Re:シルの日々の戯言。

散財が生き甲斐になりかけている、デジタルガジェット大好き自称黄色いネズミの戯言。

悲しい理由でSurface Go3を衝動買いした

どうも最近は中古PCを買うと、悪い意味の「大当たり」を引くことが多いです。
先日衝動買いしたDELL XPS 13 9300(以降XPS 13)ですが、本体内蔵のWebカメラが認識しない問題が発生し、残念ながら返品になってしまいました。
sylve.hatenablog.jp

XPS 13購入に伴いSurface Pro Xは売却済みのため、再び代替品を急ぎ調達する必要が出てしまいました。
手元にiPad Pro 11-inch/2021+iPad用Magic Keyboardの組み合わせでノートPCのように使えるデバイスはありますが、iPadスマホ派生OSなので「ぬーーん!」と思うシチュエーション*1があるため、現時点ではノートPC/タブレットPCは1台あった方が個人的な都合が良いです。

再びどんな機種にするべきかの放浪することとなりましたが、Surface Go2以降の買い替え遍歴を考えると・・・

  • Surface Go2: 性能起因で買い替え
  • ThinkPad X1 Nano: USB-C認識不良で返品
  • Surface Pro X(X1 Nano代替): 都合の良い機種を見つけたので買い替え
  • XPS 13(都合の良い機種): 内蔵Webカメラ認識不良で返品

・・・Microsoft Surfaceシリーズは初期不良を引かず、その他メーカー製は大外れと言う法則がありました。
Surfaceシリーズは極めて一部を除き基本はめ殺し構成なのでバッテリーなど部品交換できない部分が気に入りませんが、私の直近の(ノート/タブレット)PC遍歴を鑑みるとSurfaceシリーズが無難な気がします。

流石に新品はお値段の問題で手を出せませんが、中古で安価なSurfaceは何が手に入るかと探った結果・・・

今回衝動買いしたSurface Go3について

  • 入手元 : じゃんぱら
  • 商品名 : Surface Go3(Core i3-10100Y)
  • 浪費金額 : 税込み49,450円(中古/送料込み)+7,650円(Signatureタイプカバー/純正キーボード)

・・・初期不良引いたPCは全部じゃんぱらで買ってるのに、まーたじゃんぱらで買ってるよ・・・。*2

閑話休題、可搬性を重視してSurface Go3の上位グレードを入手しました。・・・過去にSurface Go2を利用してて、性能不足で買い替え・そこから初期不良祭りに突入したので、ある意味では原点回帰からの順当な選択・・・なのかも知れません。
sylve.hatenablog.jp

選定理由は過去にSurface Go2を利用していたので大きさ的な問題が発生しないこと、Core i3-10100Y搭載モデルなのに意外とお安かったことの2点が決め手です。
直近まで利用していた売却済みのSurface Pro Xは、首都圏を走る在来線普通車のグリーン席*3や特急列車の座席テーブルに収まらないサイズだったため、鉄道移動時に利用することがある身としては(大きさは)重要なポイントです。

性能周りはお察しください状態ですが、一応入手個体に搭載されているCore i3-10100Yは、過去に利用してきたSurface Go2(Core m3-8100Y)よりは改善されているとの話です。
過度な期待は禁物ですが、Surface Go2(Core m3-8100Y)のパフォーマンス不足に悩まされて買い替え・初期不良祭りに突入した身としては、性能改善と言うのはありがたい限りです。

同時購入品はタイプカバーだけで、なるべくキレイで状態の良いものを・・・と探した結果、結構割高になってしまいました。・・・もっとも、今回は通販に加えて在庫都合で本体・タイプカバーそれぞれで送料が発生してしまったんですけどね・・・。
閑話休題、元々Surface Go2ユーザーだったので手頃な大きさのキーボード以外の感想は無し。Surface Proシリーズのタイプカバーを小型化したものなので、タイプ感覚については通常サイズのタイプカバーと同等でしょうか。

SIMや周辺機器が欲しくなる

一応私からすると新しいPC(なお中古)なので、色々と買い揃えたくなってきます。
とりあえずSIMカードとUSB-C電源、ついでにマウス辺りが候補でしょうか。

SIMカードについて、直近面白半分で購入した(すごくお安い)楽天モバイルMVNOプリペイドSIMカードを、Surface Go3専用に追加で購入しても良いのかも知れません。*4
また、プリペイドSIMカードは一定期間通信が無いと残期間があっても終了されてしまうため、(本気で長期間継続的にSurface Go3を利用するとの場合は)現在実家貸与スマホなどで契約があるIIJ mioのeSIMギガプランを追加発行すると言うのもアリなのかも知れません。

USB-C電源については、私の用途だとカフェなどで何時間も長時間「占領」するようなモラル無き行為*5は行わないため(=バッテリー駆動時間で間に合うような程度で収めているため)、電源が必要になることは基本的にありません。
ただ、最近はUSB-C電源兼モバイルバッテリーと言うようなものも見かけるため、(モバイルバッテリー一体型電源は少々お高いですが)手持ちのモバイルバッテリーリプレースを兼ねて調達しても良いのでは・・・と考えています。

マウスについては、実はSurface Go2から買い替えて初期不良から返品になったThinkPad X1 Nanoを購入した前後に、(散財日記に書きそびれていますが)Logi MX Anywhere 3と言う超高級マウスを(お金をケチって中古美品で)購入しています。そんな身丈に合わない高級マウスが手元にある以上、マウスを追加で購入する必要はどこにもありませんが、美品と言えど中古品だからかホイールクリックの反応が鈍い問題を抱えていました・・・。・・・えぇ、私の場合はブラウザでリンク先を新規タブで表示させるためによく利用するため、ホイールクリックの反応が鈍いのは大問題です。
そんな事情から、操作の快適性の観点では代替品として出先で利用するための小型マウスを追加で調達するのは吝かではないため、Logi製マウスにするかSurface純正マウスにするか地味に検討を進めています。

いずれにせよ、そこはかとない費用が発生するため、頃合いを見て調達しようと思います。

初期不良が発生しないことを祈るだけ・・・

初期不良起因で迷走を重ね、最終的にSurface Go3に落ち着いたPC買い替えですが、今回で落ち着いて欲しいところです。
正直ThinkPad X1 Nanoから買い替える度に(予算をケチってるのが原因ですが)性能ダウンを重ねているためナーバスな気持ちになっている部分はありますが、今の時代では珍しい10インチサイズで(過剰では無いが)実用的な性能を備えたタブレットPCとなったので、これで「これで十分」と思い込んで過ごしていく所存です。
ただ、本体の大きさに関しては小さすぎず扱いやすいサイズなので、性能面では不服ながらも満足度はそれ相応にあります。

とりあえず常用する環境は整えてありますので、あとは謎の初期不良が出てこないことを祈るだけです。
一応直近踏み抜いてきた不具合箇所*6は一通り確認済みなので、大丈夫とは思いますが不運が続いてきたので今度はいつ何処がぶっ壊れるかが心配なトコロです。

ちなみにSurface Go3を持ち出して利用してみたところ、やはりコールドスタートからだとバッテリー消費量が酷いことになっています。
大本営発表だと11時間駆動のようですが、外出先で起動させてデフォルト設定で1時間程度動かしたところバッテリー消費27~28%のため、良くて3時間チョットでしょうか。おそらく電源モードを「最適なパフォーマンス」に変更し、液晶の明るさをギリギリまで下げるなど涙ぐましい努力をすればもっとバッテリー駆動時間は伸びそうですが、性能低下を最低限に抑えようとすると(バッテリー駆動時間は)3時間が限界と思ったほうが良いです。
私の使い方で現実的なバッテリー駆動時間の短さが問題になることは無いとは思いますが、x86_64プラットフォームで高性能CPU搭載のThinkPad X1 Nano/XPS 13が十時間近くは持ちそうな雰囲気だっただけに、この1点だけは大きな不満となりそうです・・・。

*1:リモートデスクトップアプリでWindows PCに接続すると(Magic Keyboardが)日本語キーボード利用中でも英語キーボード認識になったり、コンソールアプリでSSH接続してviエディタを起動させるとiPad用Magic KeyboardにESCキーが無くてソフトウェアキーボードからESCキーを探したり・・・。

*2:単に運が悪かっただけでしょうが、過去1年で2回も(中古品での初期不良を)引いてると、世間様観点では極めて強いネガティブ感情から利用を避けると思われます。

*3:最近値上げしましたが、50kmまでなら750円・100kmまで1,000円の追加費用である程度快適な環境で移動できるため、たまの休日に片道だけ使うくらいなら(チョットした非日常を楽しむフレーバーとして)悪くない追加費用になります。

*4:最終的にiPad mini 5で常用していますが、今のところは意外と悪くないです。・・・流石にピーク時間帯は酷い速度まで低下しますが、iPad mini 5を軽率に持ち出て、テザリングに頼らず単体でネットに接続できるのは大変便利です。

*5:少々刺々しい表現をしていますが、PC広げてる人=空気読めず長時間占有する迷惑極まりない害悪な存在とカフェ側に認識されると巡り巡って(たまに短時間カフェでPCなどを利用する私を含めた)数多くの善良な人々に不利益が発生してしまうため、本当に自重して欲しいものです・・・。

*6:具体的にUSB-Cが使えるか・Webカメラが使えるかの2点は重点的に確認し、常用するであろうWi-Fiは確認・Bluetoothも利用する機器が定まってないのでペアリング寸前まで行けることを確認済み、液晶大丈夫・バッテリーはサイクルカウント4くらいでほぼ未使用状態を確認済みです。

Linux専用PCが欲しい病を発病してしまったので・・・

※注意事項※
記事の公開タイミングの都合で、先日衝動買いしたDELL XPS 13 9300の初期不良に伴う代替品のように見えますが、全く無関係のタイミングで調達したPCなので悪しからず(´・ω・`)
sylve.hatenablog.jp

・・・これは本物の病気ではありませんが、久し振りに「Linux専用PCが欲しい病」が再発してしまいました。
具体的にはLinuxをデスクトップOSとして利用するため、ノートPCが欲しくなってしまう厄介な病で、私が勝手にそう呼んでいるだけです。

過去何度かLinux専用と称してPCを購入してきましたが、最終的にはすべて手放しているため、買ったところで・・・と言うオチが待ち構えています。・・・なので、Linux専用PCを買うのは大変愚かな行為だと重々承知しています・・・が、欲しくなってしまったので困ったものです。

・・・ま・・・まぁ、秋葉原で1万円チョットで売ってたPCで高くないですし、よく世間様でも「自分へのご褒美!」と言う言葉*1がありますし・・・。

今回衝動買いしたノートPCについて

LenovoのノートPC/タブレットPCの中でも最廉価版に属するモデルで、形状としてはデタッチャブル型2in1タブレットPCと言う位置付けに属するPCのようです。
非常にマイナーな機種のようで検索してもあまり情報が出てこず、ASCIIが「お子様のオンライン授業向けにオススメ!」と紹介している記事がある程度で、他にあまり情報が出てこないモデルです。
ascii.jp

そんなマイナーな機種ですが入手個体は更に拍車をかけるようにマイナー構成の個体で、CPUにPentium Silver N5000搭載・メモリ容量もワンランク上の8GB構成となっています。ASCII掲載記事だとCeleron N4000/RAM4GB構成だったので、店頭で見かけたときに「おや?」となり手を出した次第です。

画面解像度が1280x800と超が付くくらいの低解像度*2ではありますが、フレームが分厚いものの10.1インチ液晶のため、下手なモバイルPCよりもコンパクトに仕上がっています。

ちなみに別途ACアダプタを調達していますが、購入時に付属しているアダプタが電流・電圧の規格は合っているものの、他社アダプタに変換アダプタを噛ませて利用しているゲテモノ構成のため、せめてサードパーティ製でもIdeaPadに合う物を・・・とのことから手を出しました。

酷い性能だけど遊べる

Pentium Silver N5000と言う時点で性能面はお察しくださいですが、性能は酷いものです。
何をするにも待たされますので、(YouTube見たり、ショッピングサイト利用でメールの管理をしたり)通常の用途で使おうとするとストレスフルになること間違いなしです。・・・それでも以前一時的に所有してて最終的に実家横流しになったCeleron N4000マシンよりは遥かにマシですが・・・。*3
sylve.hatenablog.jp

但し、Pentium Silver N5000はWindows11の動作対象CPUのため、いつも通りLinuxに飽きたとしてもWindows OSに入れ替えて「潰し」が効く機種です。
メモリもオンボード換装不可のイマドキの構成ではありますが、8GB搭載されているため、今の時代からすると十分ではありませんがLinuxを入れて遊ぶ程度には困らないサイズです。
何気に注目点はストレージサイズで、一般的にeMMCだと64GB構成が多い印象がある中で128GBとワンランク上の容量を確保しているので、肥大化が著しい近年のOSを入れるとしても(当面の間は容量不足に悩まされないと言う意味合いで)安心です。

もう既にLinux(Ubuntu 22.04 LTS)を入れて遊んでいますが、特殊な設定を施さずとも普通にインストール・動作してくれました。
・・・俗に言う「海外ニキ」による情報によると、Linux Mint入れるにはモニョモニョやる必要があるよって話でしたが、私が試した限りでは何もせずとも動いてくれました。
github.com

ちなみに、IdeaPad D330-10IGMは(厳密には姉妹機種と思われるD330-10IGLが)ChromeOS Flex動作認定モデルのため、ChromeOS Flexを入れて似非Chromebookとして遊ぶことも可能です。
Windows11が動作要件的には動作し・Linuxも適当に入れて動作する・ついでにChromeOS Flexも動いてくれちゃうと言うのは、オタクくん観点では(コミコミ1.7万くらいで買えたと言うのもあり)オモチャとしては最高の1台です。

不満点もいくつかある

割と(オモチャとして)IdeaPad D330-10IGMを絶賛している方ですが、難点と言うか不満点がいくつかあったりします。

  • リカバリが腐ってる
  • キーボードが特殊配列仕様
    • 10.1インチの小型PCなので、キーボード配列が若干特殊のため、ブラインドタッチが出来ません。
    • 具体的に、F1~F12キーがFnキー同時押し(HHKBなどで見かける形式)なのは良いのですが、場所がなかった影響かESCキーの右側に半角/全角キーが鎮座しています。
      • そのため、キーボードのQキーの上に半角/全角キーがあるので普段の感覚で使うと数字の1が入力できません。
      • 更に、半角/全角キーを無理矢理おいた影響で数字キーが極端に狭まっているため、数字キー全般が通常のキーボードと異なる配列でパスワード入力時に泣きを見ます。

キーボードの配列問題はまぁ仕方無いとしても、リカバリ問題はチョット「ナンジャソリャ」状態で意味不明です。
売店が変に気を利かせて作ったリカバリメディアが腐ってると言うのならまだしも、Lenovo公式からダウンロードしたリカバリが使い物にならないと言うのはいくらなんでも「酷すぎる」の一言です。別にお遊び専用ですし、OSクリーンインストールで各種ユーティリティまで自力で探して導入できる程度のスキル*5はあるので(リカバリイメージは売却して現金化する時以外は)不要と言えば不要ですが、本当にトラブル対応でリカバリイメージが必要な人にとっては悲劇そのものです。

奇特にも私と同じく今の時代にIdeaPad D330-10IGMを調達して、Lenovoからリカバリ落とした人は、リカバリイメージが腐っててリカバリ出来ないと言う問題があることを重々認識しておく必要があります。

本当オモチャとしてはいいモデル

リカバリ周りに問題を抱えているものの、Pentium Silver N5000/RAM 8GB構成と言うのが効いて、私がオモチャとして使うには本当に悪くないモデルです。
何気にバッテリーもあまり劣化していないようで、Ubuntu 22.04 LTSを入れた状態でFirefoxから(デジタル放送録画環境の)EPGStationで録画済み番組を垂れ流した状態で5時間程度は動いてくれたため、性能面さえ気にしなければモバイルPCとしてもまだまだ使っていけそうな雰囲気があります。*6

恐らく「安物買いの銭失い」を地で這うような非常に愚かな行動であるのは重々承知していますが、ちょうどいいオモチャを入手したのでeMMCが壊れてどうしようも無くなるその時まで、IdeaPad D330-10IGMで弄んで行こうと思います。

・・・まぁ、最近私が買う中古PCって勝手数日~2週間くらい経って初期不良が発覚・返品の流れが多い気がするので、ハードウェア的なトラブルが早々に発生しないで欲しいところではあります(´・ω・`)

*1:言い訳に使われる定番の言葉なので、基本的には「アカンヤツ」ですね・・・。

*2:まだ新品で買えてた頃は、1920x1200モデルも選べたようです。

*3:構成としてはIdeaPad D330-10IGMのCeleron版と同じで、Celeron N4000/RAM 4GB/eMMC 64GB構成だったかと記憶しています。

*4:使い古したUSBメモリが悪いのかと思って何度かリトライしてみましたが、必ずディスク初期化の段階でUSBメモリも初期化する謎挙動・・・。

*5:どちらかと言うと、メーカーがデバイスドライバの公開に積極的か否かに寄りますが・・・。

*6:贅沢を言うならば液晶が1920x1200の高解像度モデルだともっと嬉しかったな・・・。

出先で素敵ノートPCを見かけてしまい・・・

[2024/03/17 Update]

初期不良が発覚して・・・
返 品 に な り ま し た orz

そのため、散財日記から除外になります・・・

[2024/03/17 Update End]

何ヶ月か前ですが、Surface Pro Xを『号泣しながら』衝動買いしました。
衝動買いなのに号泣とはこれ如何に?・・・と思われそうですが、経緯としては意気揚々と購入したThinkPad X1 Nano Gen.1で初期不良が購入後ある程度時間が経過してから発覚し返品した代替機で、非常に後ろ向きな購入動機だったからです。
sylve.hatenablog.jp

あれからSurface Pro Xを利用してきましたが、どうもSurface Pro Xを好きになれません。
別に私はSurfaceシリーズ自体は嫌いではありませんが、Surface Pro Xだとキックスタンドで後方+キーボードで前方にスペースを取られるため、設置場所の問題で好きになれません。
生活環境の変化で私の卓上にスペースが無くなってしまった*1のと、Surface Pro Xは首都圏を走るJR在来線普通車のグリーン席にある折りたたみ机に収まらなかったため、私にとってSurface Pro Xは自宅内・移動中どちらも扱い難いPCになってしまいました。

それでもまだ買ったばかりと言うことで我慢して利用してきましたが、外出先のじゃんぱら店頭でとあるノートPCを見かけてしまいました。CPUは若干古めのIce Lake世代で、薄型の割には重量があるノートPCではあるものの、フットプリント(接地面)はキーボード・タッチパッドの底面だけです。
小一時間くらい考えた上で、Surface Pro Xは「ロスカット」と言うことで手放す前提で入手することとしました。

今回衝動買いしたノートPCについて

DELL製PCのブランドとしては上位らしいXPSシリーズで、持ち運びに便利な13インチモデルです。
私にしては珍しくホワイトカラー・解像度もFHD+(1920x1200)と抑えめの構成になっていますが、中古市場での入手なので他に選択肢が無かった・・・と言うのが正直なところです。

もう少し突っ込んで戯言を並べるならばホワイトカラーは将来的に黄ばんで見た目が酷くなることを危惧して避けていましたが、一応コーディングで黄ばみ対策がされている・・・とのことなので、今回はホワイトカラーのモデルを調達しています。
解像度周りについて高解像度ならそれに越したことはありませんが、以前入手した14インチの4Kモバイルモニターで懲りたと言うか、ひょんな拍子でドットバイドット表示になると目が潰れるので限度と言うものも大事なことと学んだ結果です・・・。*2
sylve.hatenablog.jp

閑話休題、入手したモデルの構成はCore i7-1065G(4C8T)/RAM 16GB/SSD 512GB/Windows11 Homeで、当時の(XPS 13ラインナップの)ミドルエンドクラスくらいでしょうか。
薄型ノートではありますが、一応SSD/バッテリーはユーザーで換装・交換可能なモデルです。個人的にはバッテリーがユーザーで交換可能と言うのは嬉しいところと言いますか、Surface Pro Xのように接着剤で雁字搦めに固められていないので、部品さえ手に入れば修繕し易いと言う点が気に入っています。

CPUがIce Lake世代と少々古いモデルではありますが、現行のXPS 13と同じく4辺フレームレス(極細ベゼル)となっているため、見た目はそこまで古めかしさを感じません。
給電兼用のUSB-C/Thunderbolt3端子が2つあるものの、片方を給電用に使うと実質USB-C/Thunderbolt3端子1つとなるため、色々と接続したい場合はUSB-C/Thunderbolt3 Dockなどを準備する必要があります。*3

McAfeeライセンスが勿体無いが・・・

実はSurface Pro Xを買った時に、ARMアーキテクチャで動作するウイルス対策製品がなかなか見つからず、最終的にMcAfee(アンチウイルス)を1年分購入しています。*4

一応長期に渡りSurface Pro Xを利用し続ける想定でしたが、設置場所問題から4ヶ月程度で手放すこととなり、1年間使い続ける予定で購入したライセンス代が無駄になってしまいました。
他機種にライセンス移行は可能なのでXPS 13 9300で利用しても良いのですが、私の環境ではSophos Homeを利用しているため、McAfeeをそこまで積極的に使い続ける必要がありません。
そこまでしてSophos Homeを使いたいのか・・・と言われそうですが、Sophos Homeの名称になる前から利用してきたユーザーなので無償版ユーザーながら最大10台まで*5インストール・管理が行えるため、例外的にMcAfeeを利用するのは管理面で都合が悪いのです・・・。

ただ、McAfeeアンチウイルスの単体版は店頭価格2,000円以下だったので、そこまで大損と言う訳ではありません。ただ、少額とは言えどもライセンス費用が無駄になってしまった点については、本当に反省の限りです。

問題が見つからなければ数年間の相棒になりそう

結構な高い買い物となってしまいましたが、数年落ちで状態はソコソコと雑に扱っても惜しくない状態なので、中古入手の観点での初期不良が見つからなければXPS 13 9300とは長い付き合いになりそうなPCです。

年式の古さはあるものの、噂段階ですがWindows12の動作要件がWindows11相当と言われているため、噂話を鵜呑みにするならば今後数年間は使い続けられる相棒になります。
上記の通りSSD/バッテリーがユーザー自身で換装可能なので、容量不足・バッテリー劣化が発生したとしても、部品が手に入れば裏蓋のネジを数本外せばなんとでもなります。
拡張性がUSB-C/Thunderbolt3端子が2つだけではあるものの、Thunderbolt3に対応してれば(Alt-DPで)映像出力・USB-A変換で汎用的なUSB機器どころか、eGPU Box経由でグラフィックボードどころかPCIeカードが使えるので(追加費用の高さはあるものの)*6拡張性は夢いっぱいです。

また、地味にDELL製PCはLinux周りに優しいため、将来的にLinuxを入れて遊ぶにも不自由することは少なそうです。
特にUbuntuの動作確認機種としてXPS 13 9300がリストアップされているため、今まで雑に「Linux用パソコン」と称して遊んできたPCよりはUbuntuを入れて遊ぶのに都合の良い機種と言えそうです。
Dell XPS 13 9300 certified with Ubuntu | Ubuntu

動作要件観点で動かせる間はWindows、それ以降はLinuxをインストールして遊んでいけそうな機種なので、私のお遊び用PCとしては(XPS 13 9300は)意外と理想的な機種の1台なのかも知れません。
長らくモバイルPC系統は迷走を尽くし、この数年間は数ヶ月~半年くらいの間隔で買い替えをおこなっていた気がしなくはないため、今度こそ初期不良の例外的なトラブルが無ければ長期間使っていきたいところです・・・。

*1:具体的にはMacBookProからMac miniに乗り換え・ゲームのためにWindows PC+eGPU構成・テレワークなどの事情でモニター2台構成が日常化したためです。

*2:他にもXPS 13の場合はUHD+(別称WQUXGA/4Kより縦方向にチョイ大きめ解像度)モデルはバッテリー駆動時間が短いと言う難点があったりしますが、4KモバイルモニターでLinux動かして(設定中で半ば強制で)ドットバイドットの極小豆粒表示に出くわした時に泣きを見たので、本当物事には限度と言うものがあるんだな・・・と。

*3:Thunderbolt3経由で映像出力も可能なので、USBメモリ利用+サブモニターなども繋げたいと言う場合も「色々と接続したい」に該当します。いずれにせよ、色々とUSB機器を繋げたいとの場合は(できれば映像出力にも対応するような)Dockは必要です。

*4:普段利用しているSophos Homeは非対応・以前よく利用していたAVGも非対応・知名度の高いウイルスバスターも非対応と、意外とARMアーキテクチャに対応したウイルス対策製品は少ないです。

*5:実家側PCをWindows11に入れ替えるタイミングで実家側のメールアドレスでSophos Homeの利用登録をしましたが、無償版ユーザーは3台までになっていたので、無償版で10台までと言うのは古参ユーザー限定の特典なのかも知れません。

*6:eGPU Boxは新品で買おうとすると4万前後から、中古でも少なくとも2万後半くらい予算が必要です。