夏休みの連休も終盤・・・と、言うか夏休みは終わって普通に週末突入です。
土曜日は天候不順とのお話でしたが、結局秋葉原に足を運びました。・・・流石に平日よりは人が多いので、日曜日は引き篭もりニート決定です。
そんな中ですが、私の悪い癖でLinux用のPCが欲しくなりました。
過去幾度となくLinux用のPCを調達しては手放し、調達しては初期不良で返品*1し、近年まともにLinuxを導入して長期運用しているマシンがありません。・・・強いて言えば先日構築した録画環境のUbuntu Server 20.04 LTSがガチLinux用PCですが、録画環境用にガッチガチにCUIで組んじゃってるので例外扱いとします・・・。
そんな中、秋葉原のOraOraでスティックPCを見つけました。
いえ、以前から転がってましたがあまり気にせずにいましたが、よくよく見てみるとCore m3搭載とされています。
メモリは少なめ4GB、ストレージもeMMC64GBと正直CPU以外が産廃同然の構成です。スティックPCなので当然のように換装は不可能です。・・・不可能ですが、CPUが第6世代のCore m3-6Y30を搭載しており、思ったよりはパワフルです。まぁ第6世代なのでWindows11非対応ですけど。
my new gear... pic.twitter.com/8Ho7S4yQRf
— シルベスタ岡崎 (@sylvenews) 2021年9月11日
今回衝動買いしたPCについて
CF-RZ5を購入して以来、久し振りにOraOrA!で調達しました。・・・調達したCF-RZ5は良個体を選択はしましたが、それでも本体ひび割れあり・ネジ欠損あり・ネジを全力全開で締め付けてネジ土台破損ありと、かなりアレゲでしたが・・・。*2
sylve.hatenablog.jp
閑話休題、分解要素のないスティックPCで、価格も1万円で変なもん拾ってもメンタルが凹む程度で済むのでまぁ大丈夫だろ・・・と迂闊に手を出してみました。
店頭の謳い文句では「Windows10 Pro入り!」とのことですが、オリジナルの商品はOS無しのモデルなので、入っているライセンスがかなり怪しい気がします・・・。・・・えぇCF-RZ5のときも「OS入り!」でしたが、実態はクリーンインストールされた程度のOSで恐らくUEFI埋め込みライセンスでゴリ押し認証したタイプでしたし、今回に至ってはライセンスシートなどが無いので怪しさ爆発です・・・。
性能は先の通りCore m3-6Y30/RAM 4GB/eMMC 64GBです。世代が世代なのでHDMI2.0対応と思いきやHDMI 1.4b止まりだったので4K液晶では30fpsとカクカクシカジカ状態不可避です。*3
この手のスティックPCは初めてですが、とりあえずUSB bootで動かしたUbuntuを触れる感じだと意外と悪くありません。メモリの少なさが懸念点ですが、使い切るようなことをしなければeMMCの割にはサクサクと*4動いてくれます。ぶっちゃけCPU以外は同じ構成のASUS E203MAより遥かに快適に動いてくれます。・・・サクサク動いてくれますが、このスティックPCはWindows11非対応ですけど。
メモリ8GBあったら・・・
Linuxで弄ぶには悪くない世代です。OSレスモデルなので、恐らくショップ側で入れたであろうWindows10は躊躇せず削除可能です。*5
過去Linux用と称して購入してきたPCと異なりスティックPCなので別途KVM*6が必須ですが、逸般の誤家庭ならキーボード・マウスは余っているでしょうし、今どきのテレビテレビやモニターにHDMI端子なんて複数個付いているのがデファクト・スタンダードと思われるので、寝っ転がりながらだらしなく操作するシチュエーション以外で困ることはありません。
そして、過去は予算重視で低解像度・低性能のPCにLinuxを入れてきて「うん、ウンコだw遅くて使えねえwww」とイキり倒していましたが、CPUだけはそこそこなので馬鹿の一つ覚えで使ってきた「性能低くて実用不可」と言うジャッジは出ないはずです。
それを考えると、素人考えではありますがLinux初心者であるワタクシが、勉強を自称する行為で利用するには最適なPCなのかも知れません。
ただ、やはり思ってしまうのはメモリ容量の少なさ・・・。常用する訳では無いので4GBでも必要十分とは思いますが、余裕を持って8GBは確保したいところです。
・・・まぁ、メモリが少ないのは中古屋で買う商品なので仕方がないこととは言え、従来通り数カ月後に手放すような残念なことにならないよう徹底的にこき使って購入代金分の元を取れるようにしたいところです。