先月(7月末の週末)のお話になりますが、突発的にミラーレス一眼を衝動買い寸前くらいまでに迷走してしまいました。
夏の暑さに色々な意味でやられてしまったのか、「そうだ 京都、行こう。」とJR東海のキャンペーンレベルの気軽さで、明らかに諸々揃えると10万円オーバーの衝動買いを目論むとは「きみはじつにばかだな」と言う奴です。*1
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そんな経緯がありまして、カメラ関連の散財欲を抑制すべく手持ちのカメラを片手に写真撮りつつフラフラと歩いてきました。
・・・えぇ、SONY RX100 M6と言う高級品を所有しておきながらコロナ禍が長引いていることもあり、写真趣味が減退して放置気味でしたので・・・。
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久し振りにカメラ片手にフラフラするのでリハビリとして知った場所から攻めよう(!?)と言うことから、今回は東京スカイツリーを起点に概ね都営浅草線に沿って浅草までフラフラしてみました。・・・酷暑著しいコンクリートジャングル東京なので、別の意味で「フラフラ」になりそうですが(白目)
東京スカイツリーに来た
地下鉄を利用して東京スカイツリーに来たので、スカイツリーの東側にある押上駅近辺からスタートです。
手始めに駅前広場近くのソラミ広場と称する場所から1枚撮影しましたが、時間帯が悪くオフィス棟(東京スカイツリーイーストタワー)*2に太陽が遮られてしまい、現像処理で無茶しなければならないくらいに暗い写真になってしまいました。
もしソラミ広場から東京スカイツリーを含めた写真を撮影する場合、太陽が東側にある(オフィス棟に太陽が重ならない)午前中の間に撮影すると都合がいいのかも知れません。
場所を変えて、東京ソラマチのソラマチダイニング スカイツリービューと称するレストラン街に来ました。
専用のエレベーターを利用する上、やや高級志向のレストランが多いため謎の敷居の高さを感じてしまいますが、30階のエレベーター乗り場付近に簡易的な展望エリアが設定されています。
主に北東方面(方角的に葛飾区方面、遠方は埼玉・千葉)の展望を楽しめ、眼下には東武鉄道と京成電鉄の線路が広がる意外な穴場スポットかも知れません。ただし本格的な展望スペースではなく、休憩スペースの延長線上なので夜景の「撮影」には不向きです。*3
同じくソラマチダイニング スカイツリービューの30階エリア、エレベーター付近に留まらず奥に足を運ぶと眼前に迫る東京スカイツリーと共に西方面の展望を楽しめます。
30階に関しては窓際に店舗がなくフリースペースとして開放されているため、結果的にこの場所も展望スペースとなっています。あまりに東京スカイツリーが近すぎるため、少々(スカイツリーが)展望の邪魔に感じてしまう貴重な場所(!?)では無いでしょうか。
今の季節(この戯言日記を綴っている夏季)は厳しいですが、空気が澄んだ冬の季節になると富士山を望むことができる場所なので、季節が変わったら再び訪問を試みたい場所です。
本所吾妻橋駅近辺ですが
東京スカイツリーを離れ、別の意味でフラフラしながら本所吾妻橋駅付近まで歩いてきました。
流石に東京スカイツリー(押上駅)から離れると写真映えするような場所は無く、また酷暑により身体を焼かれ、さてどうしたものか・・・。
アルコール消毒ー pic.twitter.com/vlWR5gdkaZ
— シルベスタ岡崎 (@sylvenews) 2023年7月30日
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水分補給は大切なことですし、消毒も大事なことなので、しかたないね!*4
この場所はアサヒビール直営店で、TOKYO隅田川ブルーイングブランドのクラフトビールが提供されるお麦のジュース屋さんです。
浅草に近いことから「観光地価格」なので全体的に割高ですが、個人的にビタースタウトが結構好みなので東京スカイツリーから浅草を徒歩移動するときに、比較的足を混んでは1杯~2杯と飲んでいってしまう場所です。
1階がバルで気軽にフラッと、2階はレストランでゆったりと過ごせる場所です。・・・普段1階のバルしか行かないので、2階の詳しい雰囲気は知らんけど。
独り身なボッチでも(カウンター席があるので)入りやすいですし、カップルは当然・少人数程度でもなんとかなる程度の広さはあるので東京スカイツリーから歩いて・・・は少し遠いですが、浅草観光ついでに足を伸ばしたいところです。*5
エメラルダス発見
(お麦のジュースで)いい気分で吾妻橋を渡ると、そこは皆様がよくご存知の浅草で、東武鉄道の浅草駅や雷門がある「ザ・浅草」と呼べる場所です。
そんな浅草には水上バスの乗船場があり、そこそこ観光船が発着しています。今回足を運んだ時は(銀河鉄道999・キャプテン・ハーロックなどの著者)故・松本零士先生デザインのエメラルダス*6が停泊していました。
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手持ちのスマートフォンで調べると出港まで少し時間があるようなので、カメラ片手な徘徊記の被写体になって貰います。
カメラを縦に構えて吾妻橋の上から正面で1枚、橋の上から観光船を撮影できる場所は(東京都観光汽船さんの乗船場だと)浅草の乗船場以外には無かったかと思うので、タイミングが合うなら是非とも写真に収めたいところです。
場所を変えて隅田川の護岸から東京スカイツリー・アサヒビール本社の燃える心をイメージしたオブジェ*7とランドマーク詰め合わせで1枚、もう少しエメラルダスをフレームに収めたいところですが桟橋と重なってしまうので、このアングルが限界でした。
浅草の展望台に行く
以前はよく秋葉原帰りに寄り道で*8足を運んでいた浅草文化観光センターに来ました。浅草と言えば赤い大きな提灯の雷門と思いますが、その有名な雷門の近くにある・・・にも関わらず意外と空いていることが多い場所です。
ここの8階に展望テラスがあり、東京スカイツリー方面がいい感じの展望となっています。そこまで広い場所ではありませんが、ベンチに座れないようなことは少なく、展望喫茶も併設しているため浅草観光の休憩スポットになりえる場所です。
同じく浅草文化観光センター8階展望テラスから浅草寺方面で1枚、防護柵にカメラレンズを通すための穴*9が開けられていますが、写真映えの観点では少々物足りないものがあります。
雷門は眼下にあるためフレームに収まらず、浅草寺の本堂は手前にある宝蔵門*10と重なってしまいます。
現在の私の腕では記録写真風味に撮影するのが限界ですが、ここから浅草寺方面を撮影する場合は写真スキル・・・と言うよりセンスが問われそうです。
浅草文化観光センター8階展望テラスから雷門をフレームに収めるのは難しいと綴りましたが、実はコンパクトデジタルカメラなら頑張れば写ります。
角度的に(防護柵の)カメラ穴からカメラを落とさないよう注意が必要なので万人にお勧めはしませんが、(少し無茶な表現ですが)空撮しているかのような写真が撮れます。*11
少し写真趣味の熱が戻ってきた・・・気がする
私は何かと根暗な性格なもので、せっかくの趣味を萎縮するような思考に囚われていた部分がありましたが、久し振りに目的なく半ば思考停止でカメラ片手にフラフラするのは(酷暑著しい点を除けば)楽しいものがあります。
この楽しさを忘れないうちに、カメラ片手に今度どこに行くかを考えておきたいところですが、さてどこに行くべきか・・・。
1つは写真趣味に目覚めるキッカケとなった展望台巡り、最近はコロナワクチン会場として接収されていた新宿都庁や文京シビックセンターの展望フロアが開放されたようなので、以前のようにマジックアワーの時間帯に写真を撮りに行くのも1つです。
空気が澄んで遠方までハッキリ見通せる冬季に足を運んだほうが・・・と思う部分はありますが、冬季まで待ってるとせっかく欲が高まってきた写真趣味熱が冷めてしまいそうなので、今のうちに足を運びたいところです。
または、近年雑に写真趣味として足を運んでいたお台場あたりに行くのも1つの手です。大規模再開発で旧パレットタウン方面に何もない状態ですが、それでもお台場にはレインボーブリッジを望む自由の女神像に、ガンダム像と見栄えのある場所はいくつも存在します。
酷暑にお台場が厳しいのなら久し振りに等々力渓谷に足を伸ばすのも1つでしょう。都内23区では唯一の渓谷で、等々力不動尊の方まで進めば甘味処の雪月花があり、冷たいカキ氷などを食すのもまた1つです。
いずれにせよ、当分の間は週末にカメラを片手にどこへ行こうか考えるのに忙しくなり、仕事が疎かになる日々が続きそうです。
*1:ちなみに東京~京都を新幹線のぞみ号で行くと片道約1.5万円なので、カメラを買わず日帰り京都旅行のほうが遥かに安上がりだったり・・・。
*2:オフィス棟と称したものの、低層階は東京スカイツリータウンの東京ソラマチ、高層階の一部は(東京ソラマチの)レストラン街になっています。
*3:室内灯が写り込みやすいのと、窓際はベンチになっているためカメラを置いて長時間露光させることが難しいです。
*4:ビールなので酷暑で失われた水分の補給にはなりませんが、涼しい店内で飲むビールが美味しいこと美味しいこと・・・。
*5:春・秋で過ごしやすい季節に浅草からフラッと歩いて軽く飲んで、その足で東京スカイツリー(のポケモンセンターとかカービィカフェストア)に行くといい感じの休日になります。
*6:故・松本零士先生デザインシリーズの観光船で、他にヒミコ・ホタルナと呼ばれる近未来デザインの観光船があります。
*7:よく「金のう**」と言われますが、燃えたぎる心らしいですってよ。
*8:秋葉原と浅草の繋がりが不明かと思いますが、秋葉原北端に銀座線の末広町駅があり、浅草まで乗換なしの1本で行けます。
*9:ネット上では(鉄道趣味者が)自己中心的な破壊工作の意味合いで防護柵に穴を開けたなどの悪い話がありますが、浅草文化観光センターの場合は施設側のご厚意でキレイに加工された状態で開けられていることを明記しておきます。
*10:雷門の奥で、仲見世通りの先にあるもう1つの門、雷門と同じく赤い大きな提灯が設置されています。
*11:もしこのような写真を撮りたい場合、最低限カメラにストラップを付けて手首に巻いて落下防止対策を施した状態が大前提です。