気が付けば8月も残りあと少しとなりました。
地方によっては既に新学期が始まってるとは思いますが、学生の皆さーん、(宿題の)進捗どうですかー?*1
それはさて置き、いつもの散財集計日記のお時間です。主旨は「毎月無駄遣いして、きみはじつにばかだな。」と自己否定して反省したフリをするブログ記事です。
忘れがちなのでもう少し補足すると、2023年は無駄遣い向けに毎月4万円を予算として、予算超過していないかをセルフチェックする戯言日記です。・・・まぁ、毎月のように予算超過が続いていますがorz
今月は散財抑制のためにカメラ(RX100 M6)を片手に写真撮影を目的に外出しまくった訳ですが、果たしてどのような結果になったのか・・・。
sylve.hatenablog.jp
2023年8月の散財記録
2023年8月の散財日記は1件で済んでいるものの、毎回のお話ですが1発がクソ重いと言うパターンです。
月初に「ミラーレス一眼の衝動買い未遂と言う馬鹿な真似をしたので、今月は意識してカメラ掛けてに出掛ける!」と言ったものの、中古ミラーレス一眼+それなりのレンズが軽く買えるレベルの金額をパソコンに費やすと言う馬鹿なことをしてしまいました。
細かな言い訳は個別の自白記事に綴っているため割愛しますが、性能面ではオーバースペック・ストレージが心許ない+換装可能だからと1TB SSDに換装は流石にやり過ぎなので、今後は浪費するにしても身の丈に合う構成に収めることを意識して行きたいところです・・・。*2
細々とした出費
単独記事を綴るまでもないガジェット衝動買い自白コーナーですが、今月も更新が間に合わなかったものと言いますか、月末ギリギリのタイミングで高額商品購入とか馬鹿な真似を行っています(白目)
- 入手元 : ハードオフ
- 商品名 : JINGLITAI JRP7006
- 浪費金額 : 税込み3,270円(中古/ポイント消費後金額)
何かと足を運ぶ御徒町のハードオフで「Raspberry Piとセットに如何!」とプライスカードに書かれた小型のモバイルモニターがあったので、同じく売られているRaspberry Pi 4 B(RAM8GBモデル)をガン無視してモニター『だけ』購入しました。
何気にタッチパネル対応の超小型7インチモニターですが、やや旧型モデルなのか電源兼タッチパネル用のUSB端子がmicroB(USB-C以前の規格)・入力はmini HDMI1つのみです。入手したモデルには一応スピーカー穴が開いていますが、音声は3.5mmミニジャックから出力オンリーのようです。
ググるとAliExpressが引っ掛かり、意外と詳細情報が乗っていたので、詳細はAliExpressの販売ページを参照したほうが早い気がします。
https://ja.aliexpress.com/item/1005004163930837.html
このモニター・・・には限らないようですが、どうやらこのモニターの解像度(1024x600)はRaspberry Pi OSには定義されていないようで、事前に/boot/config.txtに修正を加える必要があります。
AliExpressの販売ページにも記載されているパラメーターを一応(将来販売ページが消えた時に備えて戯言日記にも)転記しておきますが、このパラメーターは調達したモバイルモニターに特化した設定なので注意が必要です。
max_usb_current=1 hdmi_force_hotplug=1 config_hdmi_boost=10 hdmi_group=2 hdmi_mode=87 hdmi_cvt=1024 600 60 6 0 0 0
config.txtの詳細については、今回衝動買い集計記事のオマケコーナーであるので割愛するとともに別途公式ドキュメントが存在するため、詳しくは公式ドキュメントを参照してください。
www.raspberrypi.com
設定を投入してみたものの手持ちのRaspberry Pi 400では起動時の正方形虹色スクリーンが表示されず、何やらあまり好ましい感じには動いてくれませんでした。
なお手持ちのRaspberry Pi Zero 2 Wでは定義を入れたらいい感じに動作してくれたため、単にRaspberry Pi 4/400の場合に発生する事象かも知れません・・・が、私の環境では少々扱いづらいモニターで文字通りの無駄遣いになってしまいました・・・。
・・・一応単なるHDMI対応モニターなので、今度帰省した時に実家設置のNUC7PJYH(Windows PC)*3メンテナンス用のモニターとして持ち込み・有効活用しようと思います・・・。
- 入手元 : じゃんぱら
- 商品名 : Elgato Stream Deck MK.2(White)
- 浪費金額 : 税込み8,890円(中古)
じゃんぱらで本体とケーブルのみ・若干キズモノの個体があったので飛びつきました。世間的にStream Deckはゲーム実況の配信者向けガジェットですが、結局は拡張キーボードデバイスなので私が普段プレイしているトラック運転シミュレーションのAmerican Truck Simulator(ATS)/Euro Truck Simulator 2(ETS2)で利用しようと思っていたため、結構願ったり叶ったりだったりします。
調べるとATS/ETS2向けのプラグインが(Stream Deck向けの)App Storeで配信されていたため、ATS/ETS2側に情報取得用のプラグインを導入する必要がありますが、ゲーム内情報を拾って制限速度情報・クルーズコントローラーの設定状況・ゲーム内時刻や休憩までの残り時間などを表示してくれます。
ただし、ATS/ETS2側に導入する情報取得用プラグインの配布先が悪質な広告満載のダウンローダーなので、ダウンロードに必要だからと変にChrome(ブラウザ)の通知を有効にすると酷い通知が沢山届くので注意が必要です(白目)
apps.elgato.com
また、上記のプラグイン以外にもETS2向けを称するアイコンパックが存在するので、単にキーアサインだけ割り当てる・・・との場合は、こちらのアイコンセット利用が良いのかもしれません。
apps.elgato.com
今のところは完全に特定のゲーム特化で利用していく予定ですが、本来は様々な用途で使える拡張キーボードなのでテレワークPCなどで有効活用できるよう使い込んでいきます。
- 入手元 : じゃんぱら
- 商品名 : Razer Kraken Black(RZ04-02830100-R3M1)
- 浪費金額 : 税込み1,980円(中古)
先に言ってしまうと、微妙な買い物でした。
CoeFont Cloudからボイスチェンジャーアプリ(CoeFont Voice Changer)が登場し、適当に遊んでいますが手持ちの機器(マイク付きヘッドフォン)ではあまりいい感じに声を拾ってくれないため、露骨にマイクがニョキっと伸びているヘッドフォンを探していました。
coefont.cloud
ちょうど中古屋でゲーミング界隈では誰しもが知るメーカーのRazer製で、定価1万前後・Amazonでセール時約7千前後のゲーミングヘッドフォンが2,000円以下だったので飛びついた次第です。
Razer製ゲーミングヘッドフォンの中では最低ランクのエントリーモデル、汎用性が高いと言えば響きは良いものの、単なる3.5mmイヤホンジャックのみに対応した廉価版です。
廉価版でもRazer製を名乗っている以上はそこそこのモデルだと期待しましたが、正直微妙な買い物でした。
口元にマイクを引っ張ってきてもあまり声を拾ってくれないため、CoeFont Voice Changerから音声が全く出力されません。・・・元々CoeFont Voice Changerの音声出力がかなり絞られてる感があり、手持ちのマイク付きヘッドフォンでも音量がクッソ小さいんですが、もはやアプリ側が反応してくれないレベルです。
単に故障品を掴まされただけでは?と思い、我が家で唯一まともに3.5mmイヤホンジャックが搭載されているPixel 5a(スマホ)のレコーダーアプリでマイクが機能しているか試しましたが、普通に録音できたため壊れている訳ではなさそうです。
更に悪いことに、USB-C to 3.5mm変換アダプタを使うと全く機能してくれません。一応Apple純正品でiPad Pro 11-inch/2018を購入した時にセットで入手したもので、普段はテレワークPC(Windows PC)で使っている*4ものなのでUSB-C to 3.5mm変換アダプタが壊れてる訳ではありませんが、少々特殊なピンアサインをしているようなので下手なUSB-DACは使わないほうが身のためでしょう。
閑話休題、いずれにせよ「いいもの」には思えない商品なので、Razer製と言うところに釣られて安易に手を出すのは辞めたほうが良いでしょう。・・・と言うか、「ゲーミング」と付ければ何でも(言い方は悪いですが俗に言うキッズ共に)高値で売れると思ってんじゃねーか!・・・くらいの闇を感じました。*5
・・・まぁ完全に印象ベースですが肉声音声のゲーム実況は発狂・絶叫で意味もなく馬鹿騒ぎしている感があり、それに合わせてマイクの感度が調整されてるだけかも知れませんが、正直「無いわー」の一言に尽きます。
集計結果
2023年8月の合計金額は117,510円、合計件数は4件です。前年前月比で70,118円の大幅増額、件数は-2件です。
完全にThinkPad X1 Nanoが予算大幅超過の原因です、ありがとうございました。先月末にミラーレス一眼を衝動買い仕掛けて、抑制のために写真撮影を頑張った割にはPCを衝動買いと無様な結果に終わりました・・・。
そんな予算超過要因となったThinkPad X1 Nano自体は非常に良いもので、過剰なストレージに増設していることも鑑みると末永く使っていきたいところです。・・・えぇ、それはもうバッテリーが駄目になるまでか、動作要件的にWindowsが動作させられなくなる時まで・・・。
金額的には2番目に大きいStream Deck MK.2も、ゲームでは大活躍していますし、ゲーム以外の用途でも有効的に活用していきたいところです。・・・いえ、本当Stream Deck MK.2は買ってよかったと言うか、もっと早く買えば良かったと言うか・・・。*6
その一方で、大失態レベルな買い物も多かったため、今後は注意していきたいところです。
ポータブルモニターは解像度周りがRaspberry Pi不適合でしたし、ゲーミングヘッドフォンに至ってはある程度表現は抑えましたがボロクソ評価です。いずれも価格に釣られて手を出したものなので、重々承知していたはずの「安かろう悪かろう」を従来以上に強く意識して過ごしていきたいところです・・・。
*1:初手からなんてことを言いやがるw
*2:Core i7(位置付け的には一応ハイエンド)は誰がどう見てもやり過ぎですが、だからと言って変に謙遜して(Surface Go2搭載の)Core m3のようなローエンドCPUを選ぶのは結果的に早期買い替え促進に繋がるため、適切なグレードを選びたいところです・・・。
*3:現在はシンテレワークシステムをインストールして、リモートアクセス専用で利用しています。
*4:USB-C端子があればWindowsだろうがAndroidだろうが使えるとは言え、Apple純正品を何に使ってんだよ!・・・と言う突っ込みは受け付けておりません。
*5:私の場合は中古屋流れの美品だったので「安かろう悪かろう・・・」の範疇にギリギリ収まらない程度ですが、定価で買ってしまった人で他の基準(マイク感度)を知ってる人は「ご愁傷さま」としか言えません。
*6:本当はボタンが6つしか無いStream Deck miniで済ませようかと思いましたが、15ボタンで現行モデルのStream Deck MK.2で良かったですわ・・・。