です。
一応Surface Pro 7のWi-Fiチップはそのモニターモードに対応していますが、せっかくだからなんか電波が拾いやすそうな意味があるか微妙ですが、ド派手なアンテナを搭載してモニターモードにも対応したWi-Fiアダプタを探した結果がこのアダプタです。

正直邪魔くさいことこの上ないですし、カジュアルにハッカー気分(当人以外から見るとスクリプトキディ)を味わう程度ならば全く意味もないものですが、せっかくだから調達してみました。
一応この製品はRealtek RTL8812AUと呼ばれるチップが搭載され、ドライバの適用は必要なもののKali Linux上のWi-Fi周りのクラックツールで動作するチップとされているので、私が闇落ちしてスクリプトキディ化したときも安心(!?)です。*8

SurfaceLinuxを導入するときの注意点

今回はSurface Pro 7にLinuxを入れようとしていますが、タッチパネルなどを利用するためにはLinux Kernelにパッチを当てるLinux Surfaceと呼ばれるプロジェクトの手順に従う必要があります。
github.com

・・・そう言えば、過去にSurface 3を入手してLinux入れた時にバッテリー残量が見れなかったり不都合が結構あった気がしますが、これを導入していなかったのが原因だったんでしょうか・・・。
sylve.hatenablog.jp

一応Surface Pro 7の場合はLinuxを入れてもType Coverは使えていましたが、モデルによってはキーボード入力・タッチパッド操作が行えなくなるとのお話*9もあるようです。いずれにせよ、SurfaceシリーズにLinuxを入れて使おうと思われている方は、Linux Surfaceの手順に従ってカーネルにパッチを当てておくことを強く推奨します。

合わせて、Surface Pro 7の場合はLinux Surface導入後のgrub(ブートローダー)設定修正時にパラメータを追加で加える必要があるようなので、忘れずに実施しておくと不幸にならない・・・かも知れません。
github.com


・・・あ、そう言えばSurfaceシリーズはリカバリイメージファイルはMicrosoftサイトからダウンロード可能なので、リカバリ領域の事前バックアップ・退避は不要です。
リカバリイメージのダウンロードにSurfaceのシリアル番号が求められるので、シリアル番号が書かれている場所を把握しておけば、好き放題やっちゃって構いません・・・ぞい。*10
support.microsoft.com

とりあえず遊べている

とりあえず最新のファーム適用目的でプリインストールのWindowsからWindows Updateを済ませ、既にKali Linuxを導入して遊んでいます。
流石にクラック方面の知見はありませんし、プリインストールされている使い方も全くわかっていないので自宅無線LAN APの攻撃はまだ行えていませんが、とりあえずSurface Pro 7でタッチパネルなども有効な状態でLinuxが動作しています。

あとは入っているツール類の使い方をどうにかこうにか取得すれば・・・と言う感じなのですが、いかんせんクラッキングにも悪用可能なツールばかりなので調べるにしても地味に苦労を伴います。
・・・えぇ、それこそ下手に使い方を大公開するとクラッキング幇助で面倒臭い事になりかねないでしょうから、少なくとも日本語をベースとした情報は探りにくいでしょう。・・・あと何でもかんでも下品な系統のTuber動画系統で、それこそスクリプトキディ御用達な系統の解説しか無さそうなので、苦手な英語ベースでドキュメントを物色するしか無さそうです・・・。

ある程度机上で初歩中の初歩知識を仕入れた上で、近いうちに以前利用していて現在放置されてるWi-Fi APを攻撃しやすいような設定を入れ込んで、実際に手を動かして(自分の)Wi-Fi APにアタックしてみようと思います。
・・・しかし、なんか手軽な書籍とか無いかしら?ペネトレーションテスト名目でいいので、そこそこ安価な日本語書籍だと母国語以外が理解できない残念身分としては大変助かるのですが・・・、・・・まぁ週末に秋葉原へ繰り出した時にでも探してみるとしますか・・・。

*1:数えようとしたら結構買ってたので考えるのを諦めた。

*2:他人が作ったツールでイキがるガキみたいな輩と言う意味で、主に英語圏で使われている全力全開の侮辱の言葉。日本(のネットスラング)での「厨房」に相当するようです。

*3:ちなみにSurface Laptop 4/Surface Go2に続いての3台目です。

*4:主にDELL/Lenovo/HP辺りのビジネスノートに比べると若干割高です。まぁSurfaceタブレットPCなので、一般的なノートPCと価格比較するのは微妙ですが・・・。

*5:秋葉原界隈の中古屋を覗き見ると、手汗・手垢で汚れたType Coverが結構な高値で売られててチビリます・・・。見た目より中身とは思いますが、不潔極まりないので売り物にしては駄目なのでは・・・とか外野ながら思ったり思わなかったり・・・。

*6:CPUはIntel第10世代Coreシリーズなので骨董世代と称するのは過剰ですが、(デスクトップ向けですが)既に第13世代が出ているので3世代も落ちたCPUです・・・。

*7:10年近くやってて全くバズらない戯言日記でそんなもんねーだろwwwwwwくらいに思われそうですが、「俺様メモ専用扱いで、細かいこと書いてません!」と称した記事に対して「私には理解できません、ちゃんと一から十まで適切に理解できるよう書いてください!!!11」と言う日本語が読めない日本人からケチ・イチャモンが付いたので・・・ね・・・。

*8:旧バージョンのKali Linux/Kernelだと自動適用されていたようなので、最適解ではないのかも知れませんが、悪くはない選択なのかも知れません。

*9:Surface Laptopシリーズのお話なのかも知れません。

*10:Linux用と称してSurface買った理由の1つ、最近は他のメーカーもイメージ公開してたりしますが、正規リカバリイメージを入手できると言うのは個人的には強みの1つです。