Re:シルの日々の戯言。

散財が生き甲斐になりかけている、デジタルガジェット大好き自称黄色いネズミの戯言。

出先で素敵ノートPCを見かけてしまい・・・

[2024/03/17 Update]

初期不良が発覚して・・・
返 品 に な り ま し た orz

そのため、散財日記から除外になります・・・

[2024/03/17 Update End]

何ヶ月か前ですが、Surface Pro Xを『号泣しながら』衝動買いしました。
衝動買いなのに号泣とはこれ如何に?・・・と思われそうですが、経緯としては意気揚々と購入したThinkPad X1 Nano Gen.1で初期不良が購入後ある程度時間が経過してから発覚し返品した代替機で、非常に後ろ向きな購入動機だったからです。
sylve.hatenablog.jp

あれからSurface Pro Xを利用してきましたが、どうもSurface Pro Xを好きになれません。
別に私はSurfaceシリーズ自体は嫌いではありませんが、Surface Pro Xだとキックスタンドで後方+キーボードで前方にスペースを取られるため、設置場所の問題で好きになれません。
生活環境の変化で私の卓上にスペースが無くなってしまった*1のと、Surface Pro Xは首都圏を走るJR在来線普通車のグリーン席にある折りたたみ机に収まらなかったため、私にとってSurface Pro Xは自宅内・移動中どちらも扱い難いPCになってしまいました。

それでもまだ買ったばかりと言うことで我慢して利用してきましたが、外出先のじゃんぱら店頭でとあるノートPCを見かけてしまいました。CPUは若干古めのIce Lake世代で、薄型の割には重量があるノートPCではあるものの、フットプリント(接地面)はキーボード・タッチパッドの底面だけです。
小一時間くらい考えた上で、Surface Pro Xは「ロスカット」と言うことで手放す前提で入手することとしました。

今回衝動買いしたノートPCについて

DELL製PCのブランドとしては上位らしいXPSシリーズで、持ち運びに便利な13インチモデルです。
私にしては珍しくホワイトカラー・解像度もFHD+(1920x1200)と抑えめの構成になっていますが、中古市場での入手なので他に選択肢が無かった・・・と言うのが正直なところです。

もう少し突っ込んで戯言を並べるならばホワイトカラーは将来的に黄ばんで見た目が酷くなることを危惧して避けていましたが、一応コーディングで黄ばみ対策がされている・・・とのことなので、今回はホワイトカラーのモデルを調達しています。
解像度周りについて高解像度ならそれに越したことはありませんが、以前入手した14インチの4Kモバイルモニターで懲りたと言うか、ひょんな拍子でドットバイドット表示になると目が潰れるので限度と言うものも大事なことと学んだ結果です・・・。*2
sylve.hatenablog.jp

閑話休題、入手したモデルの構成はCore i7-1065G(4C8T)/RAM 16GB/SSD 512GB/Windows11 Homeで、当時の(XPS 13ラインナップの)ミドルエンドクラスくらいでしょうか。
薄型ノートではありますが、一応SSD/バッテリーはユーザーで換装・交換可能なモデルです。個人的にはバッテリーがユーザーで交換可能と言うのは嬉しいところと言いますか、Surface Pro Xのように接着剤で雁字搦めに固められていないので、部品さえ手に入れば修繕し易いと言う点が気に入っています。

CPUがIce Lake世代と少々古いモデルではありますが、現行のXPS 13と同じく4辺フレームレス(極細ベゼル)となっているため、見た目はそこまで古めかしさを感じません。
給電兼用のUSB-C/Thunderbolt3端子が2つあるものの、片方を給電用に使うと実質USB-C/Thunderbolt3端子1つとなるため、色々と接続したい場合はUSB-C/Thunderbolt3 Dockなどを準備する必要があります。*3

McAfeeライセンスが勿体無いが・・・

実はSurface Pro Xを買った時に、ARMアーキテクチャで動作するウイルス対策製品がなかなか見つからず、最終的にMcAfee(アンチウイルス)を1年分購入しています。*4

一応長期に渡りSurface Pro Xを利用し続ける想定でしたが、設置場所問題から4ヶ月程度で手放すこととなり、1年間使い続ける予定で購入したライセンス代が無駄になってしまいました。
他機種にライセンス移行は可能なのでXPS 13 9300で利用しても良いのですが、私の環境ではSophos Homeを利用しているため、McAfeeをそこまで積極的に使い続ける必要がありません。
そこまでしてSophos Homeを使いたいのか・・・と言われそうですが、Sophos Homeの名称になる前から利用してきたユーザーなので無償版ユーザーながら最大10台まで*5インストール・管理が行えるため、例外的にMcAfeeを利用するのは管理面で都合が悪いのです・・・。

ただ、McAfeeアンチウイルスの単体版は店頭価格2,000円以下だったので、そこまで大損と言う訳ではありません。ただ、少額とは言えどもライセンス費用が無駄になってしまった点については、本当に反省の限りです。

問題が見つからなければ数年間の相棒になりそう

結構な高い買い物となってしまいましたが、数年落ちで状態はソコソコと雑に扱っても惜しくない状態なので、中古入手の観点での初期不良が見つからなければXPS 13 9300とは長い付き合いになりそうなPCです。

年式の古さはあるものの、噂段階ですがWindows12の動作要件がWindows11相当と言われているため、噂話を鵜呑みにするならば今後数年間は使い続けられる相棒になります。
上記の通りSSD/バッテリーがユーザー自身で換装可能なので、容量不足・バッテリー劣化が発生したとしても、部品が手に入れば裏蓋のネジを数本外せばなんとでもなります。
拡張性がUSB-C/Thunderbolt3端子が2つだけではあるものの、Thunderbolt3に対応してれば(Alt-DPで)映像出力・USB-A変換で汎用的なUSB機器どころか、eGPU Box経由でグラフィックボードどころかPCIeカードが使えるので(追加費用の高さはあるものの)*6拡張性は夢いっぱいです。

また、地味にDELL製PCはLinux周りに優しいため、将来的にLinuxを入れて遊ぶにも不自由することは少なそうです。
特にUbuntuの動作確認機種としてXPS 13 9300がリストアップされているため、今まで雑に「Linux用パソコン」と称して遊んできたPCよりはUbuntuを入れて遊ぶのに都合の良い機種と言えそうです。
Dell XPS 13 9300 certified with Ubuntu | Ubuntu

動作要件観点で動かせる間はWindows、それ以降はLinuxをインストールして遊んでいけそうな機種なので、私のお遊び用PCとしては(XPS 13 9300は)意外と理想的な機種の1台なのかも知れません。
長らくモバイルPC系統は迷走を尽くし、この数年間は数ヶ月~半年くらいの間隔で買い替えをおこなっていた気がしなくはないため、今度こそ初期不良の例外的なトラブルが無ければ長期間使っていきたいところです・・・。

*1:具体的にはMacBookProからMac miniに乗り換え・ゲームのためにWindows PC+eGPU構成・テレワークなどの事情でモニター2台構成が日常化したためです。

*2:他にもXPS 13の場合はUHD+(別称WQUXGA/4Kより縦方向にチョイ大きめ解像度)モデルはバッテリー駆動時間が短いと言う難点があったりしますが、4KモバイルモニターでLinux動かして(設定中で半ば強制で)ドットバイドットの極小豆粒表示に出くわした時に泣きを見たので、本当物事には限度と言うものがあるんだな・・・と。

*3:Thunderbolt3経由で映像出力も可能なので、USBメモリ利用+サブモニターなども繋げたいと言う場合も「色々と接続したい」に該当します。いずれにせよ、色々とUSB機器を繋げたいとの場合は(できれば映像出力にも対応するような)Dockは必要です。

*4:普段利用しているSophos Homeは非対応・以前よく利用していたAVGも非対応・知名度の高いウイルスバスターも非対応と、意外とARMアーキテクチャに対応したウイルス対策製品は少ないです。

*5:実家側PCをWindows11に入れ替えるタイミングで実家側のメールアドレスでSophos Homeの利用登録をしましたが、無償版ユーザーは3台までになっていたので、無償版で10台までと言うのは古参ユーザー限定の特典なのかも知れません。

*6:eGPU Boxは新品で買おうとすると4万前後から、中古でも少なくとも2万後半くらい予算が必要です。