今回の戯言日記の経緯としては、お手々にヒビと言う頭の悪い怪我が起因です。
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右手が不自由になり、久し振りに左手を酷使する生活となりましたが、気付けば仕事用を含めマウス・トラックボールが右手特化のエルゴノミクスデザインばかり・・・。
メインで利用しているMac miniは左右対称のマウス・トラックパッドを利用しているので左手利用で困ることはありませんが、テレワークなどの仕事周りでは既存のデバイスでは非常に不自由することになりそうです。
通院が必要=お金が掛かる生活が続くので本来なら節制を心掛けるべきですが、テメェの不始末で業務効率が落ちることを鑑みると、左手でも操作しやすいデバイスを調達してみました。
今回衝動買いしたトラックボールについて
- 入手元 : ヨドバシカメラ
- 商品名 : Kensington Orbit Wireless Trackball with Scroll Ring
- 浪費金額 : 税込み6,600円(新品)
無難にマウスにするかトラックボールにするか悩みましたが、最終的に左手でも利用できる形状のトラックボールにしました。
別にマウスでも大丈夫ですが、手持ちのMX ERGOが今年で購入してから3年目を迎えるため、将来的な入れ替えを鑑みて*1購入しました。
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右手の怪我が起因なので左手でも扱えるようなシンメトリーデザインのトラックボールとなると、普段から何かと贔屓にしているLogicool製ではなく、気にはなっていたものの手を出せずじまいだったKensington製トラックボール・・・の安価なモデルにしました。
www.kensington.com
購入したモデルはワイヤレスモデルで、2.4GHz帯独自ワイヤレス規格+Bluetoothの両対応モデルです・・・が、Bluetooth側が3.0とされているので結構旧型モデルのようです。*2
非常にシンプルなモデルで、左右クリックボタン+ホイール相当のスクロールリングが備わっています。近年のミドルエンドクラスマウスにはデフォルトであるようなブラウザ操作ボタンが無いのは仕方ないのですが、何気に一般的なマウスのホイールクリック(中央ボタン)に相当するボタンも無いので*3少しだけ注意が必要です。
若干の慣れが必要
トラックボール自体はLogicool製の親指モデルを利用してきたので何とも思わないのですが、それでも操作の「慣れ」と云うのは必要そうです。今まで実施したことのない人差し指で・更に慣れない左手で操作するので(マウス)カーソルを意図した場所に設置するのが意外なほど難しく、少しフラストレーションが溜まります。
慣れないうちはボールから手を話す時に少しボールを動かしてしまったり、親指トラックボールのような繊細な操作が行えず直線的なカーソル移動になってしまったり、なかなか上手くいかないものです。
また握って操作するスタイルのため親指・小指(または薬指)でクリック*4しますが、どうにも小指(薬指)のクリックが上手く行かないというか、通常のマウスでもLogicoolトラックボールでも小指(薬指)でクリックすることがないので四苦八苦しています。
多分、薬指クリックなのか小指クリックなのか自分の中で動きが確定すれば多少はましになると思いますが、当分の間は指使いで頭を抱えそうな気がします・・・。
ついでに左手で利用していると追加の難点がありまして、Windowsのサインイン(ログオン/サインオン)*5直後はユーティリティが立ち上がっていないため、ボタンのカスタマイズが反映されません。
左手操作用に左右クリックを入れ替えていたり、左右同時押しで中央ボタンの設定はサインイン後のユーティリティ起動まで意図したクリックが出来ないことに注意が必要です。・・・えぇ、サインイン前までは分かりますが、サインイン後も少しの間は意図したクリック設定が反映されないんです・・・。
色々と慣れない部分があり使いこなせていけるのか不安になりますが、懸念点の全部が慣れの問題なのでKensingtonトラックボールを利用する個人的な問題はなさそうです。
贅沢を言うならばブラウザの戻る・進むのアサインボタンが欲しいところですが、それを求めるならより上位のモデルを買えという話になりそうなので、購入金額を鑑みて価格相応と考えておくこととします。
あとは、意外と入手したモデルは大型なので*6人によっては同モデルのモバイル版のほうが都合がいいのかも知れません。
私の場合は実物を見ずに買ったので大きさが・・・とケチを付けていますが、賢い皆様におきましては事前に店頭で実際に触れて大きさを確認してから購入して頂けると幸いです。
*1:表面が荒れてきましたし、クリック部分はテカり始めましたので・・・。
*2:Kensington公式サイトのトラックボール一覧にリストアップされないようなので、もしかすると終売モデルなのかも知れません。
*3:ユーティリティを導入の上で左右ボタンクリックで中央ボタン相当にすることは可能です。
*4:私の場合、親指が(左手利用なので)左クリック・人差し指がトラックボール操作・中指がホイール・薬指または小指が(左手利用なので)右クリックで操作しています。
*5:現在のWindowsだと「サインイン」が正式な表現ですが、一応表記ブレでいくつか羅列・・・。
*6:私でも結構大きいと感じると言うか、単に指が太くて短いだけで普通の人なら余裕なのかも知れません・・・。
