Re:シルの日々の戯言。

散財が生き甲斐になりかけている、デジタルガジェット大好き自称黄色いネズミの戯言。

2023年最後にヤラかした・・・

最近ですが手持ちのiPad Pro 11-inch/2021とは別に、持ち歩き専用で1台iPadが欲しい・・・と言う、意味不明な衝動に駆られています。
だったら手持ちのiPad mini 6を使えばいいじゃない・・・となりますが、流石にiPad mini 6は持ち出し用途で使いたくありません。Wi-Fi版なのでiPhoneテザリングが必須ですし、新型がまだ登場していないので現行最新版と言う心理的な部分もあり、iPad mini 6は自宅内での利用に留めたいところ・・・。

別の事情として最近は移動時の荷物を減らすことに注力しているため、コサッシュくらいのカバンで外出することが増えてきました。
そのコサッシュが例のごとくmoz製*1で些か小型・・・、当然ですがiPad Pro 11-inch/2021が収まらないサイズです。

そのため、もっと小型のタブレット端末をあまり本気にならずに探していました。血迷って無印iPadシリーズに目が向いたりしましたが、シングルヘルな秋葉原に散髪目的で*2訪問した時に、見つけてしまいましたわ・・・。

今回衝動買いしたiPad mini 5について

  • 入手元 : パソコン工房
  • 商品名 : Apple iPad mini 5 Cellular版(64GB)
  • 浪費金額 : 税込み38,682円(本体のみ中古)+880円(ガラスフィルム)+1,199円(安物ケース)

パソコン工房で珍しくApple製品が(特定日・土日祝日の)10% OFFに対応していたため、何か都合の良いものがないかと物色していたおころ、懐かしのiPad mini 5があったので思わず手を出してしまいました。
iPad mini 5自体は過去に手を出しています・・・が、当時の日記を振り返ると未使用品が42,800円だったってマジっすか?当時と為替レートが全く異なりますし、今回入手したものはCellular版と割高なので単純比較はできませんが、それにしたって型落ち著しい旧型機種で本体のみの中古品が(当時の)新品未開封品の調達金額より10% OFF価格で僅かばかり安い程度って・・・。
sylve.hatenablog.jp

正直iPad mini 5は「やり過ぎ」で、もっと安価なAndroidタブレットで良い気がしましたが、AndroidタブレットはPixel Tablet以外はいつまで保守されるかが不透明なので手を出せず・・・。合わせて、同じくパソコン工房で(手持ちにSurface Pro Xがあるにも関わらず)XPS 13の中古品(約8.5万円)が非常に気になってしまい、どうせ衝動買いするなら以前から漠然と欲しいと考えていたものに・・・と言うことでiPad mini 5となりました。
・・・まぁ、iPad mini 5はもう5年くらい前に登場したデジタルガジェット観点では骨董品なので、来年リリースされるであろうiPad OS 18でOSアップグレード打ち切りになったら大金をドブに捨てたと号泣するしかない状況ですが(白目)

本体以外に2点、ガラスフィルムと安価な保護ケースを購入しています。以前所有していたiPad mini 5は、純正Smart Cover+こだわった本体ケースと結構お金を掛けましたが、今回はコスト最優先で選定しています。・・・えぇ、流石に約5年落ちのモデルなので、選り好みしてると*3何も手に入らないので・・・ね・・・。
正直、完全に使う潰す想定なのでガラスフィルムはお金を掛けすぎ感がありますが、じゃんぱらで安かったので・・・。・・・あ、今回のガラスフィルムガチャはアタリでしたわ・・・。*4
保護ケースについては、秋葉原を血眼になって探したもののiPad mini 5向けケースを見つけられず・・・。唯一イオシスで「iPad mini 2019(5)/2021(6)*5向けケース!500円!」と掲げられた箱がありましたが、残念ながらiPad mini 2019向けは完売と言う始末・・・。仕方がないのでAmazon.co.jpにお願いした次第です・・・。

小型カバンに収めて持ち歩く予定

今回調達したiPad mini 5は、基本的に持ち歩き大前提で利用する想定です。
そのため、アプリ周りは同じく持ち歩き用途のiPad Pro 11-inch/2021とほぼ同等にしています。
流石に性能と容量の関係でLightroomでRAW現像は無理ですが、最低限戯言日記を書く環境は揃ってます。*6
合わせてVPN周りの設定も投入しているので、Terminalクライアントで自宅内LinuxサーバーにSSH接続・iPad向けリモートデスクトップ接続アプリでWindowsにも接続可能と愉快な環境となっています。

あとは、折り畳みなどコンパクトなキーボードがあれば(素人遊びの意味合いで)似非シンクライントレベルで遊べそうですが、それは年明けにじっくり考えることとします。
・・・いえ、折り畳みキーボードで無くともコサッシュに収まれば何でも良いのですが、横幅を考えると小型の方が・・・と思ってしまいがちでして・・・。

*1:以前マスコットをヌイグルミ化した時に、「クトゥルフだ!」と局所的に話題になったヘラジカくんでお馴染み、どちらかと言うとメインターゲットは女性向けのブランドです。・・・が、割りとジェンダーフリーデザインですし、ヘラジカくんもワンポイントで可愛いので気に入ってるブランドです。

*2:おっちゃんがやってる理髪店と言うか、端的に言うと「床屋」を贔屓にしてます。

*3:多分、過去に調達したSmart Cover利用前提の本体ケースは入手できそうですが、状態の良いそこそこお値打ち価格のSmart Coverがもう中古でも手に入らないかと・・・。

*4:何故かじゃんぱらで買ったガラスフィルムは、(私のスキル不足が主な原因ですが)何故か貼り付けに失敗することが多くて・・・。別に売ってるモノが悪い訳ではなく、「あたらしいおもちゃだー」と変に気が緩んでいるだけだと思いますが・・・。

*5:iPadと言うかApple製品はナンバリングで表現されることもあれば、年式で表現されることもあるので格安製品を買うときは少しだけ注意が必要です・・・。

*6:iPad ProはKindleアプリやら(何故かほとんどプレイしていない)スマホ弐寺が入ってたりホビー要素が強めですが、iPad mini 5は容量も少ないので実用性重視で環境整えました。

録画サーバーストレージ強化のために・・・

約2年前ですが、手持ちで余らせていたPLEX PX-W3U4(PC向けUSB接続のテレビチューナー)と適当なNUCを利用したデジタル放送録画サーバーを構築しました。
私にしては珍しく長期で安定して利用できている環境に加え、普段あまりテレビは見ませんが雑に録画しておける環境なので、とりあえずアレコレと録画してあとで振り返り楽しんでいる状況が続いています。
sylve.hatenablog.jp

そんな環境ですが、1点だけ不満点が・・・。予算をケチった・・・と言うより録画データの保存先にUSB-HDDを使いたくないと言う理由で、NUC内蔵の2.5インチSATAストレージに保存しているため、容量が2TBしかありません。
・・・2TBは別にそこまで少ない容量ではありませんが、2.5インチSATA HDDで一般的な厚み(7mm厚/少し前までは9.5mm厚)だと、実は2TBが上限のサイズです。2TB以上の2.5インチSATA HDDは外付けUSB-HDD向けなのか15mm厚のため、ミニPCの類には内蔵できないサイズです。

今の今まで2TBで対処できてきただろ・・・と言われそうですが、それは定期的に取捨選択の上で録画データをNASに退避してきました。・・・が、先日の戯言日記の通りNASの空き容量が限界を迎えました・・・。
sylve.hatenablog.jp

適当なNASを物色して秋葉原を徘徊していましたが、ふと思います。・・・録画サーバーのストレージを強化して、NASに退避しなければいいのでは?

録画データは(ディスク障害などで)消えてしまったら悲しいものではあるものの、生死に関わるかと言うとそんなことはありません。また、メインNASのようにRAID1構成+バックアップHDDに退避と手厚い保護も(私からすれば)*1必要の無いデータです。
重要性が低いのならば、録画サーバー上で全部保存できるようにNUC内蔵可能な大容量ストレージを確保すればいいじゃない・・・と言うことを、じゃんぱらの中古SSDコーナーを見て思い立ってしまいました。・・・結局NAS買わないのかーい!

今回衝動買いしたSSDについて

SAMSUNGと言うのが気に喰わない*2ですが、SSDとしては珍しい8TB SSDが転がっていました。
中古品のSSDとか地雷そのものなので、買ってはいけないくらいの禁忌に近い行為ですが、一応現行品+新品価格から3万~4万ほどお安いとなると飛び付きたくなってしまいます。

閑話休題、民生用のSSDとしては現時点で最大クラスの容量のストレージで、私の自宅内にあるストレージの中では一番容量が大きいストレージです。
2.5インチSATA接続のストレージなので、正直速度は(接続規格の都合上)お察しくださいですが、7mm厚なのでNUCなどのミニPCに(特に大容量SSDを)内蔵させたい場合は貴重な選択肢になります。・・・えぇ、M.2 NVMe辺りだと最近8TBモデルが・・・とニュースで見た気がしますが、(M.2 NVMeで8TBは)今回調達した金額の3倍くらいだったので速度より容量を求めたい人向けです。
ascii.jp

中古品で劣化状況が不明と言う問題点以外の懸念事項として、メモリタイプ(NAND型フラッシュメモリの種類)がQLCなので、端的に言えば「安かろう悪かろう」です。
1セルの書き換え可能な回数が極端なまでに低い一方で容量を確保している都合上、耐久性が皆無・・・は言い過ぎですが、使い方次第では予想以上に短い期間で駄目になることが想定されます。
・・・そんなモノを(録画のたびにガリガリ書き込みが発生する)録画データ保管場所に使おうと言うのは狂気の沙汰に感じますが、一応耐久性を示すTBWが(8TBモデルの場合は)2,880TBなので24時間365日常時欠かさず非現実的なシチュエーションで書き込みを行わなければ大丈夫でしょう。*3

博打の結果はどうか

中古のSSDは、どのくらい劣化が進んでいるか外見上からは確認できないシロモノですが、どれだけ使い込まれたかの確認のときです。
確認方法は簡単、みんな大好きCrystalDiskInfoから確認するだけです。

調べてみた結果、正直大外れです。電源投入回数が僅か3回・使用時間が23時間にも関わらず総書き込み量が7.4TBなので、耐久テストを自称して非現実的な書き込みを行い、値打ちがあるうちに現金化した・・・と思われる奴ですね。
TBWが2,880TBに対しての7.4TBなので推定劣化率は0.3%以下と数値的にはまだまだ余裕ですが、何かと酷使しているNUC13ANHi7のシステムドライブ+Steamで主にプレイしてるタイトルの保存領域で利用しているWD_BLACK SN850X(2023年6月ぐらいから使用開始)の方が電源投入回数・使用時間が多いにも関わらず総書き込み量が少ないため、この個体は結構悪意を感じますね。

こういう事があるので中古SSD・・・と言うか、中古ストレージ全般は手を出しては行けませんと言う典型例になりました。
まぁ常識的に考えて新品との価格差が3万~4万もあると色々と(ヤベー奴だな?と)お察しできますが、これをWD Greenなどの廉価版で(自称耐久テスト後のモノを売却を)ヤラれると結構キツいものがありますね。例に出したWD Green SN350の1TBモデルはTBWが100TBなので、7TB以上テスト名目でゴリゴリ書き込まれると劣化率7%とかになりますぜ・・・。

どう活かすか

とりあえず8TB SSDを調達しましたが、手元でNUC11PAHi7がWindows Insider Program参加専用PCと勿体ない使い方をしているため、NUC11PAHi7を新録画サーバーとして利用しようと思っています。
・・・NUC11PAHi7は録画サーバーとして使うには贅沢過ぎる性能ですが、現在がNUC8i5BEHと(Windows11対応世代と言えども)結構古い機種なので、エンコード速度底上げなどを目論んで本体丸ごとリプレースすることとします。*4

合わせて、最近INTERNET Watchで紹介されていたCasaOSを利用してファイル共有周りでラクをしようかとも企んでいます。
internet.watch.impress.co.jp

今まではSambaを手動で設定していましたが、どうもアクセス権限周りが適当過ぎて使い勝手が悪かったので、自宅内限定サーバーですしアクセス権限周りがガバガバになりますがCasaOSで色々とラクさせてもらおうと思っています。

とりあえず、勇み足で新録画サーバーの環境構築したら無様に失敗*5したので、録画時間に余裕があるタイミングでゆっくりじっくり録画サーバーの環境を整えていこうと思います。

*1:人によっては「推しアニメだから、3-2-1ルールに従い手厚くバックアップするべきなのであーる!!!11」くらいに考えている方もいるかも知れませんが、私にとっては録画データの重要度は非常に低い位置付けです。

*2:最近は気軽に「暴言!」などとケチを付けられるので辛辣な表現は差し控えさせていただきますが、個人的に嫌いなメーカーなので初手難癖です。

*3:別にQLCだろうがTLCだろうがMLCだろうがSLCだろうが、尋常ではない勢いでSSDにデータを書き込み続ければ、いつかは買い替え回数の上限を迎えてぶっ壊れます。

*4:本当はMINISFORUM UM350を使おうかと思いましたが、UM350は別の用途で使おうかと・・・。

*5:手持ちナレッジがUbuntu 20.04 LTSなのに、Ubuntu 22.04 LTSベースで雑に環境を作ったのが根本的な原因です。あと、Node.jsの導入方法が時代遅れだったり、Pythonの指定バージョン導入方法が(Ubuntu 22.04 LTS向けとしては)根本的に間違ってたり・・・。

カッとなってWF-1000XM5を・・・

約1ヶ月前になんと無くでAirPods Proの第2世代(のUSB-C版)を衝動買いし、その際に手持ちのBluetoothイヤホンを一気に手放してしまいました。
sylve.hatenablog.jp

私はスマホタブレット周りをApple iPhone/iPadで固めているため、AirPods Pro第2世代があれば事足りることから手持ちのBluetoothイヤホンを全部手放しても問題はありません・・・が、なんとなく立ち寄った秋葉原のeイヤホンでSHURE SE846の中古品を見たのが間違いの始まりでした・・・。
SHURE SE846は雑に紹介すると性能的な意味でも価格的な意味でも最高級品レベルのイヤホンで、普通に買おうとすると10万オーバーする化け物イヤホンです。
www.shure.com

なんでそんなものに興味を・・・と思われそうですが、実はSHURE SE535 LTDと呼ばれるSE846のワングレード下のイヤホン*1を所有しておりまして、ワングレード上の製品がどんなものなのか・・・が気になっていたり・・・。
sylve.hatenablog.jp

興味を持つのは結構なことですが、SE846のeイヤホン中古価格は美品(ランクA/欠品無し)で7万以上の金額・・・。手を出せなくはありませんが、流石に気の迷いで7万円と言う金額をイヤホンに対しては出せません。7万円と言う金額はもっと時間を掛けて熟考した上で覚悟を決めて出す金額ですし、SHUREイヤホンをフルワイヤレスイヤホン化させるオプションのRMCE-TW2あたりが欲しくなり、更に不必要な散財と言う未来が目に見えているので今回は自重自粛自制です。

SHURE SE846から興味を逸らすため、同じくeイヤホンで最近発売されたばかりのSONY WF-1000XM5の中古コーナーを何気なく覗いて見ると、まだまだ発売開始直後だからなのか3万円オーバーの金額が並んでいます。
別にWF-1000XM5に興味はありませんが、一応発売直後と言うことで少しだけ気になってますが、流石にワイヤレスイヤホンに3万円オーバーの金額は出せません。・・・ただ、同じようなコンディションのWF-1000XM5を(秋葉原の)じゃんぱらで見かけたので、eイヤホンさんよりはじゃんぱらで買ったほうが・・・と思った次第です。

・・・最新機種が他店で頭一つお安い、この事に気付かなければ今回の戯言日記は生み出されることは無かったと思います・・・。

今回衝動買いしたWF-1000XM5について

  • 入手元 : じゃんぱら
  • 商品名 : SONY WF-1000XM5
  • 浪費金額 : 税込27,680円(クーポン利用/中古)+1,960円(イヤーピース)+2,280円(ケース)

www.sony.jp

SONYの最新フルワイヤレス・ノイズキャンセリングイヤホンのWF-1000XM5を、一番やっては駄目なパターンの衝動買いです(白目)*2
完全フルワイヤレスイヤホンのWF-1000Xシリーズ最新鋭機種で、モデルチェンジの毎に小型・軽量と進化し続けてきたモデルです。過去に店頭で旧型となったWF-1000XM4を見かけた時は「随分と小型になったものだなぁ・・・」と思ったら、新型では更に小型に仕上がっており「かがくの ちからって すげー!」と言うヤツです。*3

イヤーピースはSONY純正品にするかサードパーティ製にするか悩みましたが、今回はCOMPLY製のイヤーピースにしました。・・・いえ、私の場合は今回『も』なんですけど・・・。*4
ただWF-1000XM5は新しい製品なので、COMPLYの適合表にWF-1000XM5が書かれていません。調べるとeイヤホンさんのブログでWF-1000XM5に合うイヤーピースの紹介記事があり、そこでCOMPLY TW-200-Cが紹介されていたのでTW-200-Cを選択していますが、COMPLYの正式適合情報では無いため今回は(割高ですが)1セット分だけ購入しています。
e-earphone.blog

また、今回意外と状態の良い個体を入手できたので、イヤホンケースを保護するためのケースと言う若干頭が痛くなりそうなものも調達しています。先月買い替えたAirPods Proと異なりつや消しマッドな仕上がりなので、別にイヤホンケースを裸のまま運用しても(擦り傷が付くなどの)問題は発生しないと思いますが、美品を相場より安く手に入れられたので奮発することにしました。
・・・とは言うものの、そこまで拘りがある訳では無いのでヨドバシカメラで適当なものを調達しました。AirPods Proの時は悩みに悩んで「TPU素材は黄ばむから気に入らないが・・・」と文句垂れつつ選定してたのに、WF-1000XM5は雑に調達しているのでApple製品以外のアクセサリー選定が随分と酷いなぁ・・・。

実運用でどうかを書いておく

恐らくWF-1000XM5がどれだけ素晴らしいかは、大手メディアや個人ブログで書き尽くされていると思うので、この戯言日記(ブログ)では実際の利用シチュエーションでの感覚を触れるに留めます。

絶対比較基準としては先月購入したAirPods Pro(第2世代/USB-C版)ですが、ノイズキャンセリングの機能についてはほぼ同等です。・・・いや、同等と綴るとオーディオの大先生が顔を真っ赤にして怒り出してしまうため多少の『忖度』はしたいところですが、外出中に電車・地下鉄移動中の利用シチュエーションだと繊細な差は余程神経を尖らせて集中しない限り分かりません。少なくとも「AirPods Pro第1世代から第2世代に乗り換えたら(新しく買い替えたプラシーボ効果もあるが)ノイズキャンセリング性能が大幅向上した!スゲェ!」と言うレベルの差はありません。
同じWF-1000XシリーズのWF-1000XM4との比較記事を見ると、「すげぇ!超性能向上した!!!11」との感動が得られるくらいの変化があるようなので、旧機種(WF-1000XM4以前)を利用されてる方は最新機種に乗り換えると何らかの感動は得られるんじゃないかと思います。
pc.watch.impress.co.jp

もう少し静かな街中でのシチュエーションだと、メーカー毎のノイズキャンセリング設定方針の違いが見え隠れしてきます。
WF-1000XM5は環境に合わせてノイズキャンセリングの強さを設定しているようで、信号が変わり加速し始めた自動車の走行音のようなパターンだと若干追随が遅れているのか、僅かに騒音が残る感があります。*5
もちろんそれがノイズキャンセリングとして致命的なレベルではないものの、AirPods Proだと(WF-1000XM5に忖度して若干酷い表現をするならば)何も考えず思考停止のフルパワーで消音するため、個人的にはWF-1000XM5も環境に合わせずフルパワーでガッツリと消音して欲しいところです。
一応(専用ユーティリティの)SONY Headphones Connectで設定を確認していますが、ノイズキャンセリングの強さはユーザー側では設定できないようなので、将来的なアップデートでノイズキャンセリングの強さ設定を手動で出来るようにしてくれると嬉しいところ・・・。*6
だからと言って期待外れかと言われるとそんなことはなく、移動中のシチュエーションだとAirPods Pro(第2世代)と同等くらいのノイズキャンセリング性能は備えてます。

バッテリー周りについては、大本営発表としては(ノイズキャンセリング有効状態で)8時間ほど動作するため、移動中はノイズキャンセリング有効状態でずーっと聴いていたいとの場合はWF-1000XM5の圧勝です。*7
使えば使うほどバッテリーが劣化しますが、元々の駆動時間が長いと言うのはバッテリーが劣化してもある程度の長時間は駆動してくれることが想定されるため、長期間使うと言う観点だとWF-1000XM5は悪くない選択肢になりそうです。

結局ワイヤレスイヤホンを2台構成・・・

AirPods Pro買い替え時にワイヤレスイヤホンを1台に集約させたはずなのに、結局は2台構成に戻ってしまいました。・・・あ、集約させたと言いつつ、過去に入手したNeko Cakeは自宅内利用で残してますが・・・。*8
sylve.hatenablog.jp

ただ、ワイヤレスイヤホンが2台あると出先で「充電切れた、ならばもう片方だ!」と頭の悪い行為で常時音楽を聞き続けられるため、それはそれで悪くはないことです。・・・まぁ、そんなんだから婚期逃して行き遅れたんだろ・・・と言われたら、警察呼ばれる勢いで泣きますが・・・。
ただ、バッテリーを搭載している製品なので下手をすれば3年後、長くとも5年後には(バッテリー的な意味合いで)寿命を迎えるのでコスパを考えるとあまりワイヤレスイヤホン2台構成に依存することは避けたいところですね・・・。

いずれにせよ、今は最新鋭なワイヤレスイヤホンでの素敵な音楽生活と言うやつを楽しんで過ごしていこうと思います。
・・・なんか、「Androidスマホ+FLACで高音質で楽しみたい」とか馬鹿なこと*9を言い出しそうな気がしなくはないので、程々に音楽生活を楽しむに留めます・・・はい・・・。

*1:SE535と言うモデルの特別チューニング版・・・のようで、これも結構良いお値段・・・。

*2:値段を理由に要否を考えず買う行為は、お金が逃げる原因なので本当駄目です・・・。

*3:こんなに小さいのにノイズキャンセリング向けにマイクを沢山搭載しているようなので、本当に凄いことです・・・。

*4:冒頭で出てきたSHURE SE535 LTDやApple AirPods Proでも利用していますが、私の場合はCOMPLY製のイヤーピースが付け心地の観点で合ってるだけで、もし他に素晴らしい候補が出てきたら乗り換えるかも知れません。

*5:段々と変化していくパターンはノイズキャンセリングの実装方式次第では厳しいものがあるとは思いますが、前評判が随分と良かったことから「ん?そんなもんなの?」と若干の失望があります・・・。

*6:多分、騒音を減らすために最高設定固定の状態で使いそう・・・。

*7:AirPods Pro(第2世代)は約6時間、WF-1000XM5は約8時間となってます。

*8:eイヤホンで買ったイヤホンケースに書かれた激おこぷんぷん丸なネコチャンが可愛いフルワイヤレスノイズキャンセリング対応イヤホン、屋外で使うと風切り音の処理ができないのか酷いことになりますが、自宅内で使う分には必要十分な性能を備えています。

*9:えぇ、過去に「aptXコーデックで高音質を堪能したい!」との思いから、香港版のXperia 1(J9110)を買ってる前科がありますので・・・。