Re:シルの日々の戯言。

折れた心が少しだけくっついたから何かを綴ってみるテスト。

外付けGPUボックスについて調べ続けている

先日衝動買いしたNUC11PAHi7が起因で、外付けGPUボックス(俗に言うeGPU)がすごく気になってしまっています。
GPUボックス自体は過去にMacBookPro 15-inch/2018(一世一代の大金を出したMac)を利用していた時も気になっていましたが、Mac前提だとBlackmagic eGPUがメインターゲットとなり、結構なお値段だったので手が出せずにいました。・・・あとBlackmagic eGPUは完全にIntel MacmacOS専用なので*1使い回しができないと言う問題も・・・。

そんな外付けGPUボックスですが、新しいNUCを買ったことが呼び水となったのか、大変興味を抱いてしまいました。
流石にNUC買い替え直後なので手を出すかは別に、少し外付けGPUボックスについて調べておこうと思います。

外付けGPUボックスとは

外付けGPUボックスは、Thunderbolt3接続でPCとグラフィックボードを接続するための部品で、拡張性が無いノートPCのグラフィック性能を強化する場合に利用することが大半です。・・・Thunderbolt3経由でPCIe(PCI Express)のカードを利用可能なので、グラフィック性能強化だけって訳ではありませんが、主だった用途はグラフィック性能強化かと・・・。

最初に製品化されたのは、おそらくゲーミングノートのRazer Blade Stealth・・・のオプション品であるRazer Core辺りっぽい気がします。*2
pc.watch.impress.co.jp

一部商品を除き市販されているPCIe接続のグラフィックカードを差し込むタイプのため、GPUボックスを買えば性能不足を感じたとしても好きなグラフィックボードに差し替えることが可能です。

その一方で、Thunderbolt3はPCIe 3.0 x4相当の帯域速度となる関係上、絶対的な帯域不足からグラフィックカードの性能を完全に発揮させることは不可能です。
利用するグラフィックカードがハイエンドモデルになればなるほど、Thunderbolt3が足を引っ張ることになります。
pc.watch.impress.co.jp

更に運が悪いことに近年の半導体不足の影響からGPUボックス自体の価格も跳ね上がっているようで、新品で調達しようとすると(ただの箱なのに)4万円オーバーの金額が必要となります。
最近は価格下落傾向と言われているグラフィックカード代は別途必要なので、下手をすると10万円近い金額*3が必要となり、コストパフォーマンスは非常に低いです。

性能が制限される上に導入コストが恐ろしく高く付くと言う悪条件が重なり、ぶっちゃけてしまうとGPUボックスはかなり下火と申しますか、正直お察しください案件ですね・・・。*4

どんな候補があるか

かなりゲテモノ感が強いGPUボックスですが、現在手に入るものは何があるのか。
探そうにもあまり候補が見つからないので、雑に秋葉館を参照して価格面で都合が合いそうな商品が無いかを探してみます。
・・・なんでMac専門店同然の秋葉館を参照?単にIntel Macで積極的にeGPU対応してたから*5ゲーミング関連以外での候補が見つかりやすいからでして・・・。
www.akibakan.com

SONNET eGPU Breakaway Box 750

・・・あ、Amazonでの商品ページもリンク貼ってますが、この手の製品は送料詐欺*6が横行しているのでご注意ください。
画像からお察しできそうですが、下手なmini-ITXケースレベルのクソデカケースです。下手すると適当なIntel Macの置き台に活用できそうなレベルの大きさです。
クソデカですが、しっかりとした電源を搭載しているので、近年無駄に消費電力を必要とするハイエンドGPUも利用可能です。・・・が、これを買うくらいなら素直にmini-ITXで1台自作PCを組んだほうが遥かに低コストで高性能なPCを作れそうです。

AKiTiO Node Titan

先程のSONNET eGPU Breakaway Boxよりは小さく見えますが、電源の設置場所がことなるだけでクソデカサイズなのは変わりません。
電源容量が先程の製品より小さめですが、変わらずハイエンドGPUも利用可能なくらいの余裕はあるので、横幅を抑えたい場合はこちらが優勢になりそうです。

個人的には見た目がスリムな分AKiTiOの製品を選びたいところですが、ケースだけで結構な金額となるのでNUCを衝動買いした直後と言うことも鑑みると手が出ない製品です・・・。

Sonnet eGPU Breakaway Puck Radeon RX 5500 XT

大きさが不満なら思い切って小型のモデルを!・・・と探すと無いわけではありません。現物が無いので比較しようがないのですが、NUCより一回り大きいと言うか、Mac miniを少し厚くした感じでしょうか?
今までのケースより遥かに小型なので、大きさだけで決めるならば本製品に択一です。大きさ優先のため換装不可と言う欠点もありますが、最大の難点は(既に型落ちGPU搭載と言うのもありますが)この箱だけで10万円近い金額でしょうか・・・。

お得意の中古商品はどうした?

大変お恥ずかしいお話ですが、私は貧困者なので新品でピカピカの新品を買う財力は備えておりません。・・・なんか無駄にPC買ってるのが原因のような気がしますが、1円でも安く入手すると言うことは必要不可欠で、法とモラル問題に影響しなければどんな手を使ってでも安く調達する必要があります。

そうなるとお得意の中古品と言う選択肢が出てくるわけですが・・・、・・・残念ながらGPUボックスの中古品は滅多にありません。そもそもGPUボックスなんてものを入手する人が少ないのか、GPUボックスを手放す人が少ないのか、とにかく見かけません。

では1つも(中古GPUボックスを)見かけないのかと言うと、そういう訳でもなく、少なくとも秋葉館には極めて少数ですがあるにはあります。
懐事情に合いそうな商品としては、上記で「クソデカケース」と暴言吐きまくったSonnet eGFX Breakaway Boxの旧型商品+Radeon RX580のセット商品でしょうか。
www.akibakan.com

コミコミ5.5万円なのでクソデカケースであることと、今の時代にRadeon RX580と言う2点を除けば悪くはない選択肢でしょう。
もっと言うと、4万~5万くらいが相場のGPUボックスを5.5万円でグラボまでセットで買えちゃうと考えれば安い買い物なのかもしれません。

・・・が、やはり本体の大きさが気になります。また今の時代にRX580は古すぎるので、他のグラフィックカードに換装するであろうことを鑑みると、目先の金額で手を出すには安易に手を出すのは賢い行動とは言えません。*7

もう少し現代的なグラフィックカードに載せ替える前提ならGPUボックス単体で何か出物が無いか・・・と探ると、最安ではありませんがセカンドストリートオンラインストアでAKiTiOの旧型GPUボックス(掲載されている画像を見る限りはクソデカサイズ)が約2.6万円で販売されているようです。
www.2ndstreet.jp

約2.6万円ならまだ安い方なのに加え、別途中古で多少新しい世代のグラフィックカードを見繕えば、秋葉館のセット商品よりは現代的な構成を5万円前後で揃えられそうです。
ただし、このGPUボックスは難点があるようで、初期型ゆえなのか騒音が酷いとのお話・・・。吸気ファン・電源ファンともに回転速度の制御が行われないため、全力全開で轟音を上げるとのお話なので、電源交換・吸気ファンを静音ファンに交換を実施したほうが良いとされています。

中古を探っても弾数が少ないと言うか、個人的に全く利用しない・する機会が無いセカンドストリートの通販サイトまで覗いて探るレベルに血眼になって探さないと出てこなかったので、GPUボックスを中古で探そうと言うのは(探せばあるにはあるが)無理無茶無謀と言う行為のようです。

その上で興味本位だけで買うか否か

個人的にすっごい頑張って調べてみましたが、新品は箱だけでも結構な金額が消える・中古でも血眼になって探さないとモノが出てこないことを鑑みると、そこまでして手に入れる必要は無いかな・・・と言うのが正直なところです。
もっと安価に手に入るなら(ゲテモノと言う意味合いで)面白いものとして手を出すのはアリですが、現状絶対的に必要と言うものでもないものに対してそこまでのお金は出せませんし、出したくありません。

しかし、従来はデスクトップPC(小型であってもグラフィックボードを搭載しようとするとある程度の大きさを備えたmini-ITXケース)が必須だったものを、Thunderbolt3ケーブル1本差し込むだけでグラフィック性能を強化できると言う手軽さは見過ごすことはできません。
今この瞬間に慌てふためいて調達するのは愚業そのものですが、今後なんらかの機会で都合の良さそうなGPUボックスが安価な価格で中古市場で転がっていたら、確保してしまうのも一つの手なのかもしれません。

特に私の場合はスペース性を重視してNUCを利用していますし、現在利用しているNUC8i7HVKがあと数年もしたらゲーミングNUCと言う事情から性能限界*8を迎えるでしょうし、衝動買いしたNUC11PAHi7でStream系のゲームが動かせる環境を整えておくのはそこまで悪い行動では無いのかも知れません。・・・そんな先まで(=そんないい歳なのに)ゲームにお熱なのか・・・と言われると心が痛いですけど。

価格の問題さえ無ければ個人的には興味のある部分なので、今後秋葉原を訪問・徘徊する場合は意識してGPUボックスの安価な出物が無いかをチェックして、いいものがあれば確保してしまいたいと思います。

*1:使えたり使えなかったりするようですが、一応BootCamp経由のWindows10でも利用不可とされています。

*2:他にはDELL ALIENWAREが専用コネクタで先行して出してた気もしなくは無いのですが、汎用性のあるThunderbolt3で・・・となると、多分Razer Coreのように思えます。

*3:適当なGPUボックスが4万円前後、現行グラフィックカードでミドルエンドクラスを5万円前後と想定すると、安く済ませても9万円前後になるわけでして・・・。

*4:意味がない訳ではありませんが、余程の事情がない限りは手を出すべきではないもの・・・ですかね・・・。

*5:ちなみにApple Silicone(M1/M2)は今のところGPUボックスに非対応、Intel Mac負の遺産と化している現状、MacのeGPU周りが今後どうなるかが気になります。

*6:商品自体は30,000円くらいを掲げているものの、送料を50,000円とボッタクる手法が絶賛大流行中です・・・。

*7:RX580から換装するタイミングで、元々入っているRX580を売却すれば多少は追加で購入するであろうグラフィックカードの購入価格を抑えられるんでしょうが、今の時代にRX580と称する=売却しようにも捨て値になる訳でして・・・。

*8:いくらオンボードグラフィック性能が高くベンチマーク上は(オンボード括りで)上位に居座るRadeon RX Vega M GHでも、American Truck Simulator(ATS)をメインの4K液晶でプレイするには厳しくなってきました・・・。