Re:シルの日々の戯言。

散財が生き甲斐になりかけている、デジタルガジェット大好き自称黄色いネズミの戯言。

手持ちの有線イヤホンをカスタムしたくて・・・

随分と昔ですが、SHURE SE535LTDと呼ばれるイヤホンを(中古品で)購入しました。
位置付けとしてはミドルハイエンドクラス*1のイヤホンで、一応まだ現行モデルとして新品入手が可能なモデルです。
sylve.hatenablog.jp

このイヤホンは(少し身丈に合わないグレードを買ったと言うこともあり)そこそこ気に入っていましたが、環境整理に合わせて利用するスマートフォンiPhoneに統一したタイミングで購入(衝動買い)したApple AirPods Pro(初代)でお役御免となり、長らく自宅内で放置されていました。
最近になってテレワーク用に利用しているヘッドホンで利用している乾電池の在庫切れ*2に伴い、急遽テレワーク用に(購入時に付属していた)リモコン・マイク付きケーブルに換装して利用したりしていましたが、ちゃんと乾電池を買ってきたので(また手持ちの乾電池が在庫切れになるまでは)お役御免となりました。

なかなか酷い理由で引っ張り出してきたミドルハイエンドクラスのイヤホン、既にフルワイヤレスイヤホンに飼い慣らされてしまったので外出時のお供には厳しいですが、少し弄りたくなってきました。

弄るとしてもケーブルくらい

SE535LTD・・・と言うより、SHURE SEシリーズのイヤホンは、ケーブル交換(俗に言うリケーブル)が行えるモデルです。
接続端子に汎用のMMCX端子を採用しているため、SHURE SEシリーズ専用を謳わなくとも好きなケーブルに付け替えることが可能です。

ただケーブル交換と言っても種類は様々で、それはもうピンからキリまで、音質重視を謳う超高額商品から見た目のカスタマイズを重視したライトな超低額商品まで様々です。・・・と言うか、このケーブル交換には当初購入したBluetooth化アダプタ*3も含まれるので、それはもう本当に様々ですね・・・。

今回は久し振りに引っ張り出してきたSHURE SE535LTDを雑にカスタムしたいと言う意図なので、あまり費用を掛けたくないので、カスタマイズを楽しむと言う方向に振り切ります。
リケーブルで音の変化を楽しむと言う方向は私の主義に合わないと言うか、繊細な変化(個人的には些末な変化)のために大金出してケーブルを買うくらいならば、上位モデルのSE846を買ったほうが*4有意義くらいに思ってます。

そんな訳で適当なケーブルを物色してて思い出します、そうだソフマップポイントが無駄に貯まってると・・・。・・・え、なんでソフマップポイントだって?去年の年末近くにThinkPad X1 Nanoの代替でSurface Pro X買ったから大量にポイントがあるんだよ(´・ω・`)
sylve.hatenablog.jp

今回衝動買いしたリケーブルについて

  • 入手元 : ビックカメラ
  • 商品名 : SAEC SHC-120FS(0.8m)
  • 浪費金額 : 0円(全額ポイント利用)

ソフマップは現在ビックカメラグループなので、ビックカメラも含めて物色した結果、汎用MMCXのりケーブルを全額ポイントで購入しました。
・・・と、言うかどうも不良在庫品だったのか店頭価格4,980円から30% OFFと普通に支払うとしてもリケーブルとしては破格のお値段だったので、今回雑なカスタムで購入するリケーブルとしては願ったり叶ったりなものでした。

ただ、この商品元は(本体裏面に0.8m版は)税抜き11,000円とそこそこの高額商品のようで、意図せず音質改善に効能がありそうなリケーブルのようです。
av.watch.impress.co.jp

早速換装して利用してみましたが、少しタッチノイズが目立ち、あまり移動中に利用するには不向きな印象を感じます。
タッチノイズとは、ケーブルが身体や衣類と接触・擦れたりしたときにケーブルを通じて発生する「ボゴボゴッ!」「ガザガザッ!」などの物理的なノイズのことで、少々難儀な問題です。
対策としてはクリップなどで衣類などに固定してケーブルに摩擦が発生しないようにすることで解消可能ですが、今まで利用してきた(SHURE純正の)リモコン・マイク付きケーブルではそこまで顕著に気にならなかったため、ケーブルの材質にも影響されるのかも知れません。
また使い勝手の面では、意外と80cmは短いので少しだけ「ヤッチマッタナー」感があります。胸ポケットに収めたスマホとの接続前提のサイズなので、ズボンのポケットなどに再生機器を収めるような場合は120cmケーブルにしたほうが良さそうです。

音質周りについては標準付属のケーブルで音楽を聴いてこなかったので(購入直後の検証時以外はRMCE-BT2/その後はテレワーク用でリモコン・マイク付きケーブルでの利用なので)ヨクワガンネと言うのが正直な感想ですが、ネット上で著名なオーディオ系サイトの専門家によるレビューでは変化を感じられたようなので、少なからず標準ケーブルよりは何らかのポジティブな変化はあるようです。知らんけど。

少し欲が出てきた+手持ちのLightingアダプタが・・・

リケーブル代がポイント消費で実質0円だったので、少しだけ欲が出てきました。

最近はスマホから3.5mmイヤホンジャックが無くなっているため、このままではせっかくリケーブルでカスタマイズしたSE535LTDが使えません。
メインスマホiPhone 13 Pro Max・一応業務連絡用扱いのiPhone SE(第3世代)は両方ともイヤホンジャックは撤廃済み、手持ちタブレットiPad Pro 11-inch(第3世代)・iPad mini(第6世代)もイヤホンジャックはありません。
辛うじてAndroidアプリテスト環境用のPixel 5aと年末衝動買いしたiPad mini(第5世代)にはイヤホンジャックは搭載されているものの、いずれもメイン用途ではありません。

一応iPad Pro 11-inchの第1世代を使ってた頃にApple純正USB DAC(USB-C to 3.5mm変換アダプタ)を確保しているため、メインで利用しているiPadではアダプタ経由で使え・・・なくはないのですが、何をトチ狂ったかApple純正USB DACをテレワークPC(Windows PC)とヘッドホン接続用に利用している始末・・・。・・・えぇ、このUSB DAC経由だとヘッドホンのリモコン機能が動いてくれるので・・・。*5

ま・・・まぁ、iPadでイヤホンを使うのは稀でしょうし・・・と言うことで、同じく確保しているApple純正のLighting to 3.5mm変換アダプタでiPhoneと接続してみ・・・ると、こちらは接触不良と言うか断線しかけてる雰囲気・・・。

・・・手持ちのUSB DACは利用中、Lightingアダプタは断線気味・・・。・・・うん、追加でUSB DAC買っちまおう。

今回衝動買いしたUSB DACについて

  • 入手元 : eイヤホン
  • 商品名 : iBasso Audio DC05
  • 浪費金額 : 税込み6,790円(中古)

ほ・・・本当はもっと安価なモデルを予定していたのですが、Lightning変換アダプタ付属の中古品を見つけてしまいまして・・・。
物自体はスマートフォンを対象としたUSB DACで、何気にハイレゾ対応品です。動作対象はWindows/Androidですが、一応macOS/iOS(iPad OS)にも対応するようです。

本体自体はUSB-C端子ですが、通常のUSB-A端子の変換アダプタが付属しているので、幅広い機種で利用可能なようです。また、初回出荷商品限定でLighting端子の変換アダプタが付属し、一応iPhone/iPadにも対応するようです。*6

今回は手持ちのLighting to 3.5mm変換アダプタ断線の代替品を兼ねての調達のためハイレゾ対応がそこまで重要と言う訳ではありませんが、変換アダプタが豊富なため幅広い機種で利用できる汎用性の高さが購入ポイントとなった次第です。

ケーブルが本体直結のため、持ち歩いて利用するとすぐに断線しそうな不安要素はありますが、あまり余計なことを考えずに音質改善が行えると言うのは素晴らしい限りです。
動作確認を含めてリケーブルしたSE535LTDで利用していますが、SE535LTD自体がハイレゾ非対応*7なので少し宝の持ち腐れ感が拭えません・・・が、雑に良い音でSE535LTDを活用できる環境が整ったのでヨシとします。
上記の通り非ハイレゾイヤホンを利用していること・そもそも私が利用しているSpotifyハイレゾ配信非対応であることから、どのように(デフォルト・特にワイヤレス環境から)音が変化(向上)したかについては触れないこととしますが、ある程度出力が大きいようでイヤホンに限らずある程度のハイエンド寄りヘッドホン*8も満足に鳴らせるんじゃないかと思います。

これ以上のカスタムは無い・・・はず

手持ちのミドルハイクラスのイヤホンに、発売当初は高価だったリケーブル、そして地味にお高いハイレゾ対応USB DACと贅の限りを尽くしてしまいました。

雑に思い付いてカスタムした割には(ポイント消費や中古などあの手この手を使いましたが)安上がりに済んだのではないかと思うため、細々とした不満点はあるものの自己満足に浸れる環境となりました。
USB DACが完全に余分な買い物ですが、特定の機種限定と言う訳ではなく幅広い機種で利用できる汎用性の高さから、SE535LTDで使わなくなったあとも壊れるまで使っていきたい所存です。・・・SE535LTDが何らかのトラブルで壊れたあとに使うのかと問われると微妙なところではありますが、利用頻度を考えると少なくともSE535LTDはあと10年以上は使い続けそうな雰囲気ですし、バッテリーと言う絶対的な問題から現在利用しているAirPods Pro(や買ったものの利用頻度の低いWF-1000MX5)よりは長くお付き合いすることになると思いますので・・・。

とりあえず、SE535LTDに対してはこれ以上のカスタマイズ要素は無いはずなので、これ以上お金を注ぎ込むことはない・・・はず。
厳密には現在利用しているイヤーピース(イヤーチップ)が劣化したら買い替える必要性はありますが、交換したケーブルが断線などのトラブルに見舞われなければ、定期交換が必要なイヤーピース代以外は発生しないはず・・・。・・・あと私はCOMPLY派なので、余程の理由が無ければ他のメーカーには切り替えないはず・・・。
オーディオ周りはお金を注ぎ込もうと思えば青天井の世界なので、余計な欲が出て(スマホ・PCなどのデジタルガジェット以外で)更に出費を重ねるようなことにならないよう、気を付けていきたいところです。

・・・まぁ、USB DACやリケーブルを交換したいって欲求よりは、SE846を使ってみたいって方向の欲求になりそうな気がしますが(白目)

*1:リンク貼るためにAmazonの商品ページを見ると「ハイエンド」の位置付けですが、SEシリーズの上位モデルにSE846と呼ばれるモデルがあるため、このブログでは(SE535LTDは)ミドルハイクラスと扱います。

*2:これもまた随分と昔に購入したBOSE QuietComfort 15なんですが、長時間付けてても耳が痛くならないので大変重宝しています。難点は乾電池式なので、手持ちの在庫が無くなるとノイズキャンセリングの利用有無に関わらず使えなくなります・・・。

*3:当時買ったのは純正オプションのRMCE-BT2で、レシーバー・バッテリーユニットとイヤホンが有線で繋がっているタイプです。

*4:その理論でSE846買っちゃおうかと秋葉原のeイヤホンの中古コーナーを覗いて、(´・ω・`)な顔して帰るのがいつもの流れ(!?)です。

*5:PC本体のイヤホンジャックだとリモコン機能が動かず、音量設定が少し手間なので・・・。

*6:調べると専用ユーティリティはAndroid専用なので、iPhone/iPadでは「動けばラッキー」程度で考えたほうが良さそうです。

*7:ロングセラー商品なので、これは仕方無いことです・・・。ちなみに、上位モデルのSE846のマイナーチェンジ版はハイレゾ対応らしいって話ですよ。

*8:調べるとインピーダンス(抵抗値)の高いモデルは(イヤホンジャックからの)電力供給が足りず意図した音が出ない場合があるようなので、あまりこの手のオモチャ同然なUSB DACでガチモノのヘッドホンを利用するユーザーは少ないと思いますが、出先でヘッドホンを利用するユーザーはこの辺を少し意識すると良好なリスニング環境が整うかと思います。

本格的にGPSロガーが欲しくなってきたので・・・

昨年の春先くらいでしょうか、唐突にGPSロガーが欲しい衝動に駆られました。具体的には、登山の携行品として利用されることもあるGARMIN製のハンディGPSが欲しい衝動に駆られました。
しかし、登山携行品に使われるようなものは高価なので、訳あり品(バッテリー非純正品で警告表示)で格安iPhoneと無償利用可能なGPSロガーアプリの組み合わせで妥協しました。・・・えぇ、GARMIN製のハンディGPSよりも訳あり品iPhoneの方が遥かに安上がりなので・・・。*1
sylve.hatenablog.jp
www.gpslog.jp

約1年間くらいこの組み合わせで利用してきましたが、無償利用可能な範囲だと限界が見えてきました。具体的にはログ保存件数の上限を迎えたため、一部のログデータを削除する必要が出てきたこと・削除が嫌な場合は課金する必要が出てきました。
アプリの課金は大変良心的な金額設定なので課金しても良いのですが、今回を機に思い切って本物のGPSロガー(当初欲しかったGARMIN製ハンディGPS)に手を出してみようと思い至った次第です。

購入候補の絞り込み

メーカーは(GARMIN製と)決めているものの、具体的にどんな機種にするかは決めていません。
現時点ではあまりにも漠然とし過ぎているため、まずは現行モデルの中から検討します。
www.garmin.co.jp

GARMINのハンディGPSで現在販売されているモデルは、大きくGPSMAP/eTrex/inReachの3種類に分類されるようです。

GPSMAPシリーズは見た目からして玄人向けのハイエンドモデルで、実売価格も大変なお値段になるのでGPSMAPシリーズは金額面を理由に除外します。

eTrexシリーズはミドルエンド〜ローエンドモデルで、金額的に都合の良さそうなグレードです。

inReachシリーズはGPSロガー機能はあるようですが、不測の事態に向けて衛星通信経由での連絡対応(具体的には救助要請)が主だった機能のモデルのため、機能面を理由に除外します。

ターゲットをeTrexシリーズに絞り込んだものの、現行モデルは(GPSロガーとして入手するには)金額面で躊躇します。
現行商品で一番安価なモデルは地図機能が貧弱、2番目に安価なモデルは(GPSロガーとして入手するには)高すぎるので、私の希望を満たす商品はありません。

費用を抑える手段として、日本地図が内蔵されていない英語版と言う選択肢があります。調べるとOSM(OpenStreetMap/乱暴に表現するならオープンソースGoogle Maps)ベースの日本地図が利用できるものの、日本語化周りについては色々と「アカンヤツ」な手法しか無いようなので*2避けたほうが良さそうです。

新品入手は価格面で躊躇・英語版は言語周りで問題があるとなると、状態の悪さを覚悟して中古品を探す方向になりますが、ハンディGPSの中古品は少なくとも秋葉原界隈では(私は)見かけたことがありません。
年明けに強行したハードオフ巡りのタイミングでも、それとなく中古ハンディGPSを探しましたが、当然ながら(ハードオフデジタルガジェット系の中古屋なので)見当たらず・・・。
sylve.hatenablog.jp

元々登山趣味があれば然るべき(中古品の)販売店に足を運べるのでしょうが、今の私には然るべき販売店の情報が無いため、Amazonの(発送:Amazon.co.jpに限定して)中古商品・オークションサイト・フリマサイトと珍しく手を広げて探した結果・・・。

今回衝動買いしたハンディGPSについて

  • 入手元 : フリマサイト
  • 商品名 : GARMIN eTrex Touch 25J
  • 浪費金額 : 税込み34,500円(中古)+3,810円(エネループ代)

珍しくフリマサイトを利用して、近年の情勢を鑑みて匿名配送に対応した出品者から調達と相成りました。・・・最近は氏名・住所などをどのように悪用されるか分かったものではないので、本当はオークション・フリマなどの個人取引は使いたくなかったのですが、個人情報非公開の匿名配送対応だったので個人的には異例な対応*3です・・・。

閑話休題eTrexシリーズでは現在のところ唯一のタッチパネル対応モデルのeTrex Touch 25Jを調達しました。
年式は少々古めの2016年式、グレードはローミドルエンドくらいですが、eTrexの2x/2xxシリーズとしては初めて電子コンパスを搭載したモデルです。

個人的な注目点は、収録されている日本地図が日本詳細地形図2500/25000に対応していること。Web上の情報を見る限り(発売年式にしては)比較的新しい2020年式の地図に対応と記載があるため、情報鮮度を意識した選定になります。
www.garmin.co.jp

バッテリーが単三電池仕様のため、今回初めてエネループプロも購入しています。
使い捨てのアルカリ電池でも構わないのですが、繰り返し利用することになるので充電池を買ったほうが結果的に安上がりになると判断し、少しお高いエネループプロ*4に手を出しました。

実際に触れてみる

無事にモノが届き早々にファームウェアなどの各種アップデートを適用させましたが、日本地図については2022年10月時点のデータにアップデートされたため、既に2023年式の地図が配布されていたようです。
Web上では2020年式とあり、情報のアップデートが行われていないようなので正直もっと正確な情報を提供して頂けると助かるのですが、ある意味ではガラパゴスな情報なので積極的な情報開示は実施していないんでしょうか?*5

地図データはさて置き、初めてのハンディGPSですが操作感に慣れるのが一苦労と言ったところでしょうか。一般的なポータブルナビや今まで利用してきたGPSロガーアプリのように「起動→マップ表示」の流れかと思ったら、eTrex Touch 25Jは(ハイキング・バイクなど)プロフィール選択画面が最初に表示されるため、「どうすりゃいいのよ?」と戸惑いました。
一応プロフィールで選択した項目によって最適な機能を選定・表示してくれるようですが、私のようにとりあえず行動軌跡を記録したいとの場合は「ハイキング」辺りを選択しておけば良さそうです。

行動軌跡の記録はプロフィール選択で自動開始・手動開始のどちらも可能ですが、最初に必ずGPS測位が入るため、なんとなく手動開始の方がいいような気がします。このGPS測位、スマホのように僅か数秒で・・・と思いきや*6意外と時間を要します。そのため、今までのスマホGPSロガーアプリ感覚で利用すると最初の数分間は記録がまともに取れないため、今の私としては注意が必要です。

また、完全にGPS測位のみでの記録なので様々な要素で誤差が大きく発生します。元々GPSは誤差が数メートル発生するものですが、都市部で鉄道・バスなどの公共交通機関に乗車する前提だと更に誤差が大きくなります。
初めてeTrex Touch 25Jを持ち出したタイミングで記録したログで、(東京の)吉祥寺から大泉学園付近のハードオフに足を運んでいるタイミングの記録ですが、まるで漫画男塾の直進行軍レベルで建物を破壊しながら突っ切るようなログとなっています。

これは恐らくスマホGPSロガーアプリだと(ある一定速度以上の場合は)道路を移動中と判断されてある程度の補正が入るようなので*7まるで建物を破壊して突き進むような表示は稀ですが、ハンディGPSだと愚直にGPS情報から記録するために都市部で周りがビルで囲まれ・更に乗り物に乗車している状況下だと、ある程度の誤差は許容せざるを得ないのかも知れません。・・・もしかするとカバンの中にeTrex Touch 25Jを入れているのも誤差発生の原因かも知れませんが、都市部で得体の知れない機械(ハンディGPS)を片手に持ってたり、カバンのストラップに付けて歩いてたら不審者*8として職質不可避でしょうが・・・。

バッテリー周りについては、動作確認で持ち出す前に1時間程度・翌日に実利用で10時間以上・翌々日に確認できる範囲では2時間程度までは動いたことを確認しています。翌々日の2時間程度は、出社するタイミングがあり持ち出したものの途中でバッテリー切れになり、具体的にいつまで記録できたかが残っていないためです。バッテリーが切れる寸前の記録を見れば具体的な時間は分かるのでは?と思われそうですが、A-GPSで補完可能なスマホGPSと異なり建物内に入るとGPS衛星をロストして現在地不明と出てしまうため、バッテリー切れ寸前のログが残っていないため不明です。*9
バッテリー駆動時間は大本営発表(メーカー公表値)では16時間ぐらいとされているため、(通常版よりもバッテリー容量の大きい)エネループプロ利用時に13時間程度と考えると些か少ない印象がありますが、前日に10時間以上利用したあとで電池交換せずに使い続けた・GPSロストして再捕捉するために必要以上に電池を消費していたことを鑑みると妥当な駆動時間なのかも知れません。

行動軌跡の確認について、eTrex Touch 25J本体だけでも確認可能ですが、GARMIN BaseCampと称するPCアプリを利用するのが無難かと思います。(上記の直進行軍なスクショもBaseCampで表示してます。)
www.garmin.com

しかし、このBaseCampは開発終了が宣言されているアプリで、メーカー公式の後継アプリが存在していません。
サードパーティ製アプリのカシミール3Dを利用しても行動軌跡は閲覧も可能ですが、個人的にはメーカー公式のアプリが存在して欲しいところです・・・。
www.kashmir3d.com

慣れは必要だが面白いもの

まだまだ専用機のお作法になれなければならない部分は多めですが、意外と面白いものです。
メインはGPSロガーとしてですが、本音を言うとGARMIN製なのでもっと精度高めに記録されるものと思っていた部分はありますが、補完情報などもなく・乗り物などに乗車中でGPS測位には厳しい状況にも関わらず道路から大きくずれること無く記録できているので、まぁ「こんなもんか」と言ったトコロです。
ただ、地図データが思った以上に新しいものに更新できた部分については、いい意味で期待を裏切られました。
発売開始が2016年のモデルではありますが、スマホのような頻度で新型モデルが登場するような機械でもないので、私が弄ぶモデルとしてはまだまだ長い間使っていけそうです。

まだまだ全部の機能を使いこなせている訳ではありませんが、せっかく中古品と言えど高い買い物をしたので、GPSロガー以外にも利用していきたいところです。
一応、GARMINのハンディGPSは背面にオプション装着用の共通レールが備わっているため、(二輪車や自転車向けの)ハンドルマウントブラケットオプションがありますし簡易サイクルコンピューターとしても使えるようですし・・・。*10

あと本格志向のハンディGPSを入手したので、適当な山に足を運んでみたいところです。流石に本格的な登山は装備面で無理ですが、高尾山とか筑波山とかケーブルカーなどである程度は軽装・・・と言うか町中を歩くような服装でも訪問出来るようなところに足を伸ばしたいところです。
眺めの良いところに足を運ぶなら、すっかり鳴りを潜めた写真趣味もきっと恐らくメイビー捗ることでしょうし・・・。

色々と使いこなすためにも、とりあえず今はポチポチと触れてeTrex Touch 25Jの操作に慣れて行こうと思います。

*1:手持ちのスマホに無償利用可能なアプリを入れてもいいのですが、常時GPS測位をする関係上バッテリーを酷使するので、専用にスマホを準備した方が(手持ちスマホのバッテリー劣化抑制などで)都合が良いので・・・。

*2:具体的な方法は書きませんが他機種向けファームウェア抽出・バイナリ書き換え辺りは可愛いもので(!?)、特定の販売ルート限定でのみ利用許可された旧型機種向けのファイルを利用する手法のようです。

*3:職業上、個人情報周りには煩いので過剰反応している部分はありますが、まぁ漏洩を避けたければ情報を提供しないのが一番の対策なので・・・。

*4:バッテリー容量が大きいようなので、常時GPS測位でバッテリーを使い続ける用途には適していると判断しての選択です。

*5:地図情報以外もそうですが、思った以上にメーカーからの情報が無くて結構戸惑いました。

*6:スマホGPSの場合、基地局情報など補完情報(A-GPS)で最初からある程度絞り込みがされるため、意外と現在位置表示までが早めです。

*7:ロガーアプリ以外だと、Google Mapsが顕著に補正が入る感があります。例えば電車で移動中、平行する道路を移動しているような形で表示されることが多々あります。

*8:登山途中ならば別にハンディGPSくらいは持ってても違和感はありませんが、都市部でとなると・・・。

*9:業務中にチラッと見たときは画面出てたので、もう2~3時間は動いてそうな雰囲気ですが・・・。

*10:今回入手したeTrex Touch 25Jの上位モデルであるeTrex Touch 35JはBluetooth対応なので、スピードセンサー・ケイデンスセンサーを接続することが可能なので、ガチモノのサイクルコンピューター化が可能です。

帰省先のPC向けに中古のゲームパッド(ゲームコントローラー)を購入した

年末年始の休暇・帰省中の暇潰しとして、実家自室に設置しているNUC(ミニPC/NUC8i5BEH)に何気なくSteamクライアントをインストール・いくつかのゲームをプレイしたところ、意外とオンボードGPUでも違和感なく快適にゲームが動いてくれました。
主に(帰省時の暇つぶしで)プレイしたゲームタイトルはVampire Survivors、ブログでは表立ってプレイしている旨の記事を書いていませんが、アルカナ(追加の強化オプション)を利用して敵出現率マシマシ・武器の強化もマシマシ状態でも違和感なく動いてくれます。*1
store.steampowered.com

それで気を良くして、最近少しずつプレイして慣れつつある音ゲー初音ミク Project DIVA MEGA39's+も動かしてみたところ、こちらもオンボードGPUだけどいい感じに動いてくれます。
sylve.hatenablog.jp

しかし1つ問題発生、ゲームパッド(ゲームコントローラー)*2のキーアサインが変です。
これは東京の自宅でPC向けゲームパッドとしてXbox純正ゲームパッドを利用していることが関係し、ボタン配列のA/B/X/Yの並びが任天堂ハード配列と異なりAボタンを押す感覚でBボタンを押す事故が多発したため、Project DIVA側のキーアサインを変更しているのが原因です。・・・Steamなので、キーコンフィグ含めたセーブデータはクラウド管理なので、帰省先のPCにも反映されてしまいます・・・。

それならばProject DIVA側のキーアサインを戻せば・・・となりますが、帰省先のPCで利用しているゲームパッドが8Bit Do製の任天堂ハード配列のゲームパッドに加え、Steam側でA/B/X/Yがボタン側に記載された通りにアサインされました。
それだけならキーアサインを元のとおりに戻せばいいのですが、そうすると今度は十字キー側のキーアサインと差異が発生してしまいます。これはProject DIVAをプレイされている方でないと分かりにくい部分ですが、同じキーを連打する譜面向けに十字キーにもA/B/X/Y相当のキーアサインがされています。しかし、物理ボタン側はA/B/X/Yの並びに対し十字キーがB/A/Y/Xの並びでアサインされるため、十字キー側でAボタンを押す感覚でBボタンを押す事故が多発します・・・。

注意して設定を行えば意図した配列にできると思いますが、Steamゲームに関しては任天堂ハード配列のゲームパッドは混乱の原因なので、他のゲームパッドを購入すると言う発想に至ってしまいました。
帰省中の思いつきなので田舎の中古ゲーム屋でも買える可能性が高く、Steam側でも正式に対応しているPS4/PS5純正ゲームパッドならどこかに安く売ってるだろうと・・・。

今回衝動買いしたゲームコントローラーについて

  • 入手元 : Wonder Goo
  • 商品名 : ワイヤレスコントローラーDUALSHOCK 4(CUH-ZCT2J)
  • 浪費金額 : 税込み4,500円(中古)+108円(microUSBケーブル)

正月早々、いい歳のおっさんなのに中古ゲーム屋巡りとか私は何をやってるんでしょうね?(白目)
しかも、帰京まであと数日・帰りの特急の関係で年末年始の帰省中で有効的に使える期間は更に短いタイミングに、本当に私は何をやってるんでしょうね?
・・・それはともかく、思惑通り中古ゲーム屋をいくつか覗くとPS4/PS5純正のゲームパッドがいくつかあったため、なるべく程度の良いモノを選びました。*3
本音を言うと、現時点で一般的なUSB-C接続のPS5純正ゲームパッドが欲しいところでしたが、予算的な都合でmicroUSB接続のPS4純正ゲームパッドで妥協しました。・・・年に数回の帰省中の間にしか使いませんし、PS4純正ゲームパッドもSteam対応してますし・・・。

PCゲームはXboxゲームパッド、コンシューマーはSwitchをプレイしているため、意外と初めましてのゲームパッドです。一応PS3まではなんとかプレイ*4してきましたが、それ以降はコンシューマーゲーム機とは無縁のブランク期間を置いて現在はNINTENDO Switchをメインに選択してプレイしているため、PS系列のゲームパッドとしては本当にご無沙汰ぶりな状態です。

その他、中古品なのでケーブルが付属していなかったため、100円ショップ(みんな大好きダイソー)でmicroUSBケーブルを調達しています。別に家電量販店・ゲームパッドを購入した中古ゲーム屋で購入しても良いのですが、帰省中=定価販売が当たり前なのでケーブル1本に1,000円は普通に考えられるため、コスト最優先で100円ショップです。・・・microUSBケーブルを1,000円コースで買ってしまったら、ゲームパッドを中古で安上がりに済ませた意味が薄れますので・・・。

案外使い勝手は悪くない

1世代型落ちしたゲーム機の純正ゲームパッドなので当たり前ですが、使い勝手は悪くありません。ゲーム機の派閥によるネガティブキャンペーンで俗に言う「貴重なご意見」は多々あるでしょうが、ライトな用途で利用するには必要十分です。
ゲームパッド中央部にタッチパッドのようなものがありますが、PCと接続して利用する場合はタッチパッドとしての意味がないようで、タッチパッドの左側クリックでSHAREボタン(任天堂ハードで言うSelectボタン相当)・右側クリックでOPTIONSボタン(同Startボタン相当)が反応します。

上記で記載のとおりPS4純正ゲームパッドはSteamで正式対応しているため、SteamのBig Pictureモード(ゲームパッド操作前提の全画面モード)も各所で◯/✕/△/□表記になります。
実際のゲームではどうなるかと言うと、タイトル次第と言うのが大きいですが少なくとも✕ボタン(XboxゲームパッドでAボタン相当)が決定・◯ボタン(同Bボタン相当)がキャンセルにアサイ*5されるため、概ね問題ありません。

そして8Bit Do製任天堂ハード配列のゲームパッドで発生していた問題も解消・・・と言うか、初音ミク Project DIVA MEGA39's+ではA/B/X/Yの他に◯/✕/△/□表記のゲームパッド向けキーアサインが存在し、画面内に表示される「譜面」もA/B/X/Yから◯/✕/△/□に変更可能です。
そのため、Xbox/任天堂ハードで発生しているA/B/X/Yの並びの問題から開放され、画面に表示されたボタンをそのまま押せる至極真っ当なプレイ環境となりました。

帰省時の数日間、更に時間潰しとしてプレイする環境としては随分と高く付いてしまいましたが、ゲームパッドでケチり過ぎると楽しさが半減してしまうので妥当な投資だった・・・と思いたいところです。

それはさて置きVampire Survivorsがヤバい

帰省時のゲームプレイ環境がまた少し豪華になりましたが、そんなことよりVampire Survivorsがヤバいです。
ステージ次第ですが1プレイ最大30分の時間制限で、ただ敵を殲滅していくだけのゲームですが不思議と熱中してしまいます。
気付いたらDLCがいくつか登場して何故かAmong Usとコラボしていたり、DLCが第1段で追加されるメイヤおじいちゃんが何気にチートモードキャラなバランスブレイカ*6になってたり、(DLC登場で即プレイのようなスタイルではなく)時間に余裕があるタイミングに遊ぶといまだに新たな発見があるので意外と飽きません。

決して高性能とは言えない型落ちNUCでも満足に動いてくれることもあり、2024年に何回帰省するか分かりませんが少なくとも2024年の帰省時の暇潰しはVampire Survivorsになりそうです。
・・・いえ、帰省してまでピコピコ(ゲーム)ですか・・・と言われたら何も言い返せませんが、中年の独身貴族は帰省したタイミングで(飲みなり遊びなりに)付き合ってくれるような友人知人は疎遠になりすぎてしまい居ないのでして・・・ね・・・orz

*1:ちなみに画面解像度は2,560x1,080(ウルトラワイド)、厳密なフレームレート測定はしていませんが、後半でも30fpsは切っていないと思われるので個人的な許容範囲内です。

*2:過去も(ゲームパッド/ゲームコントローラーの)表記に悩みましたが、2023年後半にPC Watchさんの記事では「ゲームパッド」と言う文言を利用していたため、この記事でも「ゲームパッド」と表記します。

*3:意外と細かく状態が書かれていたため、ドリフト現象が発生していないもので安いものを選んできました。

*4:私の場合、実は(初期型で搭載され、後に廃止された)Other OS機能でLinuxを動かして遊ぶ目的でPS3を購入したので、あまりPS3のゲームをプレイをしていません・・・。

*5:日本人の感覚としては◯ボタンが決定・✕ボタンがキャンセルの印象がありますが、世界基準がそうなんでしょうから慣れるしか無いですね・・・。

*6:通常キャラとは別に、常時覚醒状態で無敵モードの設定がありました。・・・開放にゲーム内通過がメッチャ必要でした・・・。