私はメインのイヤホンとしてApple AirPods Proを利用しています。昨年、手持ちスマホをiPhoneに統一した影響でイヤホンもAppleでええや・・・と思い立って導入しましたが、もう1年経ったのか・・・。
sylve.hatenablog.jp
ノイズキャンセリングイヤホンなので公共交通機関で移動中の騒音を減らしてくれるので、個人的には大変重宝しているイヤホンです。音質に関しては世間一般的な観点からすれば「十二分に良い音」と呼べると思います。*1
・・・が、約1年経っても納得が行かない部分が1つ、バッテリーが持たないのはやっぱり慣れません。
その影響で未だにSHURE SE535LTD+RMCE-BT2を持ち出すことがあったりするわけですが、残念ながらSHURE SE535LTDは非ノイズキャンセリングイヤホンなのでノイズキャンセルに慣れた身からすると地下鉄を乗る機会の多いので轟音を抑えつつ音楽を楽しむことは非常に難しくなります。*2
ついでにすっかりマスク社会となった現代日本、RMCE-BT2はマスクとの相性が最悪なので持ち出したとしてもケーブルがマスクと干渉して面倒臭いことこの上ないです。一応RMCE-TW2(TRUE WIRELESS SECURE FIT ADAPTER GEN2)と言うフルワイヤレスイヤホン化させるオプションもありますが、2万円以上のお値段なので気軽に手を出せません・・・。
そんな中、NSC-SC-1903が流れる店舗でBeats Studio Budsを見つけました。
真っ赤なイヤホンで若干派手ですがどうも調べると比較的最近のモデルのようで、さらに調べると胴元がAppleの製品のようです。
www.beatsbydre.com
そのため、iPhoneとの連携はAirPodsと同じような感覚で行えるようです。さらにAndroidにも対応するので、Pixel 5aを調達して再び(iPhone/Androidの)二刀流となった身に大変優しいモデルです。*3
更には普通にノイズキャンセリング対応です。以前はBOSE QuietComfortシリーズの信者*4でしたが、AirPods Proで「なんだ、雑なメーカーでも必要十分じゃんwww」と調子の乗って草を生やすレベルなので、とりあえずノイズキャンセリングに対応さえしていれば今は不満はありません。
何より嬉しいのはお値段、ハードオフ価格で諭吉1名以下です。
今回衝動買いしたイヤホンについて
- 入手元: ハードオフ
- 商品名: Beats Studio Buds
- 浪費金額: 税込み9,900円(中古)+1,760円(イヤーピース)
Appleの舎弟のような印象だったのが、気付いたら本当に舎弟となっていたBeatsのフルワイヤレスイヤホンです。
メディアのレビュー記事を見るとAirPods ProやWF-1000XM4と比較されることの多いイヤホンですが、比較対象製品と販売価格が1万円くらい安い本商品を比較対象とするのは若干フェアでは無い気がします・・・。*5
av.watch.impress.co.jp
中古価格の安さに釣られました・・・が、一応Appleが一枚絡んでいるので保証期限がiPhoneで確認出来て、まだ8ヶ月位保証が残っているので何かトラブルが起きたとしてもApple Storeに駆け込めばなんとかしてくれそうです。
雑に何か書いてみる
Beats Studio Budsの外見は非常に安っぽい感じで、何かと比較対象とされているAirPods Proとは比べ物にならないくらいにチープ感です。イヤホン本体も安っぽい、大変チープな感じで入手した金額の9,900円なら「まぁ・・・安いからね・・・」で済みますが、もし定価の約1.8万円で購入した場合は少し「えぇ・・・」と言う悪い衝撃を受けそうです。*6
但し、装着して音楽やradikoを聴くと「あれー?安っぽいはずなのに価格以上だぞー?」と言う良い意味の衝撃に襲われます。
メディア記事では明確な音質の差を感じる、AirPods Proより悪い!・・・とされていますが、実際に利用シチュエーションである移動中に聴くと言う場合にはそんなに差を感じることはありません。・・・いや、お前地下鉄でノイズキャンセリング聞かせても轟音爆音大喝采なシチュエーションで「違いを感じることは無い(キリッ)」はどーなんだよ・・・。*7
あ、思考停止でイヤーピースはサードパーティ製を買いました。当初は普段どおりのComplyにしようと思いましたが、どれを買えば良いのか明確になっていなかったので雑に調べた結果、サイズ的に合い・ケース収納時にも支障が無いSONYイヤホン向けの汎用イヤーピースとしました。
Beats Studio Budsはメイン用途では無いので今回調達したイヤーピースが劣化したら他のイヤーピースに手を出してみようと思います。・・・えぇ、毎回Complyばかりなのもアレですし・・・。
フルワイヤレスイヤホンの2台持ちか・・・
結果的には両方ともAppleの息のかかった製品ですが、まさかフルワイヤレスイヤホンを2台持ち歩く前提で衝動買いするとはなぁ・・・。
いえ、一日中音楽聴いてるのが頭おかしい使い方なのは薄々感づいていますけど、私の使い方だとフルワイヤレスは時期尚早だった感が拭えません。
・・・とは言うものの、これでAirPods Proが電池切れ・充電中のときはBeats Studio Budsを使って、Beats Studio Budsが電池切れ・充電中のときはAirPods Proを使う若干頭の悪い使い方ができるようになりました。
ただ、取っ替え引っ替えで使うのは土日祝日の休日に外出した時限定なので、このままだと利用頻度が著しく低いので、自宅で寝っ転がってiPad miniをポチポチするときとかにも使っていこうと思います。・・・えぇ、手持ちのQuietComfort15は寝っ転がりながら使うにはあまりに邪魔なので・・・。*8
それにしても、今回中古入手とは言えどノイズキャンセリング対応のフルワイヤレスイヤホンも安くなったものです・・・。
*1:本当に音質を突き詰めようとすると有線択一なのは承知していますし、なんならBluetoothでもコーデックの都合でaptX系が使えるAndroidのほうが優れてるのも承知していますが、それを理由にディスるのは人間として三流のやることです。
*2:ちなみにSE535LTDは稀に持ち出す以外は部屋で転がしてる状態なので、凄まじい宝の持ち腐れをしています。
*3:AirPods ProもAndroidで使えなくは無いのですが・・・と言う感じです。
*4:QuietComfort3の見た目の美しさに惚れました。今は数年前に入手したQuietComfort15を雑に部屋に転がしていますが、寝っ転がりながら使うには少々不便なので利用頻度低下中・・・。
*5:そこは認識しているようですが、流石に比較すること自体が無茶な気が・・・。
*6:つや消しで比較的マッドなのが原因かもしれません。普段はケースに入れて箱入り娘のAirPods Proはツルツルで光沢があるデザインなので・・・。
*7:実際問題、ノイズキャンセリングでも消しきれない轟音の中で聴くなら、極端なまでに音質が悪くない限りは大きな問題にはならないんですけどね・・・。
*8:仰向け限定で寝返りできねえ・・・。